モチベーションを上げるには | 夜の風、あるいは羊の咆哮

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羊が毎夜、咆哮しています。




モチベーションを保つのは


非常に難しい。



大人だってそうなんだから


子どもだったらなおさらだろう。



やればいいことがある。



それは分かってる。



だけど、なかなか腰が上がらない。



大人だってみんな経験がある。



やればいいんだろうけれど、


なぜかやれない。



俺だってそう。



毎日毎日、


朝、シャワーを浴びるときに、


自分のモチベーションを立て直してる。



朝、太陽に向って、


今日もがんばります、


と言わないとがんばれない。



モチベーションを保ち続けようと


強く意識して初めて、


ようやくモチベーションを保つことができる。



自分のモチベーションを保つのでさえ


相当苦労しているのに、


生徒の、つまり他人のモチベーションを上げるのは


100倍難しい。



勉強しないと受からない。



だけど、だらだらやってしまう。



その気持ちは分かる。



痛いほど分かる。



だって自分もそうなんだから。



だけどね、


このままだったら受からないよ。



そんな子のモチベーションを


どうやって上げればいいのか。



自分の非力さが悔しい。



俺に教わってなかったら、


モチベーションを上げてもらって


第一志望に通るんだろうか。



そんなことを考えると、


ほんとに辛いよな。



第一志望に落ちて涙を流してる。


だけど俺は、涙が出ない。


だってあんな勉強で受かるわけないと思ってるから。



第一志望に受かって涙を流してる。


だけど俺は、涙が出ない。


だってあんな勉強で受かるくらいなら


たいした大学ではないと思ってしまうから。



そんなふうにして最後を迎えたくはない。



落ちたら悔しくて自然と涙がこぼれる。


受かったら嬉しくて自然と涙がこぼれる。



そうなるまで


生徒にコミットメントしていこう。



そうでなかったら、


彼らに語った俺の言葉は


いったいなんだったのか。



この1年かけてやってきたことは


いったいなんだったのか。






もっとスキルを磨こう。



モチベーションを上げられるようにしよう。