今回はテレビ通販でお馴染みの世田谷自然食品の
100億個の乳酸菌が入った青汁 です。

わかりやすくてよく出来たチラシだと思います。
まずは画像を確認して下さい。
aojiru

神奈川県の40代・50代・60代・70代以上の方へ
私の記憶では1年以上前からヘッドコピーはこれです。
長いこと同じヘッドコピーで続けているので、変える必要はないのでしょう。
商品的にも幅広い年齢層がターゲットなのでこれでいいのだとは思いますが…

ただ、あなたのチラシにはオススメできません。
ターゲットが広すぎます。弱者の戦略は一点突破。
まずは半径500mからです。その中でさらにターゲットを絞って下さいね。

ちなみに私が
青汁のチラシを作るとしたら…
ボリュームが一番ある世代をターゲットにして※おそらく60代以上
「69歳のあなたのための青汁」とかどうでしょう?

受付人数増やして
本日、朝4時から受付開始!


これいいですね。
なんか熱意を感じさせます。

あさイチで折り込みを確認する人も多いと思います。
チラシを見て「いいね」と思ってもその時間は営業時間外…
「後で」と思っていても「忘れてしまったり」「やっぱいらない」となったりします。

しかもオリンピック期間中に折り込まれていたので
朝早く起きていた人も多かったと思います。

初めての方限定 特別価格1000円

う~ん この部分は 私の中でも賛否両論です。

乳酸菌の入った青汁のコマーシャルをテレビで何度も見たことがある人は多い思います。
もちろん「テレビでやってる青汁」ってことで反応する人は多いと思います。
それに、コマーシャルには反応しなかった人がチラシだと反応するケースは多ですし。
はじめてチラシを見る人もいるでしょうし、
コマーシャルとは違うものと認識する人もいると思います。

しかし毎日のようにコマーシャル見かけるので、認知度はかなりあると思います。

※もしかしたら私だけ?
ケーブルテレビでプロ野球を見ているとやたらと100億個の青汁のCMが流れています。
あと日本直販のスッパスパの包丁も(笑)

認知度がかなりあると仮定して話を進めます。


神奈川県にお住まいの40~70代以上の方にとうたっているのに
その答えは
テレビCMと同じ値段。

特別価格ではないようです…

「何だ値段一緒じゃん」「じゃあイイや」と感じる方も
少なくないのでは?

「ヘッドコピーで投げかけた言葉」に対しての
「答え」を書くのは基本中の基本。

テレビCMとは違う神奈川県の40~70歳以上の特別価格が
あった方が良かったと思います。

「69歳のあなたのための青汁」と書いたとしたら

なぜ69歳のための青汁なのか?
その答えを書かなければいけません。
この部分はしっかり頭に入れておいて下さいね。

それとあなたがチラシのキャッチコピーを考える時には
「答え」(あなたの商品・サービスで出来ること。)を決めてから
「問いかけ」を考えて下さい。

使いたいキャッチコピーが浮かんだとしても
「それに対する答え」が書いてなければ
まったく意味がなくなってしまいますから…


裏面に行きます。

電話注文の他にハガキでの注文もできるように返信はがきが
印刷されています。画像を確認下さい。

hagaki


気になった点が2つありました。

1つ目

初めての方の限定のため
ほとんどのお客様から3箱ご注文をいただいてます。

これもいいですね。
この言葉を「入れるか」「入れないか」で
あなたが思っている以上に売上が変わると思います。

「みんなそうなんだ、お得だし、私もそうしよう。」
と「一瞬の判断」で選択してしまう人は少なくないです。
このあたりの話をしだすと長くなってしまいますので
機会があればまた書きたいと思います。

2つ目

生年月日を記載する欄。

どの年齢からの注文なのかデータを取りたい。
誕生日とかにダイレクトメールを送りたい。

よく分かるのですが

生年月日を書くことに抵抗がある人は多いと思います。
暗証番号を生年月日にしている人は特にそうです。

封筒での返信や保護シールが付いているなら別ですが
ここでペンが止まって、「やっぱやめた。」
と機会損失をしてしまってるかもしれません。
「やっぱり電話にしよう。」と思ってくれれば良いのですが

細かいことかもしれませんが
年齢を書く欄を載せて、
生年月日は任意で結構です。と書いとくだけで
かなり違う気がします。




長文駄文お付き合い頂いてありがとうございます。
少しでもチラシ作りの参考になったら嬉しいです。
まずは紙を用意して手書きでチラシを作ってみてください。

私でよろしければ添削します。
※辛口注意ですが…(笑)

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