この時期は、息子の高校の年中行事、

一大イベントである合唱コンクールの選曲に入る時期で、

合唱好きの私としては、リクエストしたい曲がいろいろあり、

今回は、上の娘が中学時代に歌ったのを聴いて、

感動で涙が出てしまった、

星野富弘さんの詩に曲がつけられた「母の手」という歌を

是非、息子のクラスにやってほしいと、

ここ2週間くらい、息子にアピールし続けながら、

you tube などでも何度も聴いておりました。

(↓ 初めて聴いた時の感動は過去の記事にも書いてます)

 

 

そして、話は変わって、

昨年からボランティアでお手伝いすることになった

「戦争の記憶と記録を語り継ぐ映画祭」の主催者さん、

現在、札幌にお住まいなのですが、

今夏開催の準備で先週、東京に来られてお会いした際に、

お土産と言って、六花亭のチョコを頂戴し、

六花亭と言えば山野草の花の絵のパッケージがお馴染みですが、

私はこの絵はずっと星野さんの絵だと思い込んでいて、

だから、頂いたチョコの箱に描かれた花からも

星野さんを連想していた、ちょうどそんな時に、

こんな記事が配信されてきたのです。。。

 
昨日の母の日つながりで「母の手」のことも書かれています泣
知りませんでした。。。。
先月末に空に旅立たれていたなんて。。。
 
なんの偶然なのか、先月末から、
合唱曲「母の手」を聴き入りながら、
息子にしつこく、歌詞の話を伝えて、
六花亭のパッケージで花の名前を確認したり、
そんな矢先の、このニュース。。。
 

 

なにか、星野さんのテレパシーのような力が

空からいろいろな人の心に降りそそいだとしか思えないような。。。

星野さんが教えてくれること、優しさ、ひたむきさ、

胸にとどめておかねばと思います泣 

 

 

あらためて、「母の手」の詩を書いておきますね。

合唱も動画を貼っておくので是非聴いてみて下さい。

 

 

『母の手(ばら・きく・なずな)』

           詩:星野富弘
           曲:大田桜子

  淡い花は母の色をしている
  弱さと悲しみが混じり合った
  温かな母の色をしている

  母の手は菊の花に似ている
  固く握りしめ
  それでいてやわらかな
  母の手は菊の花に似ている

  神様がたった一度だけ
  この腕を動かしてくださるとしたら
  母の肩をたたかせてもらおう
  風に揺れるぺんぺん草の実を見ていたら
  そんな日が
  本当に来るような気がした音譜