僕の旦那様266.櫻葉小説 | なうのこたつ保管部屋

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初めての旦那さま
→僕の旦那様1.


おさらい
僕の旦那様265

 

・・・・





僕の旦那さま266





今日のとりは社
だから翔ちゃんが一番になって


それで挨拶まわりで先に出るって
その分早くヒバリから帰れるけど、その後にお父さんと会う



考えれば何をしている人なんだろう



ヒバリの特別席で
今夜のショーを待つお客さんを見ていた


何度か見せてもらっているけど
雅ちゃんは旦那様のショーはワクワクしつつも



同時にあまりに綺麗すぎて自信を失っちゃう





「 雅ちゃ~ん 」


ん?背中から声をかけられ
そのトーンから玄ちゃんかと思い警戒して振り返った



なのにその人物は意外な相手



「 あ!!丸!!めちゃ久しぶり 」



そう久しぶりすぎて
顔を忘れそうになりそうっていうのは嘘だけど



それは少し痩せた感じの丸だった



「 雅っち、久しぶり。元気にしてた? 」



どうやら丸も社の回に出るらしくて
長である翔ちゃんの舞台を勉強させてもらうなんて題しオレを訪ねてくれたみたい




隣に座り舞台に煙幕が出始めたのを見ていた




「 うん、元気。丸は頑張ってるんだね少し痩せたみたい 」




まだ一緒に住み始めたばかりで
奥さんとしても大人としても男子倶楽部読んでたんだもんね



丸は今では中堅レベルになったって
自分でも鼻高々に威張る

それが何だか嬉しくて
努力した結果なんだなって結婚して初めての友達に心を落ち着かせていた




「 でも珍しいじゃん、翔さんの舞台って時々しか来ないだろ 」



「 うーん・・そうなんだけどね。今日は予定があるんだ 」




言って良いか迷ったけど
丸は翔ちゃんの一番の付き人だったし

もしかしたら何かしってるかもって



今夜この舞台を終えたら
旦那様のお父さんに初めて挨拶するって教えてみた




「 え・・、マジで? 」



ん?なんでそんな驚くんだ?
もしかして挨拶も無しで結婚してた事に驚いてる?




「 マジだけど、どうして? 」



へぇ・・、って何度も感心し
オレの顔を見る丸

何がへぇ・・なんだろ



「 完さんは普段誰とも会わないって聞いた、舞台関係者以外には違う名前らしいよ 」




なにそれ
舞台関係者以外には違う名前って


そのヒーロー的な演出みたいなのに驚く



「 雅っちって、翔さんの何故か分からないけどルームメイトみたいなモンだよな? 」




そうか、丸はオレが奥さんだって知らないんだ!?



他の人には奥さんだって紹介されてるけど


丸に関しては翔ちゃんが絡む前に友達になっちゃって、そのタイミングを一気に逃してる!!




「 あの・・、まぁお世話係みたいなモンだけどね 」




生活だけじゃなくて
その夜のほーも、的なお世話も入ってるんだけど




なのに何で完さんが雅っちに会うの?ってしきりに興味津々の丸




間もなく舞台が始まる
なのに丸はオレの手を引くと個室席から連れ出し裏の通路へと歩き出した




「 どうしたの?もうすぐ始まるよ?? 」



「 今、19時だろ??雅っち金持ってるか? 」



お金はある、カードもニャオンカードあるし
それが何かって?



「 よしっ、じゃあ外にはタクシーがすげぇ停まってるから三つ肩デパートに行って。タラの蒲鉾買って来いチャンスがあればまだあるから 」




なんかよく分からないけど
三つ肩デパートまではそんなに遠くないし


言われた通りに
翔ちゃんが踊り、片づけが済むまでは最低でも1時間はかかる



だから見送られるように
オレが影になって居る様に装うから行って来いって



三つ肩デパートの閉店ぎりぎりでタクシーを待たせて食料品売り場に降りていく



近くで働く人に聞いて
有名なたらの蒲鉾があるってからの質問




「 あぁ、道屋さんね。人気があるからまだあるかしら 」



惣菜屋のおばちゃんを見て
少しスミさんを思い出したけど

その蒲鉾屋さんの場所を聞き、そのまま駆け足で店へと向かった



「 あの!たらの蒲鉾まだありますか?? 」



息ぎれるオレに
少し驚いた風だったけど

対応してくれる白割烹菜な男性販売の人



「 限定数なので、もうこちらには無いんですが・・何かご予定ですか? 」



丸があぁ言った以上
何か意味があるんだって

別の名前じゃダメかもしれないけど
有名な人なら出しても良いのかもしれない



「 あの、完という人に贈りたいんです 」



「 完様の・・ 」



店の奥からも眼鏡の男性が現れ、もう一度名前を聞かれ。急に店内が慌ただしくなる



デパート閉店の音楽は聞こえるし
なのに店はバタバタしてるし


無理なら無理で仕方ないのに



「 お客様、本店へその足では可能ですか?新しい物を今作っておりますので丁度到着する頃にはお渡しは可能かと 」



へ?なんだ?
どうして店の人が新しいのを翔ちゃんのお父さんの為に作るの??




だけど渡された名刺に本店の住所が書いてあり、そこをタクシー運転手に言って下さいって




また急ぎ足で
お使い雅ちゃんはエスカレーターを上がり


そのまま待たせていた路地に向かう
運転手さんは一瞬驚いたけど渡した名刺に分かりましたとすぐに出発してくれた




にゃんなの?
丸は雅ちゃんにどうして

そんな蒲鉾をお使いさせてるの?



結局その場所から十分ほど
そして半分下がったシャッターの下からすみませんって声をかけた




店の中は明るいけど
すっごぃ湿気のもくもく感でいっぱいだ




「 すみませんー、三つ肩デパートでこちらにって言われたんですけど 」





「 完様の分ですね、もう包むだけですので少しお待ち下さい 」




なんか扇風機まわってるし
みんな汗だくだし


まるでオニギリを落とした先のねずみさん達みたいだ



頼んでないのに
ワサビとか醤油とか、

しかも三本も入ってて
玄ちゃんの分までって別袋に用意されてる



お財布を出そうとしたら
ヒバリに後日とかって、

それで良いのか??


またしても待たせていたタクシーに
沢山お礼を言って飛び乗る


にゃんかすっごぃ忙しいんだけど!雅ちゃん



それに完さんが
何者なのか、この蒲鉾がどんなアイテムになるのか全く分からない!!




結局翔ちゃんが舞台から戻り、
丁度付き人の人が呼びに来るタイミングで丸と入れ替わる事が出来た




「 おかえり、買えた? 」



「 買えたけど・・、なに?なんか凄いめくるめく時間だったよ 」




それが金の卵になるかもよって
丸はまた焼肉行こうなと頭を撫でてくれた


ここまでで
もう本日終了なぐらいに

雅ちゃん働きました



なのに、一大イベントはここからなんて。ほんと何て日だ!って感じです

















・・・つづく




かまぼこ食べたい・・
嵐のイラストがついてて

それぞれのカラーで
魚の白みが違って

翔くんのは
海老か伊勢えびで

相葉さんのは
白みにバジルとか
洋風にアレンジできるヤツで

潤くんのは
ほんのりと

グレープシードが入った
しっとりとしたヤツで

ニノくんのは
なんだろ!黄色って
カレー風味??w

いや安易すぎる
でも

智くんのかまぼこは
やっぱり一番こだわりがあり
最高級品だと嬉しいな



そんな嵐かまぼこ食べたい
袋はもちろん嵐マーク・・


雅ちゃんも頑張りました



さて今日は早くねて
先週早退したので

明日に備えないとね
へろへろになるからね


では


今日もよく働きました
(早いだけって噂も)


また明日ね~
おきてたらまた来るね


なう→何しにだ







オレ鳴や
きか飴、他新章を
アップしてゆきます↓
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