
フォトグラファーのハマチャンです*
シャープがJ-phone(今はソフトバンクですね)からカメラ付き携帯を発売して十数年、
携帯カメラは今や写真を撮る道具として必要十分な機能を備え、「写真を撮る行為」をとっても身近なものにしてくれていますね。
このブログをご覧頂いている方も、日常的にいろいろなモノを写メっていることと思います。
お子様をお持ちのパパさんママさんならもう間違いなく毎日写メ撮ってますよね!
お子様が生まれたのを期に一念発起、一眼レフや一眼ミラーレスカメラを購入して写真に没頭している方もいらっしゃるでしょう。
私、今でも思いますが、写真て難しい!と心の底から思います。
プロカメラマンとして今年で9年目ですが、未だに失敗します。
ピントがあってなーい!ぶれちゃった!なんてのは今でもあります。
一瞬を捉えるのって本当に大変です。特に動くもの。
一番大変なのはペット、特に犬。
二番目は子ども、それも元気な子どもです!
どちらもめっちゃ走るし、動くし、ピント合わせてる間にもう表情変わっちゃうし。。。
本当にカメラマン泣かせの被写体です。。。
しかしながら、ピンチはチャンス!
動いてしまい、難しいからこそ上手に、かわいく撮れた時の達成感といったら!
もう最高です。
思わず人に見せたくなる。
こんな経験、きっと写真が好きな人でしたら誰でもあると思います。
そこで。
子どもの撮影を得意とするpindot studioの代表と致しまして、このブログで「子どもを上手にかわいく撮る方法」を伝授致します!
……。
ちょっと大げさになってしまいましたが、このテーマで数回に分けてpindot studioがオススメするキッズフォトの撮影術をご紹介して行きたいと思います。
さて。
写真術!と申しましたが、火遁の術!とか科学忍法火の鳥!とかそういったカッコイイ術は出てきませんし、私もそういう術師ではありません。
写真に限ったことではないかも知れませんが、ほんのちょっとした要素の積み重ねが写真を構成しており、その「要素」に気付き、意識し、コントロールすることが写真を上達する近道であり、唯一の術であると私は考えております。
TIPSと言った方が適切かもしれません。
そこを踏まえてご覧頂けましたら幸いです。
では今回のTIPSです。
【TIPSその1 とにかくいっぱい撮りましょう!】
前置き長かった割にそんなことかよ!って突っ込みが聞こえてきそうですが……
本当です。基本中の基本です。プロはみんなやっています。
例えば。
まずはコンビニや書店でお好きなファッション誌を手にお取り下さい。
表紙をめくってパラパラと見て行くと巻頭ファッション企画、みたいなページがあると思います。私の手元にあるとある雑誌では外国のキレイな女性がオシャレなポーズで立ってます。
この写真を撮るのに、数十枚から多ければ100枚以上の写真が撮られています。
1カットの為に、使われない写真の方が圧倒的に多いのです。
商業写真では当たり前すぎて、この事実を忘れてしまう程です。
特に動く被写体を撮るならば、沢山シャッターを切らなければならないのは言うまでもありません。
この投稿に添付した画像も走る女の子を追いかけながら撮ったもので、ボツになった写真も沢山あります。
当たり前のことですが、動く被写体を追っている以上、沢山撮ればいい写真が撮れる可能性が上がるのです!
瞬間を捉えるのは経験や機材的な優位(私が使っているカメラは1秒間に11枚の写真が撮れます)が必要になってくるのも事実ですが、1枚、2枚の写真よりは結果として採用する写真の選択肢を増やすことが出来るのです。
一つのカットにどれくらい、というのはマチマチですが、私がスタンダードプランで撮影する枚数は約1時間半の撮影で800枚から多い時で1300枚に及びます。全てRAWデータです、一枚20メガありますので、16ギガ~26ギガ相当のデータ量になります。
ここから写真データとしてお客様にお渡ししているのは300枚から400枚でしょうか?
半分以上はボツになってしまいます。
ピントがあっていない、被写体ブレ、表情が良くない、などボツ理由は様々です。
これくらいの量になってくると、ご家庭でデータ管理するのも大変な量になってしまいますが、例えばあなたがとあるシーンを撮影するとき、1枚撮っていたのなら5枚、2枚なら10枚と増やしてみて下さい。
デジタルデータならお金がかかりませんし、失敗作は後で削除すればいいのです。
確実にいい写真が増えるはずです。
そして、人に見せたくなるようないい写真だったか、人に見せられないボツ写真か、それを選別する作業もまた写真の上達への近道になります。
走る子どもの写真を1枚撮った。
これはいい写真かもしれないし、失敗作品かもしれない。
天才は1枚で凄い写真を撮るでしょう。そういう人もいます。
走る子どもの写真を100枚撮った。
そこから1枚選んだ。
99枚の無駄になった写真の上での洗練された写真です。
それがいい写真か、失敗だったか、決めるのはあなたです。
大切なのは、その1枚を選ぶ過程にあります。
100枚失敗でも構いません。
失敗だった、と認識した瞬間、あなたの写真は成長しています。
次はその失敗を踏まえた写真が撮れるのですから。
写真は、その場に存在した者にしか撮り得ません。
今こうしてブログを書いている私は、今あなたの隣にいるお子さんの今この瞬間を撮ることは出来ません。
カメラ(それがスマホであっても)を手に持ち、被写体の前にいる人にしか写真は撮れないのです。
ですから、その場に居合わせ、写真を撮ることが出来た人にしか成功も失敗もないのです。
分かりにくいですね。
噛み砕くと、人の写真と比べる必要はない、ということです。
あなたが撮った写真が失敗だったとしても、誰も代わりに成功した者などいない、ということです。
ですから、失敗を恐れず、とにかくたくさんシャッターを押す事。
チャンスを増やすことでも、経験を増やすことでもあります。
本当にちょっとしたことですが、意識してみるときっと写真がうまくなると思いますよ*
最後までお読み頂きありがとうございます。
次回はもう少し裏技っぽい内容に出来ればと思います!