話の始まり↓
しあ楽1.
途中に
読みきりシリーズとして
★なな潤や
★さと輪のお話が入ったりします
なな潤&さと輪シリーズは
ちょこちょことしあ楽シリーズの中に
挟まれているので
良かったら読んでみてね☆
おさらい↓
しあ楽551・・・・
しあ楽552 二章
オレはそのトンガリテント的な物の前にいて
雪はいつしか完全な雨になり
いやむしろ寒さのせいだろうか
みぞれのような落ちればシャリシャリと鳴りそうな
大粒の雨が降っている
時刻も朝早かったのに三時過ぎとなっていた
その頃には、ななと輪のタブレット授業も終わり、気付けば同じようにリビングに居て
「 ママ、なにしてるの? 」
ななが不思議そうな
タオル地のガウン姿のオレに質問してくる
「 わかんない、それに結構さむいから 」
「 翔ちゃん準備出来たみたいだよ 」
促されるままに
先ほどの位置に居るわけ
トンガリテントは
ギリ大人二人ほどで満席
そんなスペースほどだった
だから中に入って驚く
隙間から見えた祭壇の全貌
その前には簡易の風呂椅子サイズの
折りたたみ椅子
「 はい翔さんこれ 」
渡されたのは草木に水をやるジョーロ
なぜガウンでテントでジョーロなのか?
これは何か懐かしいバラエティ番組のようなノリの罰ゲームなのだろうか?
けれど入って数分で
完璧にその場所をオレは気に入ってしまう
反対の手に持たされたのは
ブリキ製のバケツに入った
暖炉の炎で焼いた黒石
膝を立て
テント地に触れないように自分の肩を先に
そして熱いバケツに触れないよう慎重に
「 翔!設置したら水を少しづつね 」
「 ・・なにが 」
カァナが楽し気にドアから顔をだし
オレの入る気配を楽しんでいる
他の家族は窓からその様子を見ていた
ニノが設置した
そのレンガ祭壇には
まずレンガがコ型になり
その上に薄い鉄板らしき物
そしてまたレンガ、
ピザ窯のように見え
丁度、バケツを置く隙間が
少しだけレンガ石を突起させ置かれてる
だからそっとその中に設置し
オレは石に水をかけてみる
するとゆっくり
ジュワっと音がして
数秒後に湯気というか
その焼き石に水が一瞬で蒸発し
小さなテントの中は水蒸気で満杯だ
「 これ ・・ゃば 」
そうだよ
それはまさにの
スチームサウナだ
寒空の外では
想像出来ないほどに
中は蒸し蒸しとしていて
じんわりと汗が流れ始める
「 よいしょとお邪魔 」
そこにニノも同じ格好で入って来て
祭壇ならぬサウナ台を観察してる
「 いいね上出来、 」
「 いや良いけどさ、でもこんなの呼吸出来なくなるんじゃ・・テントでしょ? 」
「 ふふ、それが大丈夫なのよ。サウナ台の後ろにメッシュの部分が少しあるからね 」
そっと台の後ろを覗き込めば
上手い具合に風を通すメッシュ部分が小さくファスナーで開いていた
台の下は電気コイルのような
充電式の電熱器のようで
鉄板を熱くし
石の温度低下をゆっくりとさせていた
めちゃくちゃ短時間で
こんな場所にスチームサウナとか
マジですげぇって
オレはハチブにされてる間、一瞬の間に
四人はこれを企画していたのか?
「 この時期さ暖炉は長時間付いてるし、上手く調節すれば雅紀も入れそうじゃない? 」
確かに
バケツじゃなく
椅子を上手く考えれば
じんわりと腰などを温められるかも
大人や大丈夫な上二人の子には
スチームサウナ
小さな子と入る時には
岩盤浴のような温さなら
部屋とはまた違う
じんわりとした温かさが伝わりそうだった
結果30分ほど堪能し
完全にHAPPYモードになったオレ
家に戻ると
何処のジャングルからの帰りですか?
なんて突っ込まれそうな勢いで汗だくになっていた
「 翔ちゃんどうだった? 」
子供たちと雅紀が
リビングで興味深々に聞いて来る
「 ちょっと待って、ニノが出て来るからシャワー行くから 」
急いで汗を流し
先にシャワーを澄ませる
するとジャングル帰りの人間が
肩をたたいて妙に笑顔ですれ違って行った
「 なんだ今の左遷? 」
苦笑いし
戻ったテーブルには
今度はマリーとカァナが見当たらない
「 ふたりも入って行ったよ、いいなぁオレも入りたかったよ 」
ふっくらとしたお腹を見つめ
そっと隣に座り込むと
あのテントをそのまましばらく置くなら
床がじんわり温かくなれるように
そんな話を提案してみる
「 それなら子供たちと入れるよね? 」
やっぱ嬉しそう
ほんとは熱いのに入れてやりたいけど
それはまた生まれるまでのお楽しみにしておいてもらおう
「 簡易にしたら結構いい汗かいたよ、みんなで免疫力あげれそうなんだけど 」
「 ねぇかぁちゃん僕らも入れる? 」
オレとニノの様子に
汐廻もテントに興味を持ったようだ
「 じゃあ熱いのが落ち着いたら入ってみようか? 」
「 スチームが消えたら中を拭くよ 」
オレは雅紀と
チビたちが入れるように
その準備をしょうと
中を拭くためのバスタオルを探しに行こうとする
すると外から悲鳴が聞こえた
慌ててオレはドアを開き
そのタイミングでマリーとカァナも室内へ
「 熊よ!!あれは絶対に熊だわ 」
「 冬眠の途中でお腹が空いたのよ!! 」
中でニノが二人を浴室へ
オレは本当に熊なのかと
用心しながらも
テント近くを注意深く観察する
「 翔ちゃん出たらダメ!! 」
「 大丈夫、危ないなら中に入って通報するから 」
室内側の傘を持ち
ブーツを履く
そしてそっと振り上げながら
テントの外側へ
その時に黒い影が動いて
オレは息を飲んだ
マジか・・
まさかほんとに
冬眠から起きた熊なのか?
「 なんだこれ 」
黒い影は
そのままテント裏から出て来て
聞いた事のあるような声がする
「 誰だ!!? 」
「 翔ちゃんオレぇ 」
そこには顔が黒く
黒い雨具を着込んだ智くんが立っていて
「 もしかしてリーダー? 」
「 そう・・、なんか全然違う空港に着いちゃってさ。ヒッチハイクで来たのよ 」
驚いた・・
まさかこのタイミングでこの人が
「 で、なにこれ?外でオートキャンプなの? 」
オレはまずそのまま
凍えた彼を風呂に入れようかと思ったが
先にマリーとカァナが
入っているのを思い出し
無言でその雨具を着せたままで
テントの中へと智くんを突っ込んでみた
・・・つづく
おはようございます
やっと
連勤三日終わって
今日休んで
また明日から仕事
今週はある意味休みがありません
日曜日まで必死ですww
ひぃーだけど
身体の辛さだけで
精神的には
まだまだ自分の中で
伸びしろを作りたいと思っているので
将来の為に頑張ろうと思います
そして同時に
ちぴとの時間も
大切にしたいと考えておるので
そこをバランスを考え
忙しい中でも
我を忘れずに
頑張ろうと思いまする
で、
やっぱしあ楽書くと安心する
書きやすい
何も考えなくても
風景を頭の中に浮かべて
文字を乗せていくだけ
だから全然考えずに
彼らの日常が浮かんで書きやすい
他のお話は
起承転結を考えるので
中々書くモードにはならないけど
このお話だけは最後まで残っています
なんか止めたり動かしたりが
中々今出来ないし
するならするで
書きたいので
もう少し人生頑張ってから
忘れた頃に書こうと思います
そのころ、まだ一緒に居てくれたら
頑張れたら嬉しいな
では
今日は明日からまた仕事なので
温活して買い出し行って
頑張ろうと思います
今は夜中の二時ですが
起きるまで寝て見ようと思います
カーリング見てお話書いてたらこんな時間になりました
冬期やっぱ楽しいね♪
良い一日を^^
嵐メンバーの
番組を見ないと
曜日の感覚が狂います
ZEROとか
魂とか
ニノとかマナブとか
動物園とかドラマとか
私の今の目標
盲目的な愛ではなくて
大好きな彼らへの応援
それが目標
やはりずっと好きだったんだもん
いつかは
心から応援して
また楽しみたいなぁと思っています
なう