今、夕方6時半。現在の気温18度。
とってもお天気が良くて、西に面した窓のステンドグラス越しに
リビングのソファがカラフルに染められています。
窓を開けるとカーテンが風にふかれてゆったりと揺れています。

アパートの前にある運河の水面がきらきらしています。
整えられた芝の上に寝っころがる若者たち
(お犬様の落し物とか、関係なし)。
風に乗ってしゃべり声がよく聞こえてきます。

暑くもなく寒くもなく。
この国に来て、まだ仕事がなかった時期。
この夕方の時間がとっても好きでソファに座ってよく外を眺めていました。
旦那の帰りを待つだけの生活だなんて、初めてでした。
豊かな時間でした。

でも贅沢なもので、2週間もすると息苦しくなっちゃって旦那と喧嘩もしました。
誰ともつながりがなく一人でいるのは辛かったです。
日本人の知り合いがいないわけではなかったけれど、
さみしいから、と言う理由では会おうとは言えず。
今は本当に充実しています。
いいことばかりではないけれど、
それもまた一日一日を味わい深くするスパイスだと思っています
(思うようにしてる)。

さてさて、瞑想タイム終了。晩ご飯の準備でもしよっかな。
今日は変な天気でした。さんさんとお日様が照っていたと思ったらさーーーっと真っ暗になって冷たい風が吹き、ざーーーっとにわか雨。5分ほどで雨は上がりまたお日様。これが日中4,5回ありました。晴れ間を狙ってお米とお味噌を買いに行きました。この国でのこの手のお買いものはこれが最後だと思います。・・・いちいち感慨深いなあ。帰国の時泣くんじゃないのかなあ。今日の最高気温は20度。週間天気予報を見て見ると20度を超える日が少なくなってきました。もう夏は終わりの様です。

まだまだ元気バロメーターは低いままですが今日も何事もなく過ごせたことに感謝です。
さみしがり屋(?)のお姑さんが日本に帰られてからなんだか体がだるいです。2週間の夏休みを取っているのであと1週間であれもこれもとやることを決めていたものの、全くはかどりません。引っ越し用の段ボールを組み立ててみたものの、そもそも入れるものがない。小さい箱3箱で終了。仕方ない?からこっちで買った布団とか詰めてみたり。持ち帰ったデスクワークをしようにも、目を開けているのがしんどい。首から肩、背中にかけて重くってなーーーんにもしたくない。お姑さんの「何もかもいや!何もかも腹が立つ!」攻撃に目に見えぬダメージを受けていたのでしょうか?

元気が不足しています。毎日しっかり眠って回復していくしかないのかしらん。
10日間ほどお姑さんが日本から遊びに来ていました。日本語以外まるきり理解できない彼女(アルファベットも怪しい)が、旦那がこちらに住んでいる間にこっちを見て見たい、というのが一番の理由であった(と思いたい)ようです。が、毎日毎日なかなか大変でした。

機嫌がよかったのは最初の1日。あとは欧州人がデカいと言っておこ、歩きながら食べたりタバコ吸ったりしているのを見て「あの人たちには常識がないのか」とおこ。石畳が固いと言っておこ、我々の仕事に関しておこ、旦那が私と結婚したことにおこ、私の実家が無礼だ(った)と言っておこ(十ウン年前の結婚式の時から直接会ったこともない(^_^;))。よかれと思って滞在国を出て小旅行に連れだしたのですが、空港で激おこプンプン丸になり、とうとう旦那と空港で怒鳴りあいになってしまいました。旦那が大きい声出して誰かと言い合うの、初めて見ました。それからは着火温度がぐっと下がり、乾季の山火事のごとく自然着火、ムカ着火ファイアー。その都度我々の耳には防火シャッターが下り続けました。

当然?宿泊先のホテルは別室だったのですが、ある晩我々の部屋に入ってきて号泣しはじめました。3時間に及ぶ駆け込み訴え(うん、まさにこんな感じ。取り留めナシ。→ )を要約すると、「部屋が狭くて(シングル)、バスタブがない」にカム着火インフェルノォォォオオオウのご様子。あわてて別の部屋をお願いしたけど本人に拒否され、その後燃え盛る炎は鎮火できませんでした。最終日は彼女だけホテルをとり直しました。お疲れだろうから、お買いもの後晩御飯まで3時間ほど帰国準備も含めてホテルで休んでもらってると今度はケータイ攻撃。パッキング途中にあれがない、これがない!とその都度電話をかけてきて、挙句の果てには「(独りでは何もできないからホテルで休んでるのは)独房に監禁されたのとおんなじだ!」・・・歩かせて怒り、休ませて怒り。帰国の日に部屋に迎えに行くと再度号泣しながら何か怒ってる。激おこスティックファイナリアリティプンプンドリーム。もうええ、もうええ。ここで何か言ってこじらせたら飛行機間に合わないし。好きなだけ泣いて怒って、そして行きましょう。と目くばせをする旦那と私。

総じて考えるに、彼女はさみしかったのではないかと。自分が全く訳が分からないところで、いつまでも子供だと思っていた息子が何もかもできて、頼もしく感じる反面、息子がもはや母だけのものではないと感じたからこそ、やるせない気持ちを息子とその嫁にダイレクトに怒りと言う形でぶつけたのではないかと。といっても息子、仕送り要らなくなってから四半世紀ですけど。

おこの活用形を探していたら皆さんいろいろ作成されてました ()。うん、わかりやすい。笑える。この10日間も、笑って終わらせましょう。
期間限定・売り切れ御免で公共交通機関一日乗り放題券(週末オンリー)が売り出されておりました。定価55ユーロですが、ななんと16.49ユーロ!(この国は5セント以上は切り上げ、未満は切り捨てなので実質16.5ユーロ。)旦那の許可を得て4枚購入しておりました。最近旦那は仕事が忙しく、週末遊びに付き合ってくれないかもしれないなあと思っていたら、その切符を使うべく旅程を組んでくれておりました。ありがとう!

電車を乗り換え、バスを乗り継ぎ、フェリーに乗って島に渡りました。私が住んでいる町や職場の人種は多種多様なのですが () 島に渡ってみると8割ほど現地の方々、家族連れや中高年の方も目立ちました。往路のフェリーにあふれかえっていた大荷物の若者たちはどうやらキャンプ場へ行ったようです。旦那が予約してくれていた、港から徒歩10分弱のカフェ件ホテルにチェックインしようとすると、お店の人がにこにこしながら「君たちを待ってたんだ!」と出迎えてくれました。まあ、なんて素敵なの!とこちらもニコニコしていると、実はダブルブッキングで部屋がもう無いんだそうな。で、お詫びの手紙をいただきました。ちょっと頬を赤らめて、「この方が、君たちにはわかりやすいでしょ?」ですって。うん、言いたいことはよくわかります。こういうの(グーグル翻訳)やるから、語学学校の先生、私の作文見ながら悲しい顔するのよね。

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この国の天気は夏と言えど日替わりで寒かったりなんだったりするのですが、幸いこの旅行中はいい天気に恵まれました。自転車をレンタルして羊まみれになりながら海沿いを走ったり。日焼けして、動き疲れ飲み疲れ、移動中は前後不覚に爆睡で、バスの終点では3歳くらいの子供に「ねえ、おじさんたちなんで降りないの?」と不思議がられちゃったりして。

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陸路は博多・鹿児島間と同じ距離でしたが、かかった時間は4倍でしたわ。日本の新幹線はさすがです。

日本に帰る日を大家さんに伝えると、にこやかに「オッケー、じゃ、不動産屋に写真取りに来てもらうから!」と言われました。それはもしかして入居者がどんだけ汚くしたかの証拠写真?と一瞬勘ぐりましたが、賃貸の広告を出すためだそうです。

前もってその日を知らせて頂くようにお願いはしていたのですが、知らされたのが昨日の夕方6時。「こんちは-、元気してる?全部具合よくいってる?明日の夕方5時半に不動産屋来るからね。」相変わらず唐突です。前回は台所の工事に朝から人が来る連絡を前日午後11時にメールでくれました。当日朝でなかっただけでも良かったと思わねば。朝起きて少し迷いましたがやっぱり仕事は休むことにしました。うちのアパートは1LDKですが、広告に出す写真となると責任重大です。私たちもネットの写真をチェックしましたから。

一番簡単なバスルームから着手。ここは普段掃除してるからサクサクと終了。次は台所。拭けばふくほど汚れが取れて、何だかグルグルスパイラルに陥りそうだったから1時間でひとまず終了。ベッドルームは簡単、キルトの布団カバーでベッドメーキングをしたら素敵な感じになりました。入居時の時を思い出しつつ、生活臭のあるものはすべてクローゼットへ押し込みました。ここまでで4時間。やってることは単純ですが案外時間がかかります。で、大物はやはりリビング。旦那の仕事机も食卓兼私の仕事机も崩壊しています。私物はすべてクローゼットへ・・・。あ、ここ開けないよね?不動産屋さん。

途中昼食をはさみ、午後5時までごそごそ拭いたり片づけたりの繰り返し。5時20分に不動産屋さんが来て手際よく写真を撮りまくっていきました。天気が良かったこともあり、大きな窓からはさんさんとお日様がさしこみ、部屋は本当に素敵に見えました。来てくれたお兄さんも「素敵な部屋だね」と何回も言ってくださって、掃除した甲斐がありました。生活感ゼロのこのお部屋でしばらく居たいものですが、早速ご飯の支度が待っています。一度も使ったことのないハンドジューサーとか、片づけなきゃ。

ちなみに、欧州ク○ネコが持ってきてくださった引っ越し資材、蚊が入る窓側() に置いてカーテンでかくしてたのですが、ベランダから部屋の中の様子も撮ってたからバッチリ写ってそうな気がします。
今一緒に働いてる人たちのこと、書き留めておこうと思います。

直接の上司は女性です。彼女は猛烈仕事人間ですが、人の好き嫌いが顕著です。(逆も真なり。)そして恐ろしいほど勘がさえているときがあります。野性的と言ってもいいほどに。最初は理屈抜きの突拍子もない指令に戸惑い憤りを感じたりしたものです。その鋭さの前では取り繕う必要がないことが分かってきました。彼女は「ヒトの人生は喜びに満ちているのよ、あなたと私が会えたのも大いなる幸せだわ」と臆面もなく言ってくれます。純粋に嬉しいです。

同僚女子のOさんは東欧出身です。真木洋子風の美人さんです。彼女のキャラなのでしょうがものすごくしゃべります。同世代ですがすごく若々しく見えるのはしゃべりまくって頬の筋肉が半端なく鍛えられてるせいなのではないかと思うほどしゃべります。彼女の意見はきっついです。曖昧なことを言うとすぐさま質問攻めにあいます。しかしそれは矛盾や疑問をそのまま流さない(流してしまうとさらに矛盾が大きくなるから)、頭の回転の鋭さによるものです。こちらがもたもたしゃべっていると左下まぶたをぴくぴくっと2回痙攣させます。それが『つまり、何が言いたいわけ?』と言っているようで怖い時もあります。彼女は自分に対しても曲がった事や妥協を許しません。ユーモアのセンスも抜群で、いつも会話の中心です。

大学院生女子Aちゃん(時に激オコプンプン丸)はとても努力家です。写真とおしゃべりとチョコ、おしゃれが好きでにっこり笑うととても美人です。時に激オコになるのは彼女の真面目さから来ているのだと思います。いまだに日常会話にこまる私に、ほかの人たちがしている他愛もない話を通訳して教えてくれます。

同僚男子のT君は物腰の柔らかいおしゃれさんです。無精ひげを生やし、カラージーンズ、スエードの革靴、細身のシャツは腕まくりしているのがデフォルト。こちらで働き始め、私が上司との関係に戸惑っていた頃のこと。まあそんなもんよね、私ガイジンだし。とあきらめモードだったのですが、彼に励まされ、背中を押してもらい、積極的に自分の意見が言えたことがありました。その時彼は上司の悪口を言わず、自分の信じるところを語ってくれて、とても好感が持てました。「今度一緒に食事に行こう」といつも言ってくれるけど、いつなのかしら?てか今日を最後に彼は転職しちゃうんだけど。

インターンシップの学生さんCちゃんはすでに一児のママです。彼女の旦那さんは仕事が続かず、家で居ることが多いようです。Cちゃんも笑った時の顔がとんでもなくキュートです。おっちょこちょいですが、勉強して卒業して家族を養わなきゃ!と意欲に燃えています。

すでに退職しちゃったS君、Dちゃん、Cちゃん、Rさん、みんな元気かな。

いろんな人たちが(当然だけど)それぞれ独立して自分の人生を生きています。その人たちと触れ合えたのは本当に素敵な事だったと思います。若いころは別れが惜しくて(もったいなくて)、『会いに来るね』『手紙書くね』『メールするね』と何とか繋がり続けることに固執し、依存していました。今思えば健全ではありませんでした。物理的なつながりは、なくなる(もしくは変動する)のが自然なのかもしれません。今を丁寧に生きていたらきっと心のどこかにきれいに保管されて、ふとしたきっかけで思い出すのでしょう、きらきらした思い出として。
今住んでいるアパートはこちらに来てからネット不動産屋で旦那が見つけました。作りは1LDK、決め手は場所と値段でした。
ウエブで見た部屋の写真はこんなだったのですが、

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実際内覧したら家具が増えてました。

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ソファーとでっかいガラステーブルが入ったおかげで10人くらいまでならよゆーのホームパーティーができます。日本に居た時はまったく開催したことなかったホームパーティー。日本人のお友達、職場の同僚などを招待して鍋会、寿司会、お誕生日会、送別会などなど。こっちにきて料理のレパートリーも増えました。だって食べたいものは自分で作らなきゃ食べれないものですから。

でもウナギの蒲焼とか無理です。
食材が底をつき、夕刻旦那と一緒に近所のスーパーに買い物に出た時。

「あなた、何が食べたい?」
「うーん、これ(豚肉の厚切りを指して)を甘辛くしたの」
「酢豚ってこと?」
「ちょっとちがう。。。じゃあ、これは(鮭の切り身を指して)?これを甘辛くしたの。」
「・・・イメージわかないわ、鮭で?ムニエルにしようか?」
「ちがう!甘辛なの!」

そうね、土用の丑の日ね。日本に帰ってから美味しいの食べましょうね。

先日の送別会 ()に際しプレゼントとして欲しいものを聞かれておりましたので、私たち夫婦がこの国にやってきたときにちょうど上映されていた映画のDVDをリクエストしました。とても評判になってて興味があったのですが、言葉が無理なので(当時は入り口、出口の表示さえも分からなかった(^_^;))ためらっているうちに上映期間は終わってました。

その後、特に思い出すこともなく過ごしていたのですが、稚ブログをよく読んでくださっている方がその映画の感想をご自身のブログに書いていらっしゃいました。おおおぅ、これまさにあの映画。てか、もろこの町の映画じゃないですか。知らなかったあ。で、プレゼントにリクエストしたのです。

頂いたその日に見ました。そこもかしこも超見慣れた道。こんなオッチャン、いるいる。このガレージなんて、うちの近所?ってくらいどこにでもある感じ。スポンサー探しにカリスマシェフの所を訪れるんだけど、このひとガチでこの国のセレブシェフだし。スタートの時に兵隊さんコスプレのヒトが大砲鳴らすの、やってたやってた!うっわー、泣けるなあ。素敵だなあ。(今年の観戦の様子はこちら 

改めて、いつも遊びに来てくださってありがとうございます。あなたのおかげで私は素敵な思い出を日本に持って帰ることができます。
先日ボスから私の送別会のご案内をいただいておりました (こちら )。パーティー?当日。気合い入れてハーフパンツとサンダルを準備して出勤しました。午前中は普通に仕事だったのですが、ボスをはじめ、みんなひそひそ相談してます。今日は雨と雷の予報だし、どうする?的な。
上司「M、どう思う?今日決行したほうがいいと思う?」
私「・・・判断できないです、申し訳ないけど。何するの?」
上司「それは言えないわ!ふふふ。」

で、結局イベントは行われることとなりました。どこ行くのかな?温水プールとかかな?と想像しながら持参したハーフパンツとサングラス、サンダルに着替えて皆の前に出ていくと「・・・・その恰好、むっちゃ寒いと思う。上着とか持ってきてないの?」とのこと。へ?水着持参とか言ってたから泳ぐのかと思ってたけど、どうやら違うようです。とりあえず上司の車に乗り込みました。

着いた先は寒風吹きすさぶ港。防波堤にて釣りパーティーでした。
言った、確かに言った。私、モノをもらうよりも何かを体験することのほうが好きって。でもなにこれ、寒い、寒いわ!ハーフパンツの上から出勤時に着ていたジーンズを履き、着替え用に持ってきていた長そでT シャツも重ね、持参したバスタオルを首に巻きつけ、幸い上司が車に乗せっぱなしにしていたスキーウエアをお借りしてものすごい恰好で臨みました。

釣り具屋さん?プロのヒトがエスコートしてくれました。竿の持ち方、投げ方、引き方などなど全員にレクチャーし、レッツスタート。柔らかいシリコン製の疑似餌?ルアー?と直系2㎝位の大きな針でとにかく投げる。なんと午後1時から6時まで皆ほぼ投げっぱなしでした。私は5回根がかりして釣り師のおっちゃんに糸を切ってもらい、新しく針をつけてもらいました。「おっちゃーーーん、また地球が連れた~」(全然ウケなかったけど。)

終了後は近所のレストランでディナーとなりました。うっわー、皆ありがとう。いつも一緒にランチを食べる面子。でも今は特別なシチュエーション。先日送別会をした同僚氏 ()も来てくれて、でも多分彼に会うのはこの日で最後で。デザートにスパニッシュコーヒー(コーヒーにお酒が入ってるやつ、何のお酒か聞いたけど忘れた)を飲んですっかり感極まり、ちょっとうるっと来ちゃった。この国方式のご挨拶、右左右のほっぺキスをして皆と別れました。

素敵な仲間でよかったなあ。ありがとう、みんな。

ちなみに水着は「暑かったら泳いだらいいやん?」的なご提案でした。すんごいデッカイコンテナ船が往来するこの港で泳ぐのはとても勇気がいりますわ、たとえ晴れてても。