桜の季節に | ピナ・コラーダ飲みたい。。

桜の季節に

桜


関東地方より一足遅れて、関西も桜が満開ですね。肌寒い日が続いていたので、咲くのかな…と心配していましたが、やっぱり今年も咲いてくれました。


どうして桜は間違えずに時期もほとんど同じに咲くのかな…なんてぼんやり考えてしまうほど、年度末の忙しさから解放されてちょっとぼーーっとしがちな今日この頃。


この桜は実家の山桜です。ちょうど私の部屋の窓を開けると目の前がこの桜でした。


山桜はソメイヨシノなんかと比べて少し咲くのが早いのです。山桜が散り始めるころ、ほかの桜が満開、という具合。


すでにちょっと葉桜気味になりつつある(この写真は数日前です)桜を見ていると、一年でほんの短い数日間しか咲かない桜のはかなさに、胸がちくっとしました。


もう日付が変わりましたね。今日は私の生まれた日です。


桜の咲いているころに生まれた割に、桜のように可憐でもはかなくもない私。だけど小さいころのお誕生会の記憶には決まって桜の花が登場するということは、昔からこの花を知らず知らずのうちに意識してきたのかもしれません。


桜の下で、みんなと遊んだ記憶。あのころ仲のよかった友達は、今どこで何をしているんだろう…。


思えばいろんな誕生日を過ごしてきました。そしてその誕生日の大半は、家族にお祝いしてもらってきました。


いつも大体決まって私の好きな手毬寿司を作ってくれた母。ここ数年は美味しい食事の後、ほろ酔い気分で窓の外の桜をみて過ごしてきたように思います。


でも今年は…旦那様と二人で過ごすことになりそうです。


本当は忙しくて、私の誕生日の日付が変わる前に帰ってこれるかどうか…という予定のはずでした。でも、予想外に早く帰れるようになった、と連絡が。


嬉しかったのです、それを聞いた時…もともとお誕生日は土曜にお祝いしてくれるはずだったので一緒に過ごせることが嬉しかった。


だけど今…ちょっとせつない気持ちがこみ上げています。ああ、母の手毬寿司でお祝いしてもらうことはもうないんだな、窓の外にあの山桜はないんだな…と当たり前のことなのにほんの少し寂しい。。。


毎年、繰り返されてきた当たり前だと思っていたこと・…それは当たり前なんかじゃなく、ある一時期のかけがえのない時間だったんだと気づかされました。


結婚すること、それは新しい家族を作ることだと頭では分かっていたはず。だけど今さら私の家族、というのは今はイコール彼なんだということ、あの実家を出てしまったんだということに気づいてうろたえている私は、おかしいのかな。。。


明日、彼が帰ってきたら、こんな風に感じたこと、忘れてしまうのかもしれないな…でも今は少し切ない一人の夜です。