神宮球場
青葉200kmの翌日、本当なら「軽~く多摩サイを流して回復走してきました」とか言うとカッコいいんでしょうけど、実際はこんな所に行ってました。
神宮球場でのオープン戦
神宮は大好きな野球場です。何でって、先ず家から一番近くで、プロ野球をやる球場である事。ドームじゃない事(コレとっても大事!)。近所に色々なお店がある事。空いている事。等々大好き要素はたくさんあります。
野球に限らず、外でやるスポーツを見るとも無く見ながら、ビールなんかやってるとホント幸せな気持ちになります。試合のある日は、近くのお店がその店の前に出店を出します。そこで焼きそばやらチャーハンやらフライドポテトやらを売っているので、それを買い込んでつまみにしながらビールをグビッといけば、そりゃもう幸せってもんです。
それと球場のムードもいいです、ヤクルトの黄金期は応援も盛り上がっていたし、実際観客も多かったんでしょうけど、今はヤクルト人気も落ち着いて、すごーく熱くなって応援したりしている人も少ないので、どこかのんびりとした雰囲気です。
それにどこからとも無くチケットがもらえたりするのも、神宮球場の良いところのひとつですね。ヤクルトのお姉さんがくれたりするんでしょうけど、もらっても行かない人が多いせいか、時々回りまわって僕のところにやって来ます。
ちなみにヤクルトのファンではありません。と言うか、野球のファンというわけでもないかも。最近の選手は知ってる選手のほうがずっと少ない位ですし、テレビで野球中継を見ることもありません。でも、神宮に野球を見に行くのは大好きなんです。
ブルベで緊張していた気分が、春の暖かい日差しとビールでほぐれて、とってもいい気持ちでした。ただ、屋外だけに花粉症には参った Orz
初ブルベてん末紀 - その2 -
さて、続きです。
梅とアミノ酸を補給した事で、肉体よりもむしろ精神的に少し落ち着けた事が良かったようです。
あまりにもお粗末な写真のため載せませんが、ここで走り始めてから最初の写真を撮りました。
大月を経て、河口湖へ向かう139号線に入ると、それまでのアップダウンを繰り返しながら、少しずつ標高を上げてゆく感じから、ゆるい上り坂が延々と続くような道になります。うちの近くに例えると、連光寺坂の前半部分がずーっと続くような感じでしょうか。
この区間、あんまり景色とか覚えていません。ただ黙々と、ちょっとうんざりしながら漕ぎ続けた気がします。途中で「ここで富士山がドーンと・・・」来るはずのポイントでも、全くその姿を拝めず仕舞いだった事も残念でした。
ただ、いつの間にか左膝の裏側の攣りそうな感じも消え、心拍数もだんだんいつもの数値を示すようになってきたことで、少しこの先の道のりに希望が見えてきました。
ちょっとイスに座って足を伸ばしたかったので、どこぞのスーパーの前で自販機休憩
補給のためにストップしていると、その横を次々とブルベライダー達が走り抜けて行きます。「なんかいいなぁ、この感じ!」
長距離?を一人で気ままに走るのが好きな僕ですが、何人もの人間が、同じゴールを目指して行く感じ。知らない者同士の連帯感みたいなものを感じて、ブルベの魅力の一部がわかったような気がしました。さぁ、ここから改めてスタートした気持ちで行こう!
有名な鳥居の前。
第2PCでの補給は、ペペロンチーノ、カフェオレとクレープ
途中、何箇所かしんどい上りもありましたが、どうにか第2PCのローソン河口湖バイパス店に到着。
行程の半分をクリアして、自分なりに完走も見えてきました。ここの駐車場は暖かかったので、ちょっと長めの休憩をしました。補給もかなり意識してしっかり目に摂りました。レシートはブルベカードと一緒に提出してしまったので、時刻は良くわかりませんが、ちょうど1時前後だったと思います。
相変わらず集団に入るのは気が引ける、引っ込み思案な僕は、ここも一人でスタートしました。と言っても、これだけの参加人数(150人)で、しかも真ん中のグループでスタートしているので、常に前後には誰かが走っていることに変わりはありませんでした。ただこの頃になると、多少緊張もほぐれて、信号待ちなどで、他の参加者の方々と軽く言葉を交わす程度の余裕も出てきました。
富士五湖の中でもっとも標高の高い山中湖への道は、やはりダラダラ続く上り坂で、結構苦しく感じましたが、路側帯?が広くて、そういう意味では安心して走ることが出来ました。
山中湖畔に出ると、風がかなり冷たくて、スタート以降ずっと着ていなかったウインドブレーカーを着込みました。体感的にはこの後の山伏峠からの下りより、このときの山中湖の方が寒かったです。
雲が切れて富士山が顔を出してくれるのを期待して、しばらく待ってみましたが、この日は残念ながら願い叶わず、それ以上は身体が冷えてしまうので富士山は諦めて山中湖を後に、最後の大きな峠、山伏峠へのアプローチに入りました。
ここは距離を走った後に来るので、もっときつく感じるかと思っていましたが、「そろそろキツくなってきたぞ」と思い始めた頃、峠のトンネルに到着。お約束の写真を撮り、少し休憩してから下り始めました。
山伏峠に到着、あとは青根の登りを残すのみ?
この峠を越えたということは、あと3分の1を残すのみです。走り出す前は絶対に無理だろうと思っていた、日没前のゴールも、もしかしたらという感じで、可能性が出てきました。
以前どなたかのブログで、道志みちは走りにくいと書かれていたので、ある程度覚悟していたのですが、この日は通った時間帯のせいか、それ程の走りにくさは感じませんでした。
下り基調の区間は、当然の事ながらスピードが上がり、10km走るのもあっという間で楽チンです。ここまでずい分登って来たので、この区間はご褒美みたいに感じました。
道志みちらしい風景かと思って一枚
しばらく走ると道端に水汲みをしている人を発見。通り過ぎる時「もしかしておいしい水ですか?」と尋ねてみたら、「おいしいよ!」って言うんで、緊急停止。ちょっと残っていたCCDドリンクを飲み干して、おいしい水を満たしました。
こういう水場は見つけるととっても嬉しくなりますね。ゴールまでおよそ60kmの地点の事でした。
ゴール時にボトルに残っていたのは、ここの水です
この先は下見で走った区間だったので、前回食べた酒まんじゅうを食べる事を楽しみにして、青根のキツイ登りも頑張りました。ところが、たどり着いたまんじゅう屋さんはやっていなくてとっても残念でした。
正直少しへこみましたが、ここまで来ればもうひと頑張りでゴールだと自分に言い聞かせ、第3PC、セブンイレブン津久井青山店に到着しました。
道志みちが終わり、青山の信号からこの第3PCまでの登りが、今回の全行程の中で一番しんどかったような気がします。
PCではアイスを食べて、BCAAも補給。最後のほと踏ん張りに備えます。メールなどしながら20分ほど休んで再スタート。
しばらく走ると、山中湖からずっと同じようなペースで走ってきた、ベテランライダーの方と一緒になりました。この方がとても安定したペースで淡々と進む方で、僕がちょっと飛ばして先行しても、休んだり写真を撮ったりしていると、いつの間にか前に居る感じでした。
前の青いジャージの方、お世話になりました
そんな走りを少しでも身に着けたくて、結局この後ゴールまでこの方にリードしていただいちゃいました。後ろにつくばかりで申し訳ないと思ったのですが、「前を牽きます」って言える様な走りは出来ませんし、手信号とかも今ひとつ自信がありませんでしたので、甘えてしまいました。いつかこういう状況で前を走れるようになりたいものです。
再び市街地に入り、夕暮れ時でもあったため、何より事故に注意して走りました。青ジャージの方を先頭に3~4人の集団で走ったのですが、僕を除けば皆さんベテランのようで、安心感のあるこのような集団で走れたのはありがたかったです。
ゴールの北八朔公園駐車場には上の写真の方々と3人で、17時55分に到着。
ブルベカードと各PCでのレシートを提出し、今回のブルベは完走となりました。
後で調べてみたら、この日の日没は17時49分でしたので、僅かに間に合いませんでしたが、完全に真っ暗になる前にゴールできたのは良かったです。
今になって見てみたら、ポーズを決めてくれている人が居ますね(⌒▽⌒)アハハ!
ゴールをしたときには、「まだもう少し走れるな」とか思ったのですが、メールやら電話やらをして、一旦気持ちを切ってしまった後はどうにもダレダレになってしまい、家までの20数kmがとても遠く感じました。
家に帰るとカミさんが「お帰り、あれっ、荷物は?」
「あ”~~~ 預けたままだ」
なんとスタート時に預けたリュックを丸ごと忘れて帰ってきちゃいました。
翌日には連絡をいただき、無事に手元に戻って来ましたが、最後に大変なご迷惑をおかけしてしまいました。やっぱりどこか間が抜けているんですよね、要反省です。
そんなこんなで、いい具合に落ちがついたところで、初ブルベ挑戦の一日は終わりました。
あ~楽しかった
初ブルベてん末記 - その1 -
3月15日(土)初めてのブルベ、BRM315青葉200kmに参加しました。
朝は前夜の準備と気持ちの昂ぶりで眠りが浅く、目覚ましをかけた4時より少し前に目が覚めました。
スタート地点の青葉公会堂前までは約20キロ、時間にして1時間ほどですので、食事と準備の1時間を足して2時間で、受付開始の6時に間に合うと考えていたわけです。
ところが実際はそうすんなりと運ぶ事はなく、自分でもビックリするくらい朝食をマッタリと楽しんでしまったり、直前になって気付いた持ち物やらを慌てて準備していたら、家を出る予定の5時を15分ほど回ってしまいました。
そうは言っても、スタート前に事故ってDNSじゃ洒落にならないので、落ち着いて急ぎます(^^;;
ところが走り始めて少し経って、自分のちょっとした異変に気付きました。異常に心拍数が高いんです。
いつも走り出しは意識してゆっくり走るので、120~140bpmくらいの心拍数なんですが、この時は平気で160bpmとかいっちゃってます。いくら興奮していて、その上慌てているにしても高すぎるんじゃない?
多摩川を渡る時はまだ夜明け前。ボート乗り場も闇の中です
ちょっと遅れて6時5分頃青葉公会堂前に到着しましたが、すでにすごい数の人が集まっていました。
整理券をもらってみると、65番と書いてある。そのままブルベカードを受取り、ドキドキしながら必要事項を記入して、大事にしまいます。ふぅ~これでひと安心。
と、ここでもう一度整理券を見る。ふむふむ65番ね、・・・65番?もしかして7時スタート組に間に合わなかった?一応確認してみましたがやっぱり7時半スタートの枠に入っているようです。少しでも早い時間に町田街道を抜けてしまいたかったんですが、仕方がありませんね。・゜゜・(>_<;)・゜゜・。
6:30になると7時スタート組のブリーフィングが始まりました。初参加の自分にとって、情報は多いほど良いので、コレも一応聞いておきます。
続いて同じく7時スタート組の検車です。ベル、ライト、ヘルメット、反射ベストやタスキのチェックをして終わった人から順次スタートという事になりました。
今までブログなどの中で「すごいなー、この人」とか思っていた、先輩ブルベライダーの方々も生で目撃できてしまいました。ちょっとミーハー気分ですね。
そしてその30分後同じ段取りを繰り返して、いよいよ僕を含む7時半組のスタートです。
スタートは信号のタイミングで5~10名くらいの小集団に分かれて、順次スタートになりました。集団走行の経験がないので、先頭になりたくないなあと思っていたら最初は集団の3~4番手辺りにつくことができて、ホッとしました。しかし信号の多い区間ですので、ちょっとしたタイミングから自分が先頭になってしまう事もあり、そんな時はかなり緊張しました。慣れない手信号を出し、後ろからの視線を必要以上に感じながら、少しでも早く、一つ前の集団に追いつこうと、ちょっと必死でしたね(^^;
で、ここからしばらく写真がありません。というのも全くもって余裕なし。
まず心拍数が高すぎです。常に150bpm以上、ちょっと漕ぐとすぐ170bpmとかいっちゃうわけです。ちなみにMAXは183bpmですから、こりゃ相当高い数値ですね。
それに心配だったヒザも微妙な状態で、右ヒザのお皿の辺りに微かにピリピリするような嫌~な痛みがあります。更に左のヒザの裏側がつりそうな感じまであり、正直こんなんで最後まで走れるのか、本当に不安でした。
また道路状況もあまりよくありません。事前に送付された資料でもブリーフィングでも、交通量は多いと予想されていましたが、本当に混んでました。また、やはり工事箇所では砂利などで路面が荒れていて、パンクもちょっと心配でした。このあと第2PCで少しお話をした参加者の方が、「スタートしてすぐ、仲間がパンクした」と言っていったので、「やっぱりな」という感じでした。
町田街道をようやく抜け、R20に出ると、だいぶ走りやすくなりましたが、ここからが最初の登り、「大垂水峠」です。ここでもやっぱり異常に高い心拍数は相変わらずで、まだ1%勾配とかの区間ですでに175bpmとかいってます。
200km走るんだから、心拍数は150~160くらいを目安にとか思っていたんですが、これじゃどうすることもできません。このあと勾配がきつくなった所で、当日の心拍の最高値185が出ましたよ。って記録更新?
この数ヶ月で何度か大垂水は走りましたが、こんな数値見たことありませんw
ここまできたら笑っちゃいましょう!
そんなこんなで不安を抱えながら大垂水を越え、相模湖へ下ると第1PC、セブンイレブン相模湖小原店に到着。
9:30ころの到着ですが、実際のスタートは10分ほど早かったので、2時間10分ほどかかっています。写真を撮ったりする、精神的な余裕は無く、レシートをもらうために買ったキレートレモン(だったかな?)の炭酸で、少し気分が変わったところで、休みすぎてダレる前に出発。
走り出してすぐ、攣りそうだった左足のことを思い出し、ちょっと止まって、塩分補給用に持ってきた干し梅数個と、BCAAを補給しました。
・・・やっぱり一気には書けません
つづく・・・
やっぱり大慌て
明日はいよいよ、初のブルベとなるBRM315青葉200km。
ところが、呆れた事に準備がまだ整っていません
心配していた天気は、どうやら明け方には回復して、暖かい一日になりそうです。しかしこの明け方までの雨ってヤツが曲者なんです。
参加者が多く、分散スタートとなるそうなのですが、初心者の自分は出来るだけ早い時間にスタートさせて頂きたいところです。しかし早くスタートするには6時に受付を開始しなければならず、そうなると、家を出る頃にはまだ雨が止んでいないかもしれないんですね /(-_-)\ コマッタァ・・・
ただでさえ、アレもコレもと持ち物がまとまらずに困っているのに、スタート以降使う見込みの無さそうな雨具まで用意しないといけないとは・・・
まぁ一日雨の中を走るよりはよっぽどましだし、ブルベを走るって言うのはそういう色々なことを、工夫したり克服するって事なのかもしれないですね。
頑張って準備して、早めに寝よう。
困った!
前回ちょっと背中の痛みについて書きましたが、実際この歳(41)になると、古傷やら、あちこちガタもくるわけです。
まずは、自転車乗りの不安要素の定番ともいえそうな「ひざ痛」です。昨年長野を目指して走っている最中にも発生し、辛い走行になりました。
実は先月の三湖巡りの前後にも発生して、2,3日乗らずにいるとちょっと良くなり、乗ると悪化する事の繰り返しでした。ただ今回のひざ痛はペダリングの仕方で改善出来ることが分り、現在痛みはありません。
具体的には以下の3点に気をつけています。
①拇指球を意識する事(ペダルに力を加える箇所を意識する)
②ひざを開いたり閉じたりしない(ひざの軌道が真っ直ぐになる)ようにする事
③力まかせのペダリングをしない事
ただ、基本的に関節が弱いのか、過去にも手首や肩、腰など関節系の痛み歴?(なんて言ったらいいんだろう)は結構ありますし、ひざに違和感を感じることは少なくありません。今後痛くならないために、上記のポイントを意識しないでも出来るようにトレーニングする事にします。
で、関節も不安なことは不安なんですが、それより何より困っているのが、「アレルギー」なんです。
昨年やった血液検査によると、「ダニ」と「ハウスダスト」が僕のアレルギー物質で、屋外に居ると症状が出ない事が多く、比較的アウトドア向きのアレルギーだという認識で居ました。ところがこの数日、屋外、屋内関係なく、目は痒いし、鼻水、くしゃみは止まらないしで、もう大変な事になって来ました。
ちゃんと検査を受けないと分りませんが、どうやら新たに「花粉」にも反応するようになったんじゃないかと思います。
仕事中は基本的にずっとマスクを付けているせいか、幾らかましなのですが、自転車に乗る際にマスクはちょっと邪魔です。そこで思い切ってマスク無しで走ってみました。すると・・・
・・・案の定ひどい事になっちゃいました
薬を飲めばとても効くんですが、それだけ効くって事は副作用の方も抜群に効いちゃうわけで、アレルギー症状を抑える薬は僕にとって、ほとんど睡眠薬にイコールと言っても良いほどの眠気をもたらす薬なんです。
鼻水ズルズル、涙ぽろぽろ、くしゃみ止まらずも困るし、かといって眠くなるのも困ります。この手の薬は基本的に乗り物の運転はNGですし、自転車も判断力が鈍ると重大な事故に繋がりかねない乗り物です。
来週末のブルベ本番、さてどうやって乗り切ったらいいんでしょう?
日によって症状の軽い重いがあるので、当日が軽い日だと良いのですが・・・