Mission5は
「OBOG面接」でした。

*感想*
軽い気持ちで行きました。CVSの先輩とお話するいい機会だと思って。笑
私の面接官をしてくださったのは現在ベンチャー企業に勤める6期のOBの方。仕事のできる好青年といった感じの人でした。スウェーデンでの留学生活の話や、議員インターンをしていたときのお話、就活のお話、CVSでのお話をたくさんしてくださって楽しかったです。
OBOG面接でも、CVSへ参加するための自分の売り込みをすることが主旨です。「自分を変えたいからCVSへ行かなきゃだめなんだ」という思いを伝えようとして行ったのに、それに失敗したのが低得点につながりました。自分のプライドを捨て切れず、情熱を伝えられなかったのです。自分を売り込むためには、自分の弱みを見せずに強みをアピールすることが大切ですが、情熱を伝えるためには弱みを見せるのも手段の一つだと思います。私はその使い分けができずに、中途半端にやってしまったので、ただ強がってる弱い人みたいになってしましました。そこを見抜かれてしまったので、相当焦りました。。
面接官は優しくフレンドリーに接してくれますが、ちゃんと厳しく本当のことも言ってくださいます。「面接の得点は期待しないほうがいいから、他の課題を全力で、死ぬ気でやってください」と言われたときには、選考に受かる自信がなくなりましたが、悔しいから絶対最後までやってやるという気持ちにもなりました。
フィードバックでもらったお言葉です。
「働くことを経験することを勧めました。pinacoさんにとってとてもいい経験になると思いますし、まったく違う世界が待っていると思います。きっとそこで足りない力や経験、考え方に気付き、それをCVSに求めてエントリーされれば、もっともっと意味のある経験になると思います。挫折を知らないのではなく、挫折をするほどの経験をしていないだけだと思います。もっと自分に負荷をかけて、限界に挑戦してください。」
最後に、CVSのOBOGは本当に魅力的な方たちばかりだと思います。
面接の得点は500点満点。他の課題は200点満点なので面接の比重は結構大きいです。13期に応募を考えているかたちは、しっかり面接で自分を売り込んでください!
Mission4は
「英文履歴書・カバーレター」でした。

*感想*
まず、この課題は全12の課題の中でも最も点差の開きにくいものであると思います。事実、私も一次選考から三次選考まで3回提出したにも関わらず、内容をあまり変えられませんでした。Mission3の自己アピールのように形式自由のものであれば他の方との差別化を図ることは容易であり必然的だが、英文履歴書という形式がある程度決まっている中で自分を演出するのは逆に難しいです。たった1枚の紙で自分をアピールするには、自分の情報を取捨選択し選りすぐりのものを残して、自分がいかに魅力的かを演出することが大切だと言えます。カバーレターには、CVSへ行きたいという情熱が伝わるように、今の状況→将来の夢→CVSへ行きたい理由などというように、論理的に自分の立場を説明するのがいいと思いました。
将来、外資系方面へ就職活動する際に役立つMissionです。

*課題内容*
CVS のプログラムに応募するという設定で、自身の英文履歴書及びカバーレターを書き、提出してください。(形式:Word・英語・A4 サイズ各1 枚)

出題理由
CVS は国際的に活躍することのできるリーダーの育成を目指しています。国際的に活躍する上で、海外でのキャリアは当然選択肢の一つとなるでしょう。そして、英文履歴書・カバーレターは海外で一般的に用いられているものです。つまり、英文履歴書、及びカバーレターは国際的なキャリアを考える上で欠かすことのできないものです。英文履歴書とカバーレターは日本のものと違い、自分の情熱、希望、そして自分自身を売り込むことができるマーケティングツールです。事実に基づき、自分自身を売り込むことを意識してください。

評価項目
1,英語力(20%)
2,経歴の魅力(25%)
3,CVS に対する情熱(20%)
4,自分の演出方法(25%)
5,全体的な印象(10%)

学習目的と選考に関するヒント
国際的なキャリアを歩むには、今後この英文履歴書とつきあっていくことになります。このミッションを通じて、自分自身を所定のフォーマットでマーケティングすることを学習してもらいたいと思います。英文履歴書では、日本のようにただ定型的に大学名や会社名を書くのではなく、効果的に自分自身をアピールすることを考えてください。
選考側の視点に立ち、「直接会ってインタビューしたい」と相手に思わせることを意識して書いて下さい。よりパーソナルにするために、写真やデザインなどを付け加えるのも一つの方法です。しかしある程度「履歴書」としてフォーマットなどが成り立っていないと、どんなに良いことが書いてあっても読みづらく、「履歴書」として評価してもらえないリスクがあります。典型的なフォーマットは“Chronological”という時系列に自分の経験・学歴を書いたもの、そして“Functional”という機能別に自分の実績を示したものです。
◆英文履歴書を書く際のポイント
(1) 1 ページに綺麗にまとめる
通常エントリーレベルの履歴書は1 枚です。そして全体的なフォーマットの見やすさが重要です。本人から見れば重要なことなのかもしれませんが、客観的に見るとそれほど重要ではないことをずらずらと書いて2 ページにもなると、非常に見にくくなります。端的に1 ページにまとめることが効果的です。短い文章の方が洗練されているという原則を忘れないようにしてください。
(2)相手に合わせる
基本的に履歴書にしても、カバーレターにしても読む相手のことを考え作成することが重要です。相手は忙しい中で多数の履歴書を見るので、なるべく印象に残るようなものを作るべきです。例えば、資格として自動車普通免許を書く人がいますが、それは自動車普通免許を必要としている仕事なら別ですが、全く関係ない職業にそれを書いても意味がありません。コンピューターのスキルに関しても同様のことが言えます。必要な情報は入っているか、無駄な情報は無いか、情報を取捨選択し「自分」が選ば
れるように効果的にパッケージしてください。
(3)良い文章を書く
英語の文法やスペルに間違いが無いか、十分確認をしてください。これらのミスは「いい加減にやった」と思われてしまい、致命的です。また、自分の実績を文章にする際にはAction word (Active verb)を効果的に使ってください。一定の口調で語りかけているか、テンポよく読めるかということが大切です。日本語だと「~に選ばれた」「~の賞を受けた」と受動的な表現は特に耳障りではありませんが、英語では受身(Passive sentence)は良くないものだと考えられています。従ってMicrosoft のWord でも、文章のチェックをするとPassive sentence はひっかかるようになっています。履歴書に書くセンテンスはAction word で書き始めます。例えば、Designed, developed, and taught leadership development courses to high-schoolstudents.という具合です。
(4)相手のハートをつかむ
結果として選ばれなければ意味がありません。履歴書は自分のマーケティングです。効果的に自分をアピールしてください。写真を入れることも身近に感じさせる効果があります。
◆履歴書のフォーマット
(1)ヘッダー
通常は名前、住所、連絡先などを書きますが、最近では自分のスカイプやウェブサイトのアドレスを載せてくる人もいます。
(2)Objectives
ここでは目的を書きます。この履歴書を書く目的は何なのか、なるべく力強く、はっきりと書くのがポイントです。例えば、
Becoming one of the 12th CVS Leadership members. Obtain strong leadership skills,actively initiate incubation projects, and contribute to the development of CVSprogram.
という感じです。
(3)Education & Related Course Work
通常はWork Experience が最初に来ますが、学生の場合フルタイムの職歴はないと思いますので、学歴から入ります。通常は学位(Degree)を書きますが、在学中の方は取得予定ということで書いておく方が良いでしょう(例:Expected March 2008)。また学歴の詐称はとても恥ずかしいことです。正直であることは、人を選ぶ時に最も重要なことであり、公認会計士の試験を通っただけで公認会計士と書く、などといった類の嘘は面接の段階で簡単に見破られます。実際見る側からすると、大学のレベル以上にその人の人柄や雰囲気、大学で何をやってきたかの方が重要です。「私は名門の大学に行ったわけではありませんが、~では負けない自身があります。その証拠に学生時代は~」と言ってストレートに自分のハートをぶつけることで好感が持たせることもできます。
また、ここでは大学での実績を書きます。例えばゼミで何らかの論文を出したり、ビジネスコンテストで優勝したり。就職の場合はGPA を書いたりします。但し、GPA に自信が無い人は書かないほうが良いでしょう。(その際はインタビューで聞かれるので、逆にプライベートな理由を書面に残さずに口頭で説明できる機会を得ることができます)。
サークル活動、自分のリーダーシップ、ボランティア活動等もブレットポイントで書きます。CVS に参加して入賞したりしたらそれを書いても良いでしょう。Educationのところで重要なのが Honors & Accomplishments です。奨学金を得たり(但し奨学金という名の低金利の学生ローンは書かないほうが良いと思います)、成績優秀で表彰されたり、大学の教授の手伝いをしたり、論文でなんらかのAward を得た場合に書きます。Honors & Accomplishments のところだけ切り離して別に書いても良いと思
います。
(4)Work Experiences
働いている人はこれが最初にきます。アメリカのビジネススクールを受ける時にはここでかなり差が出ます。ここでは実際に会社で達成した実績を書かなければなりません。具体性、特に金額や、人数、%といった数値を示すことが重要です。職歴の部分では前回書いたActive verb が効果を発揮します。履歴書が完成したら壁に貼り、自分の実績目標を立て、その実績が上がるたびにそこに書いていくと良いでしょう。社会人の人はそれが特に重要です。20 代はキャリアの基礎を築く重要な時期で、その時期の角度により将来の飛距離が変わってきます。学生の場合はアルバイトやインターンシップを書くのが良いでしょう。その際にはSummer Intern やPart Time Position という記述をしておく必要があります。学生時代は社会人になるとなかなかできないような経験をしておくのが重要です。例えば、NPO や会社を立ち上げたり、運営したりするというようなことです。またマックで4年働いたなど、面白い職歴は目を引きます。
(5)Skills
ここでは通常その仕事にまつわる技術を書きます。必ず書くのがコンピュータースキル、それと外国語を書きます。Japanese: Native, English: Native Level, Chinese:Conversational といった具合です。IT と言語以外にも、何らかのスキルを持っている人は書いておくべきです。
(6)Other / Interests
最後に趣味とかボランティア活動とか、仕事と直接関係ないことを書きます。スポーツなどはここに書くのが良いでしょう。ヨーヨーチャンピオンとか、手品ができるとか、社交ダンスとか、速読ができるとか、ミス・ユニバース日本代表の予選で上位に入ったなどという話は面白いし、会話がはずみます。(7)カバーレター
カバーレターをつける目的は履歴書をPersonalize することです。履歴書で書けなかったようなことをここに書きます。相手へのアピールです。履歴書を読んでさえもらえなければそこで終わってしまうのです。通常カバーレターは、自分が就職セミナーなどで知り合った人に書きます。「覚えていますか?」という感じです。通常はなぜ自分がその会社に行きたいのかそこでアピールします。中身は自由で枚数も自由ですが、通常1~2 枚にしておかないと面倒くさがられて読まれないというリスクもでてきます。CVS の場合は萩原達夫あてに書くのが良いと思います。CVS の場合、就職ではないので、なるべくユニークなもの、個性的なデザインであることが求められています。Resume は見てくれが重要なので、デザインやフォーマットも考えてくださいね。
Mission3は
「自己アピール」でした。

*感想*
まず、一次選考では私の趣味である「写真」をテーマに自己アピールしました。結果として、「CVSとの関連性」「表現内容のユニークさ」で点がとれずに足を引っ張ってしまいました。選考に関するヒントからすると、①相手を知ることにおいては、本当にCVSのNeeds,Wantsに適っているのか②自分を知ることにおいては、自分の強み、弱み、チャンス、脅威を理解するということ、③差別化においては、表現方法での差別化という点で弱かったと考えられます。
そこで2次選考においてはテーマをガラッと変え、「自分の好奇心旺盛さ」についてアピールしました。写真だけでは自己アピールとして弱いと考えたので、「好奇心」についてアピールするうえで写真も含めた10個のテーマについて言及することができました。一次選考のフィードバックを参考にし、CVS、自己への理解をふまえたうえで自分がCVSに対して何を提供できるのか、なにが強みかをアピールし、テーマをCVSの理念であるCharacter,Vision,Skillとリンクさせて仕上げました。また、その10個のテーマをすべてCVSと関連付けたうえで、写真を添付して料理だったら料理の写真をつけるなどしてわかりやすくしました。
このMission3である自己アピールは、一発合格Missionとなってるだけあり(このMissionを1位で通過すれば他の課題が未提出または低得点でも合格する)、一番他の応募者との開きができる課題であると思います。ポイントは、CVSと自分をよく理解し、その間に生じるメリットを考えてうまく自分をマーケティングすること。表現力、問題把握力などがつくと思います。就活でも自分を売り込むという点でこういう力は必須です。いい経験になりました。

*課題内容*
他の人にはない、あなたが一番誇れることを自己PR として、あなたの経験をもとに表現してください。またそれをCVS 期間で活かすとすればどのように活かすかを説明してください。またそれに関する資料(料理であれば、料理の写真。デザインであればデザインの写真。スポーツであれば、賞状など)などがあれば、添付して下さい。(日本語・形式自由)

出題理由
これは基本的にマーケティングの実践学習です。そしてこのMission では、自分を「売り込む」ことになります。社会人のキャリアとしてこれからあなたは、就活、転職、職場での配属から、昇進、そして起業まで、あらゆるところで「自分自身を売り込む」という経験をすると思います。よりよいキャリアを築くためには自分の強みをうまくアピールすることは絶対に必要です。この課題を通して、これまでの自分を振り返り、何を、どのように伝えれば魅力的に自分自身を売り込むことができるか考えてください。

評価項目
具体性(25%)
PR 内容の魅力(25%)
表現方法のユニークさ(25%)
CVS との関連性(25%)

選考に関するヒント
マーケティング的に自分を売り込むには以下の要素が必要になります。
1. 相手を知ること:
Marketing ではまず、顧客を知らなければなりません。それと同様に皆さんはCVS を知らなければなりません。この組織、このプログラムはどんなプログラムであり、何を目指し、今はどういう状況なのか…。相手のNeeds やWants を理解することはMarketing の基本です。起業に対する就職活動も全く同様です。その会社がどういう状況で、どのような人を求めているのか、それがわからなければ自分を売り込むことはできません。
2. 自分を知ること:
自分は相手のNeeds やWants の何を満たすことができるのか…自分の強み(Strength)、弱み(Weakness)、チャンス(Opportunity)、脅威(Threat)は何なのか、それらを体系的に理解し、相手との接点をみつけていきます。関係というのは、共通の目的に対し、もちつもたれつになることが重要です。それらを何らかの形でみつけてください。
3. 差別化:
「周りと同じ」だと自分の良さ、特徴が出てきません。就職活動も同様です。面接をしている面接官の立場になってください。同じような学生が次から次にやってきて同じような答えを返してくると退屈し
てしまいます。差別化は究極のCompetitive Advantage です。自分を他の応募者に比べてどのように差別化するのか自由に考えてください。「この分野なら絶対に負けない!他にこんな分野に詳しい奴はいない!」など“他の人との差別化”を意識して自分をPR してください。スポーツに自信があればウェブサイトのURL やトロフィーの写真を送ったり、絵が得意なら自分で書いた絵を添付したり、音楽が得意ならYoutube に載せてURL を貼るなど過去の応募者も差別化をアピールするために工夫をしています。文章だけでなく、実際の写真や制作物があると説得力も増し、採点官もイメージしやすいものとなります。自分の「強み」を相手にわかりやすく伝えるために、表現方法でも差別化を考えてください。読んでいる人がどう楽しめるのか、最近のMarketing で力をいれているCustomer Experience というものにも工夫を凝らしてください。
Mission2は
「倫理的ジレンマ」でした。

*感想*
唯一、1次選考のときから高得点をとれた課題でした。
普段からこういう問題を考えるのが好きだったので、とっつきやすくもありました。
この課題をこなす上で大切にしたのは、①現実味のある答えを出すこと、②論理的な思考プロセスをのこすこと、の2点です。それから、自分固有の倫理観も示すようにしました。
評価項目にある、内容の具体性を出すという点では、状況設定を付加し、一つの答えを出すのにもいくつかの選択肢をあげながら答えをだしていきました。(ロジカルシンキングにもつなげられる)
3次選考までにフィードバックで言われ続けたことは、「自分の経験も含めさせて説得力をもたせる」ということだったので、経験上の話もいれました。現実味のある答えを出すには、きれいごとばかり述べてもうそくさくなるので、自分の欲望に忠実に考えました。
こういう倫理的な問題は、明確な答えが決まっていないので、自分の思う倫理観や考えをいかに説得力を持たせて論理的に明示するかが焦点だと思います。
この課題も、表現力、ロジカルシンキングを養う質のいい課題だと感じました。また、私はこの課題でWORDのスキルがついたと思います。
ビジネスにおいても、リーダーシップをとる際にも、独自の倫理観を持っていないと他の人はついてきません(人間的な魅力を感じないから)。一見、関係ないようにおもえて(特に日本では)ビジネスと倫理観は重要な関わりがあるのだと感じました。

*課題内容*
「本当は、A くんと一緒にいたいの」
彼女はそう言って、うつむきながら、僕の手をそっと握った。
予想もしていなかった展開に、僕は気が動転した。
コンビニへ一緒に行った帰り道。大学のクラスでの仲良いメンツで宅飲みして
いる途中で食べ物が足りなくなって、2 人で買い出しに行った時のことだ。
彼女は、よくつるんでいるクラスの仲良いメンツの一人だ。
そして、僕の高校時代からの親友K の、彼女でもある。
たしかに、最近2 人の関係はうまくいっていないという話を聞いていた。
2 人とも忙しくて会う時間があまりなく、最近彼女がそっけない態度をすると、
K から相談を受けていたばかりだった。
K と彼女が付き合いだしたのは1 年近く前だ。
僕は、実はその頃から彼女のことが好きだった。
でも、その気持ちを彼女に言おうか迷っているうちに、K と彼女が付き合い始め
たので、密かに失恋の気持ちを抱いていた。
今でも彼女のことは気になるが、親友の彼女だという理由で身を引いていた。
それが、まさかのこの展開。
彼女は、決して男を取っ替え引っ替えするような軽薄な女の子ではない。
僕に「一緒にいたい」と言ったのも、思いつきではなく、ちゃんと考えてから
言ったように思えた。
僕は、とりあえず彼女に聞いた。
「K とはあんまりうまくいってないの?」
「うん・・・話しても価値観が合わないことが多くて、なんか疲れるんだよね。
お互い相手に関心がなくなってきてる感じがして・・・もう最近はほとんど会
ってないし」
「そうなんだ」
「・・・ねぇ、わたしのこと、A くんはどう思ってる?」
彼女は、歩く足を止めて、率直に僕に問いかけた。
今ここで僕が、「好きだ」と言ってしまえば、
きっと彼女は受け入れてくれるだろう。
彼女は、明らかに僕を待っていた。
ただ、彼女とそういう関係になれば、親友のK を裏切ることになる。
お互い何でも正直に言ってきた関係だし、相談も受けている手前、K にとっては
大きなショックなはずだ。
どういう答えを言えばいいのか。
高まる鼓動。
沈黙。


さあ、ここで問題です。こんなドキドキなシチュエーション、あなたならどうしますか?
文章中の「僕」は自分自身だと思ってください。
(日本語・形式自由)

出題理由
ビジネスをするうえで、もしくはリーダーとして行動する上で、倫理感は非常に重要です。倫理観の問題は、日本ではあまり一般的ではありませんが、海外のビジネススクールでよく出題されます。ここでは、「恋愛と友情」というものを一つの例としてとりあげて、みなさんに倫理的な問題について考えてもらいます。欲望と倫理のバランスをどうとるのか、学生にとっては欲望の部分を「恋愛」と分かりやすくしています。リーダーとして判断がしっかりとできるように、心理状況や、判断に至るまでのいきさつを考えてみてください。

評価項目
1, 内容の具体性(25%)
2, 思考の展開の論理性(25%)
3, 主人公の決断とその根拠の現実性(25%)
4, 倫理観の明確性(25%)


学習目的と選考に関するヒント
リーダーは『決定をする』ことが大きな仕事です。そしてそれが倫理的であることが重要です。しかし、多くの経営者が倫理的な軸がずれて、大きな間違いを犯します。それは欲望の大きさと、倫理の不明瞭な部分からおきてきます。したがって、「倫理的ジレンマ」というのはアメリカのビジネススクールのエッセイで良く出題されます。このミッションを通して学習してもらいたいのは倫理的なジレンマの状況を想像し、問題の複雑性、悩む要素、そして頭の中に巡る色々な考えや、言い訳を具体的に考えてもらい、ジレンマの複雑な心境を理解し、その中で決断をしてもらうのが目的です。この問題は主人公の選択そのものによっての正解はありません。よって、選択した結果そのものは評価項目には加わっていません。あくまで、評価対象は、主人公の思考プロセスの部分であり、その内容が生々しいほど現実的、具体的であり、論理だった決断がなされているということです。また、そのなかで明確な倫理観に立った上で結論を下しているかということも重要です。


ジレンマに立たされる状況において、いざ自分はどのように振る舞うのか。何を大事だと判断するのか。理想論や机上の空論ではなく、なるべく現実味の濃い話を期待しています。経験がある人、恋愛ではなくても倫理的なジレンマの状態に陥ったことがある人は自分の経験なども含めてこの問題に取り組んでもらいたいと思います。細かな設定は、自分で付け加えてください。どんな親友なのか、どんな恋人なのか、どのような状況や歴史があり、どのような心理状態か、その設定によって判断は大きく変わってくるかもしれません。
Mission1は
「10年後の最高の自分、最悪の自分」でした。

*感想*
私は全13個の課題のなかで、最後まで一番苦労した課題でした。
一見簡単そうに見えるものの、まだ具体的に将来像が決まっていない私は、ひたすら妄想するしかありません。笑
wordのテンプレートを使って、手紙風に、結婚前に父親にあてる手紙というsituationを意識して書きました。
最後までフィードバックで注意されたことが「論理の飛躍がある」ということでした。
それから最悪の自分を書くのも難しかった。基本ポジティブシンキングなので。。
しかし、将来についてよく考えるいいきっかけになります!具体的なビジョンを持って行動することの大切さにも、気づけました。マーケティングをする上で、相手に自分のビジョンを理解してもらい、興味を持ってもらうことは非常に大切です。具体化する力や効果的な表現力などの力を鍛える練習になると思います。

*課題内容*
10年後に自分がなっていたい最高の姿(最高のシナリオ)と絶対になっていたくない!という最悪の姿(最悪のシナリオ)を自由に書いてください。
(形式:日本語・Word2 枚以内)

出題理由
ビジョン力を見る課題です。ワクワクする目標、そしてそれを叶えるための情熱と具体的なアクションプランを示すことはリーダーに不可欠な要素です。ビジョンというのは「具体的にビジュアル化でき、エキサイトする将来の姿」です。そして人はそのビジョンによって動かされます。

評価項目
1. 最高・最悪2つのシナリオの具体性 30%
2. 読者を惹きつける内容・表現方法の工夫20%
3. 文章から感じられるビジョンへの情熱・エネルギー 20%
4. そのビジョンである理由 15%
5. CVS との関連性・理解 15%

学習目的及びヒント
このミッションではビジョン力を鍛えてもらいます。Vision(目にみえること)という通り、ビジョンには目に見えるような具体性が重要です。次に、リーダーとしてはビジョンによって人々をエキサイトさせることが重要です。そのビジョンを具体的に、正直に、また的確に表現してください。人間は、将来への希望か恐怖で動きます。
このミッションでのポイントは、いかに将来を具体的にイメージし、それらをいかに効果的に表現できるかです。まず具体的にするには、見えている部分に集中するのがポイントです。見えているものをより具体的にしていくことにより、ビジョンが形になります。
企業などのVision Statement では哲学的に曖昧なものが多く、具体性に欠けるものもあり、したがって効果的にビジョンをベースにした組織を作ることができない場合があります。リーダーとしては具体的に、エキサイトできる将来像を示す能力を育成する必要があります。
次に、いかに読者が自分のビジョンを共有できるかもポイントとなります。効果的な表現方法や写真や絵などを活用しながら具体的なビジョンを見せてください。読者が、応援したくなるような表現方法が重要です。最後に、読者のニーズも意識してください。「CVS にこの人を入れる価値があるのか?」、将来社会で活躍できるポテンシャルを持っているのか、CVS の理念との共通点など評価をする相手にどう自分を売り込むかを学習してください。起業家がベンチャーキャピタリストを惹き付けるような効果的な表現を使ってください。