【FX(外国為替証拠金取引)】 -182ページ目

■FX(外国為替証拠金取引)投資の本来のデメリットとは?


こう説明すると、FXはメリットばかりのようですが、

デメリットすなわちリスクもあるには、あるのです。

一見すると24時間取引できると言うのが、素敵。

飲み会を断って、その時間を取引に使えます。

ですが、逆に言えば、夜寝ている時間帯でも

為替レートは動いてしまうのですよ。

よく、一夜明けてみたら、ヤフーオークションが

落札されていたなんて、話もあります。

それが、よりシビアな銭金で生じるのです。

為替相場は、予想できないときに、急激に動きます。

突発的な人災天災があろうものなら、まともに来ます。

しかも、外貨相手なんで、例えば日本の夜は、

アメリカの昼です。

寝ている間に動くと思ったほうが正しいかも

しれません。

うかうか、寝ていられなかったりして。信用取引で、

大きなお金を動かしていたら、なおさらです。

そう、サッカーの試合のように、寝れなくなって、

通常業務に支障が生じます。

あくまで、副収入を得る手立てと思っておいた

ほうが、無難でしょう。

寝る前は、もうかっていたのに、起きたら損になって

いたという...当然、逆に実入りが良くなっていた、

ラッキーな場合もあり得ます。

こういう話をしていると、キリがないです。

パソコンで自動の売り買いシステムでも作っておけば、

別ですが。

そこまで精巧なプログラムを作るのは、どんな

プログラマーでも無理でしょう。

こうした泥沼にはまらないために、FX取引に関しては、

損失確定のラインを決めておくやり方が大切に

なってきます。

一応、為替レートがいくらまで動いたら、利益は

絞り尽くせないけれどけど売っておこうという

ような注文です。

つい、もう少し利益が出そうだとか、結局損になり

そうだとか、思ってしまいますが。

考えたら、株式でもそうですね。

株が、上げ止まり下げ止まりになるまで粘って

いたら、タイミングを逃して、大損したとか。

株をやるような人は、欲望が強いので、欲で

かえって損をします。

FXも正にそうです。あと、何しろ外国相手なので、

日本人には予想もできない事態もありえるのです。

だれが、あの、リーマンショックによる不況を

予想したでしょう。

国際情勢の分析に長けているとは言う人も、

たいした先見の明はないものです。

本当の状況を知っているのは、外務省でも政治家

でもありません。

経済誌を読もうが、ネットの掲示板をしようが、

本当の気政治経済なんて、わかりません。

陰で世界を動かしている、人々です。

だから、庶民はこまめな外貨の動きで、少しずつ

稼いでいくのが、できるだけです。