19.ひと夏の、二人(一止と卓巳) | なうのこたつ保管部屋

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初めて
ひと夏1.


おさらい
ひと夏18






19.ひと夏の、二人



翌日の想定外の驚く事実が発覚した


自分としては、その日の夕方も黒木に駆り出され。また、あの意味を持たないウーマ探しの続きが来るのだと思っていた



だからこそ、その日の早朝に突然玄関ではなく室内側の窓を叩く音に驚く。どうやら、あのまま。頭上のベッド二階部分に頭部を打ち、卓巳に撫でられたままで眠っていたようだ



「 一!!卓巳、どうして窓を閉めている!?開けろ、居るんだろ 」


まだ混沌とした意識の中で、薄っすらと聞こえ始める声。数秒後には窓ガラスが割られそうになる音に、しっかりと目が覚めてしまい


先に卓巳がベッドから出て行くと窓を開けてしまった


こんな早朝だろう時間に、何も居留守を使えば良いものを



「 黒木さん、おはようございます。どうされましたか? 」



「 どうも、こうもじゃない。いつもなら怪しい程に窓や玄関を開けておるクセに、どうして開けていない? 」



昨夜の記憶を思い出し。室内へ入る虫の声に、自分達の声も出そうで。あの後頭部打撃の中、どうやら卓巳に閉めさせた様だ



「 ちょっとうるさかったので、閉めたんですけど 」



「 うるさい?何に?まぁ良い、それよりこれを見てくれ 」


黒木の緊急な来訪は、どうやら眠りをただ妨げに来た訳では無かったようだ。そこには紙特有の重なる音がして、自分も今度は頭部をぶつけぬようベッドから起き上がり窓へどアクビをしながら向かった



「 なんだよ・・、こんな朝から。不躾とは思わぬのか 」


頭皮に指を入れ、眠気をより覚ますかのように指で髪をかき上げた


「 昨夜どうしても気になり、一人あの場所に行ってみたのだ 」


「 あの場所とは、みどり湖の事か? 」


そうだと突然に黒木が自身で所有するデジタルカメラの画面をオンにし、そこに映し出された物を我々に見せた


一見まだ薄暗く、相当に早朝だったのだろう。森林の影で、それは色を成していない


「 持って来るか迷ったのだが、物は大学の方の貯蔵庫の方へ片付けた 」


貯蔵庫とは、薬品やこれから研究を行う物を保存する大型の保冷庫で。人間自体も入れる、昔で言えば牛乳屋の冷蔵庫のような場所だった


「 お前達も後で見に来るが良い、ウーマの足が見つかったのだ 」


「 えっ!!?ウーマの足が見つかったんですか? 」


またバカげた事を、あの時には何も無かったではないか・・


「 そう、この写真を見ろ。一見細い大木のように見えるが、その先は三股に広がり水掻きのような物が付いている 」


言われなければ、それは確かに三十センチもしない長さの流木のようで。しかし、その裾は熊手のように広がり言われれば爪を曲げたような形にも見えなくは無かった



















・・・つづく


お疲れ様です
仕事中眠くて、

帰宅し、とりあえず朝ご飯すれば
襲う睡魔

あー嵐ー
あーアンコンー
あーコオ先生ー

見たい、調べたい
萌えたい物は沢山

なのに、
4時間近くも寝てしまった

そろそろ来年あたり
昼型に戻したいなぁ
でも、今でも書く時間がなくて

書く時間が無いのも
自分の中では大切な時間なので
そこも悩む所です

普通に誰かと出会い
普通に笑って過ごしたいなぁ

後半もガンバです
ちょっとアンニュイな、なうでした



なう



クローバー桜クローバー桜クローバー桜

エブリスタさんで
リメイクしながら

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