現地語レッスンに行って、
改めて今年の秋には本帰国することを先生に告げました。
先生はびっくりして言いました。
「え?永住するつもりじゃなかったの?
じゃあ、現地語習わなくてよかったじゃん!」
何となく予想できるリアクションではありました。

この国(に限らず欧州は全体的に)移民が多く
多くの方々は母国の経済状況の問題から他国に移住しています。
かつ、この国で永住権を取るのは難しくはありません。
ある程度の収入、医療保険、住所があることと犯罪歴がないこと
現地語を含めこの国の歴史を理解していること(テストを受けます)。
だからこそ
現地語を習いに来る人=永住権目的=むっちゃ真剣。

確かに今後の人生で9割9分使わないと思う、この言葉。
でも確かに2年間ここで生きて
理解しようとちょっとだけ努力してきたという
自己満足が私には必要だったのかも。


こちらにきて友達になった人たちにはそれぞれの神様がいます。
インドの神様、インドネシアの神様、イスラムの神様、キリスト様。

Aちゃんの神様はインドの神様です。
神様は何人かいて季節ごとの行事があるそうです。
厳格な信者ではありませんが彼女は牛肉を食べません。

Cちゃんの神様はインドネシアの神様です。
彼女のおうちは同じ宗教のヒトとしか結婚してはいけないという方針だそうですが
でもCちゃんはそうしませんでした。
「神様はヒトを守る存在であって縛るものではないはずよ。」
Cちゃんの持論です。

T君の神様はイスラムの神様です。
ラマダンの期間は日の出から日没まで食事も水分もとりません。
「健康な者だけがしたらいいんだよ、断食って。
子供や持病のある人、妊娠中や授乳中の女の人はしないんだよ。」

私の神様は仏様です。
よく考えたら子供のころから
『仏様(仏壇)に手を合わせなさい』と親に言われてきた
その仏様とはご先祖様です。
「お盆は先祖をお迎えして一緒に過ごすのよ」と言うと
珍しがられました。神様は拝むけどご先祖様は拝まないみたい。

2011年3月11日のこと、今日に至るまでのことを
私は未だ文章でつづることができません。
ただただ仏様に手を合わせ
ひとりひとりのプライベート神さまが
被災されたすべての人々を守ってくださるよう
困難があってもきっと乗り越えられるよう
祈るばかりです。




海外旅行では常に
スリや暴漢に気をつけろとか言いますが
先日行ったパリでは短い滞在中に
数度スリを目の当たりにしました。

地下鉄の中では停車寸前にポケットのモノをばらまき、
拾うふり、よろめいたふりをしながら
開くドア付近に立っている人にタックルして
収穫を得たらダッシュで走って降りていく。

切符売り場で切符の買い方を教えるから、とお金を要求する。
その愛らしい顔つき、小学生くらい?の年齢に
ショックを受けました。

可愛いお姉さんやかわいい男の子が(身なりもきちんとしている)
何かボードを持って観光客に近づきアンケートをするふりをしながら
横からポッケのモノを掏る。

「英語しゃべれますか?」とか言いながら私のほうにも近づいてくるから
「Non!」と言って離れようとすると
中国人め!と罵倒してどこかへ行っちゃう。

直接見なかったけど、帰国して同僚に聞いてみたら
ナイフでカバンをがーっと切って全部持っていく手口もよくあるらしい。
それはパリだけでなく我が国でも。

周囲の人は助けてくれません。
「あーあ、やられてる」的な苦笑いの視線を向けられるだけ。
自分は「気を付けてるから」大丈夫?
相手はプロです。

ここのサイト()に書いてること、全部なるほど納得。

幸い私は今回被害にあわなかったけど、
これから気を引き締めて海外生活を送っていきたいと思います。





この頃 随分日が長くなってきて
晴れた日も多く 
まさに春に向かってヒトも草木もうきうきしている感じです。

朝には仕事に行って助け助けられ一日を終えて
夜にはささやかに新鮮な野菜とお魚とごはんを食べて
早々に床に入る。

時折ふと何とも表現できない感覚に襲われる時があります。
なぜ今ここに居るのだろうかと。
若いときはその理由を探しまくったけど
もう、今となっては理屈とか因果関係とかどうでもいいです。
今、ここに居るの。

うまく説明できないときはとりあえず神様を引っ張り出しておきます。
神様ありがとう。
うまくいかないときがあったら、また神様の出番。
神様、ひどいじゃん。

そしてきっと私の神様はいつでも
「そやね」
って言ってくれると思う。









冬になると(と言ってももう春になってるけど)
こちらの皆さんはグリーンピーススープをよく召し上がります。
私も大好き。
かなりどっしり重たいポタージュのようなスープです。

近所のスーパーに材料一式まとめて売ってたので買ってみました。

乾燥グリーンピース400g
デッカイ人参1本
リーキ 1本(下仁田ネギっぽいけど違う種類らしい wiki
根セロリ 4分の1個 (あんまりセロリっぽい味はしない こちらに説明アリ)
玉ねぎ1個
コリアンダー数本
フレッシュローリエの葉っぱ 1枚 
が入ってます。

1
↑ Erwtensoepセット2.5ユーロ

水2リットルに豆を入れて沸騰させ
沸騰してから1時間野菜と
ベーコンとか粗挽きウインナーとか
好きな物を入れて塩こしょうしてできあがりだそうな。

本来ならスムーズになるように
煮えた段階で鍋の中でハンドミキサーでがーーーーっと
マッシュするものらしいのですが
うちにはマシンがないので、その辺は省略。
豆以外の野菜を5㎜角の賽の目切りにして切れた物からジャンジャン投入!

で、こんなになりました。

2

ビジュアル的には正しい(鶯色)のですが
繊細さに欠ける色合いと濃厚さです。
しかし驚くことに、むちゃくちゃ美味しかったです。
自分で作ってもお店の味にはならないだろうと思ってましたが
野菜と豆とスーパーのベーコンだけでこんなにおいしくなるとは!
マッシュもしなくて大丈夫。
煮込んでるうちにとろけていきました。

翌日、同僚に「マメスープを作ったわ!」と自慢したところ
「すごいじゃん、もう現地のヒトみたいじゃん!」と褒めてくれる人もいましたが
やんちゃ坊主たち
「豆(ピー)スープ~?ぷぷぷ。ピーぃ?何いれたのぉ?」
↑ ピーはお小水の意味もあるのよね。
「おいしいけど、あれってお腹が張ってお○ら出るよね。」
↑ また ○なら にまつわるエピソードです、すみません。
などと、にやにや。

まったく。
美味しかったのに。
確かに、お腹張るけど。
ガラスの胃腸の旦那はお腹壊したけど。

次は違うスープセットにもチャレンジしてみたいと思います。














年末に初めて飲んだフレンチコーヒー
(エスプレッソにカルバドスとホイップ生クリーム入れた物)がおいしくって
カルバドスに首ったけな今日この頃ですが、
カマンベールチーズをカルバドスに浸し、
細かいパン粉をまぶしたチーズがあると聞き
興味津々でありました。

パリ出張のついでにバスツアーを申込み、
同僚たちと日帰りでかの地へ行って参りました。
バスガイドさんが
「カマンベール・ド・ノルマンディーは
このノルマンディーで作られたものしか
その名前を付けることは許されていません。
シードルで洗ったカマンベール、
カルバドスで洗ったカマンベールなども有名です」
とか言うものだから、
張り切って両方のウォッシュタイプを買い求めました。
あれ?パン粉つけてるの無いけど???ま、いっか。

で、帰りのバスの中。
なんか、すんごいオ○ラみたいな臭いする。
誰かお腹壊してる?とか思ったら私のチーズだった。
もちろん個別包装され、ビニール袋に入れてたんだけど激烈。
後ろの席のヒト、「なに?くっせーーー!」と文句ぶーぶー。
ごめん、ごめん、どうしよう?・・・でも仕方ない。許して。

ホテルに帰って冷蔵庫にしまおうとチーズの袋を持って歩いていると、
同室の同僚氏「pompomが歩いた跡が鮮明にわかるわ。」ですって。
まるでわたしが○ナラして歩いてるような言い方、やめて
で、翌日じぶんちへ帰国。
日々の食材を買い求めにいつもとちがう大型スーパーへ行きましたらば。

普通に売ってた、パン粉付きのやつ。

1

上:シードルで洗ったタイプのカマンベール
右:カルバドスで洗ったタイプのカマンベール
左下:近所のスーパーに売ってたパン粉付きカマンベール

3

ずっとずっと以前から巡礼者が訪れ続けるこの土地に
2度目行けたってことで。
うん、よしとしよう。チーズ巡礼の旅、ひとまず終了。
食べてからまた報告します。








散髪はいつも美容学校経営の美容室に通っています。
学生さんたちが実習を兼ねて格安でやってくれるのです。
学生さんは担当者を指名することはできません。
私のデータには「英語で」と書かれてますが
そのあたりもあまり気にせず手がすいている子が
指導教官によって割り振られます。

ある日。
大柄な無愛想な女の子にあたりました。
にこりともせず現地語でオーダーを取ります。
要望を伝え、シャンプーをしてもらい、カットしてもらっていると。
左腕のタトゥーに見覚えが。
Never lose your hope
いかつい雰囲気の彼女に、繊細なリトグラフの強いメッセージ。
印象に残ってました。

「私、あなたに担当してもらうの2回目ね。」
彼女は何も言わず少しにっこりして
オーダー用紙の裏側を指さしました。
そこには今までの私の担当者が一覧で印刷されてて
彼女の名前も1年ほど前の所にありました。

彼女はわかってたんだね、前に担当したことあるって。
前回も彼女は無愛想で余計なことは話さず
とても手際よく切ってくれました。
先生の手直しもほとんどなし。
そして今回も。

最後に先生のチェックをうけるとき、
先生が現地語で話すと「英語で。」と彼女は言いました。
先生「ごめんなさい、英語ね。」
私「モンダイアリマセン、
ワタシ、カノジョノスタイルガスキデス(現地語)。」
少し場が和み、
普段は勧められないカット後のシャンプーを勧められました。

その日はもう帰るだけだったのでお礼を言って断りました。
彼女はおそらくこの春で学校実習を終え
一般のサロンでの実習に入ると思います。
彼女のファンが増えたらいいな。







旦那の同僚氏のワークショップの後
今度は私の職場のガールズとともに

わが家でホームパーティーをしました。

オフィスできゃっきゃと打ち合わせをしているとボーイズが
「ランチに、オフィスでしたらいいじゃん!」と無茶振り。
自分たちは週末は彼女と過ごしたいけど
美味しそうだから食べてみたい!とな。
ぶっぶーーー、
当日は私、仕事休んで準備するんだから(←おい。)
そんな気軽にできませーん。ガスコンロもないし。
で、軽くスルーして当日。

お品書きは・・・
ワタクシ担当
・お寿司(美味しいかどうかはまあ、二の次にして。)
   おいなりさん、巻きずし、にぎりずし。
・里芋の煮っ転がし
・鶏手羽元の照り焼き
Aちゃん担当

・サモサ(ポテトサラダっぽい物を包んだ揚げ餃子的な)
・ラピス(ココナッツミルクをコーンスターチで固めたスイーツ)
Cちゃん担当

・インドネシア風スープ

の予定だったのですが、
Cちゃんは「気分が変わっちゃって~」と言いながら

スープではなく大量のナシゴレン(焼き飯)を持ってきてくれました。
あら~、米 vs 米!
Cちゃんたら、やるわね。


開始後1時間ほどで旦那が
同僚男子を一人引き連れて帰宅しました。
たまたま同じタイミングで帰宅しようとしてたから誘ってみたら
恐縮しながらも来てくれたそうです。
お、心強い。米とイモを存分に消費してくれい!
更に1時間ほど経ったとき、同僚氏が気まずそうに
「あのー、Rが来るって言ってんだけどいいかなぁ?」

Rちゃんは
人の集まりの中に自分が存在していないと
気が済まないキャラ。

その日はRちゃんは街で飲んだ後に同僚氏にラインで
「何してんの?」と絡んできたそうで。

嫌とも言えず、来ていただきました。
「寿司、自分でやってみたけどうまくいかなかったわ!
うち近所だから今度教えに来なさいよ。」
などと気ままなことを言ってくれてました。

寿司に情熱をそそぐRちゃんでしたが
結局お寿司、全然食べなかった。
サモサとラピスとチョコクッキー食べてた。

さてさて、この日の一番は誰でしょう?

さくっと予定変更のCちゃん?
さくっと個人レッスンを申し込んできたRちゃん?
それとも
女ボスがその日から休暇に入るのを知ったうえで
あえて声をかけなかった私







先日、旦那の同僚氏Aさん(日本人)主催で
「寿司ワークショップ」が開催されました。
先生はAさん、助手は私、生徒さんはそのほかの同僚氏達。

Aさんはその日仕事を休み、朝から入念に準備をしておりました。
旦那も買い出しのお手伝い。
私も午後4時には仕事をあがり参戦しました。

Aさんは単身赴任でほぼすべて自炊されており
当日は寿司のみならず
とんかつ(大根おろし添え)、揚げ出し豆腐、
肉じゃが、豚の生姜焼きを調理し、
日本的な物として納豆、梅干しまで準備しておりました。
半端ありません、その気合の入れよう。

午後6時過ぎに同僚氏ご一同がいらして
早速お米を研ぐところからスタート。
水を切るときに皆さんお米をバラバラバラーーーーとこぼし
日本人3人「あ”ーーーー!!!」

で、炊飯器でお米を炊いて
海苔巻きとお稲荷さんとにぎりを作りました。
皆にそれぞれやってもらいましたが
面白かったのがにぎりのネタを2段重ねにする人が居たこと。
イカの上にエビ、タコの上にマグロ 的な。
色も考えているような、いないような。

大好評だったのが肉じゃが。
梅干しはその酸っぱさと塩っ辛さに全員「うっげーー!」
納豆は絶対無理だろ!と思ってましたが
さすがはチーズの国のヒト。
「熟成が進んだチーズと同じ匂いがするね、大丈夫かも。」

デザートにはおもちを焼いて
きなこと砂糖醤油でいただきました。

構ってちゃんキャラRちゃんも参加しており、
あらゆる行程を写真に収めておりました。
「これで私も自分で寿司が作れるわ!」と鼻息荒かったものの
分量についての質問ゼロ。
炊飯の水加減とか、寿司酢とご飯の割合とか、難しいと思うんだけど。
まあ、頑張ってくれたまえ。






集中して単純作業してたらですね、
武闘系S君とマッチョA君が
カラテ!イッチ、ニィ、サーーーン!!!
パシリ
ヤマザキ!!(←単にウイスキーが好きなの、S君は。)
とか、知りうる限りの日本語を駆使して邪魔してきたわけですよ。

単純作業だけど
順番とか間違えちゃいけないから
ふふふ、とか笑って無視してたら
今度は女ボスの真似をし初めましてね、
でもそれは耐えれる範囲でした。
可愛いわね、ボーイズったら。

で、しばらくして静かになったものの、
でもなんか、こっち見てる。
振り向いてほしいオーラ出しながらこっち見てる。
ひと段落して振り向きましたら。

1

なんか、こんなの↑やってんのよ。

「見て見て~ 変な人!」って。

ちゃぶ台ならぬ、デスクひっくり返しそうになったわよ。
すかさずipadで写真を撮りました。
(アホすぎて載せれないけど。)

S君「楽しい?」
私「私は幸せだわ。」
S君「俺らが居て嬉しいだろ?」
私「うん、もちろんS君のこと好きよ(真顔)。S君とA君が静かならもっと幸せ(にっこり)
S君「またまた~~~
(でも赤面)。」

S君よ、打たれ弱いわね。
アラフォーからの告白はきつかったか?