勝手に奥多摩サイクルマラソン | オアシスさがし

勝手に奥多摩サイクルマラソン

相変わらず遅筆のらくだです。


ようやく、8月26日に奥多摩湖まで走った際のレポートです。

大分時間が経ってしまい記憶の鮮度は今一つですが、頑張って当日気分でいってみようと思います。


出発は6時を少し回った頃でした。多摩サイで羽村まで行き、そこからは青梅街道をひた走るというルートです。

前日に食事を用意せず寝てしまったので、近くのコンビニでサンドイッチやオレンジジュース、おにぎり等を頬張り、いつものように狛江から多摩サイへIN!


ここから国立の折り返し(中央高速をくぐったちょっと先のダートになる所)まではいつも気持ち良く走れてしまうので、これから長い距離を走る今日のような日は、少しペースを控えめにしなきゃいけないなと思っていたのですが、その必要は全くありませんでした。

というのも、起きてからまだ時間が経っていないせいか、あるいは食べた朝食がまだエネルギーになっていないのか、いずれにしても全くペースが上がらず、25km/hがやっとの状態でした。


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国立の折り返し


国立で一息入れながら、「こんなんじゃこの先しんどそうだから、今日は奥多摩はやめておこうかな」ということでこの時点では奥多摩中止→とりあえず羽村までにする事にして走り出しました。


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らくだお気に入りの水場


福生の公園の水場で再び小休憩。今回はこまめに食べようと思っていたのでおにぎりを補給しました。

この頃になると何だか少し元気が出て、走れそうな予感がしてきました。


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梅はその日の難逃れ


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ちょっと木陰になっているこの辺り、結構好きです


予定の羽村まで走ってみて、もうすっかり調子も出てきたので、これなら行けそうだぞという事で、やっぱり奥多摩湖まで行ってみることにしました。


羽村の先で奥多摩街道から新奥多摩街道に合流すると、そこからしばらくは市街地走行になり、あまりツーリング気分ではありませんので、写真もありません。

ただ、写真が無いのでどこだったのか分りませんが、途中で青梅マラソンの折り返し地点の看板があって、それに因んで今回のタイトルを「奥多摩サイクルマラソン」にしました。


暫く進んで・・・
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軍畑(いくさばた)の橋の上で小休憩 8:23
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目指す奥多摩湖はあのお山の辺りかな?


この辺りから再びツーリング気分です。大都会東京もここまでくれば立派に旅気分を味わえるのは嬉しいですね。自転車に乗らなかったらきっと来る事は無かったと思うし、仮に今までのように車やモーターバイクで来たとしたら、この辺りは単なる通過点というか、こういう気持ちにはならなかっただろうと思います。改めて自転車という乗り物と、そのほど良いスピード感に感謝!
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御岳駅前通過 8:31


御岳の駅を過ぎると、本格的に奥多摩って感じがしてきます。雰囲気は観光地のそれです。

リュックを背負ったハイカーを沢山見かけました。


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奥多摩駅のそばにあった案内板


奥多摩駅前で自販機休憩。そばにあった案内板を見てみると、奥多摩湖はこのあとトンネルを5,6本抜けた先にあるようです。

上り坂のトンネル・・・嫌いです。 あの時 を思い出してしまいます。(;´д`)トホホ 


ビビリまくって進んでみましたが、坂の斜度もそれ程で無く、長いトンネルは道幅もそれなりにあったので、思ったほどの恐怖を感じる事無く済みました。


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小河内ダム(奥多摩湖)のすぐ下で1枚
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お約束の1枚?
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ダムの上で 9:30


ここまで来た感想は「意外と来れるな」でした。もっとヘトヘトになるかと思っていたのですが、休憩をマメにとり、補給も過去の反省からしっかりとるようにしていたのが良かったのかもしれません。

ここで早目の食事にしようかと思っていましたが、いくらなんでも少し早すぎるので、大休憩の後、山梨との県境まで走ってみることにしました。


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「あれ?気づかなかったぞ」山梨県に入ってました。
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鴨沢という所の橋で休憩


もう少し行ってみようかとも思いましたが、午後には実家に行く事になっていたし、家からの走行距離を見ると約81キロになっていて、まっすぐ帰ってもセンチュリーライドを達成できるので、ここで引き返すことにします。

橋の上から先を見ると結構な坂道が続いているように見えます。ここから先はまたの機会にチャレンジしてみたいと思います。


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この写真、今回のベストショットかな?

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雲取山登山口


来た道を引き返す途中、往きで気になっていた標識を確認。「雲取山登山口」とあります。

雲取山といえば、たしか東京都の最高峰だったはず・・・

こりゃ面白そうと、ちょっと登ってみました。

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ここはまぁ登れます。


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ただね、この先は・・


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やっぱ、やめときましょう (^ ^;;


そんなこんなで所々で遊びながら戻る途中、昔ながらのドライブイン的な食堂に暖簾が出ていたので、ここで昼食をとることにしました。

メニューを見るとそばは手打ちらしいので、ここはやっぱりそばでしょう!ってことで「とろろそば」を注文。

なんかロングライドでの定番というか、すでにワンパターン化してきましたが、好きなもんは好きなんだからしょうがないですね。

正直それほど期待してはいなかったのですが、意外(お店の方、ごめんなさい)にも美味かったです。

そばは写真のように小ぶりなざるに山盛り状態で出てきます。幅が広くて見た目はきしめんのようです。長さも不揃いに短めで見るからに美味そうだとはお世辞にも言えません。

しかし、食べてみるとなんとも懐かしい味というか、「田舎のおそば」って感じの素朴な味がします。甘めのつゆもそばに合っていて、全体のバランスがとても良くとれていました。なかなかどうして大満足の昼食になりました。
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見た目はちょっと・・・ですが 美味いです


帰り際にトラックの運転手さんに「お兄ちゃんプロか?」と訊かれました。

レーパン、ジャージにヘルメットだと普通の人にはそのように見えるのかな?それに「お兄ちゃん」て歳でもないんだけどなぁ。

照れながら「とんでもないっ!」と否定して帰ろうとすると、お店の人に「今日は暑いからくれぐれも熱中症に気をつけて」と声をかけていただきました。

うーん、この店何だか親戚のうちに遊びに来たような雰囲気で気に入ってしまいました。また来よう。


ダムのそばまで戻り再び休憩。あとは来た道を帰りましょう。
そこからの下りでは、反対車線にたくさん車が走っていて、ちょっと渋滞しているところもありました。早めに上ってきて良かったです。それ程キツくなかったとはいえ、やはり車やバスがじゅず繋ぎになっていてはとても走れたものではありませんからね。

それにやっぱり暑いです。

アームカバーの上や首筋に水を掛けながら走ってきましたが、ホントにあっという間に乾いてしまいます。そんな時・・・

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いい感じの水場発見!


触ってみると冷たくて気持ちいい! もちろん水浴びして、ボトルの水も入れ替えて気分もリフレッシュ!


青梅まではこれと言って何も無く到着、往きはバイパスを通ったので、帰りは市街地を抜けてみました。

途中やけにレトロな映画館があって、「ん?」 そういえば前にテレビで青梅の紹介番組見たなぁ。これがあの時やってた町並みかと納得。

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なんとも昭和な映画看板


これ以後の道は、走りなれた、言ってみれば準ホームコースなのでこれと言って何事も無く順調に消化し、実家に寄って、ゆっくりしてから帰りました。
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中央高速の下で小休憩



この日の走行


距離 : 168.1km

時間 : 6時間33分

Avg : 25.6km/h

Max : 70.2km/h


これであの日 のリベンジが出来ました。めでたしめでたし。