昨日NHKで向田邦子さんの特集をやっていました。なんでも、飛行機事故で亡くなってから今年で33回忌だとか・・・もうそんなになるのかなと思ってふと懐かしい昭和のドラマを思い出しました。売れっ子のドラマ作家だった向田さんは、51歳で亡くなるまで生涯独身でした。
独身を謳歌するためのおひとり身だったのかなと思ったのですが、昨日のテレビの中のご兄弟のお話などを伺ったり、向田さんの作品を思い出したりすると、非常にご自分の家族に対して愛情深いかただったのだなと思いました。
人一倍家族愛にあふれた方だったのに、ご自分の家族を持たなかったのはなぜなんだろう~とちょっと不思議でした。番組の中で編集者の方が、「僕が真っ白の上下の服を着て向田さんのところに伺うと向田さんが「そんな恰好をするとどれだけ奥様が大変か・・・」といわれちゃって」と話されるのを聞いて、ふと、自分のためのひとり身ではなかったんではなかろうかと思ったのでした。自分の振舞いで振り回される家族の存在を思いやる自分、自分の家族を無条件に愛することで身動きが取れなくなる自分。とか考えてしまったのかなとも思ったのでした。
結婚とは、家族を持つこと。自分のことを第一に考えてくれる場であると共に家族のことを第一に考えてしまう自分がいる場所なんでしょうね。