英語という名のアリ地獄 65 (比較 2) | 英語教育〜今昔物語

英語教育〜今昔物語

45年前に初めて英語と出会いました。現在の英語教育と比べてみたい。また、随所に英語教育の指導法とか、勉強方法を織り交ぜながら、自分の英語史を綴ることにしました。読んでいただけたら嬉しいです。いろんなアドバイスも下さい!

まず、「同等比較」をテーマに考えてみましょう。次のa. b. をみて下さい。

a. Tom is 170 cm tall.
b. Bob is 170 cm tall.

トムとボブは、どちらも身長が同じですね。
「比較の対象」は、トムとボブ
「比較の基準」は、背の高さtall
「比較の結果」は、同等です。

この場合、as~asを使って次のように表現します。

c. Tom is as tall as Bob is.(トムとボブは、同じくらい背が高い)

as … as の間に比較の基準にあたる形容詞を、そのままの形ではさみます。それだけのことですね。

Bob is tall. のtall は左に書いてありますので、一般的には省略して書きます。また、一番最後のisまで省略することもあります。

次の英文をみてください。

d. He is as tall as I am.(彼は私と同じくらい背が高い)

as I am のas は、接続詞と考えます。接続詞の後には文の形をつなげなくてはなりません。省略しなければ、as I am tall なのですが、先ほど触れたように、二度目ですからtall は省略。更にis まで省略すると次のようになります。

e. He is as tall as I.

文法的にはこれが正しいのですが、

f. He is as tall as me. というのも許容されていますので、紹介しておきます。最後のasを前置詞と理解した間違い(が一般的に普及して許容された形)です。

根本的なことを押さえましょう。

g. You are pretty/ cute.と言われたら、素直に喜びましょう。

h. You are as pretty / cute.と言われたらちょっと考えて下さいね。as に対応するもう一つのas がありません。つまり、比較の対象が書いてありません!誰と比較されているか分かりませんので、前後の英文をしっかり読まないと、単純には喜べませんね。

i. You are as pretty as gorillas.かもしれませんよ!



to be continued



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