ペルー 新型コロナウイルス(COVID-19) ともだちとのチャット | 南米ペルー在住、ピルセンの「ペルー雑感」

ペルー 新型コロナウイルス(COVID-19) ともだちとのチャット

ともだちとのチャット(会話だから、適当なところがありますが、ともだちの反応はカット)

 

ただし、集団免疫、いわゆる抗体を持っている人がたくさんいたら、持ってない人を囲って、防禦することになるというのは、あんまりアテにならないようですよ。世界のコロナ対策で、各国違うわけですが、例えば

 

コロナ対策で、ロックアウト(都市封鎖)で厳しく隔離した国は、中国がそうです、あわててしたのが欧州のイタリアとかフランス、スペインなど。

 

都市封鎖せずに、経済活動も特に制限せず、生活様式も変えなかったのが、スウェーデン、イギリス。スウェーデンはそのまま続け、イギリスはうまくいかなかったので、ロックアウトを後からしました。

 

最初から、経済優先で、ロックアウトもしたくなかったけど、州の権限が強く、一部制限したけど、そのまま、中央政府が経済活動を続けようとして、どんどん感染が広がった、米国とブラジル

 

法制上、ロックアウトができず、自粛勧告で、医療崩壊した大変なことになるので、中途半端で、各国の様子みながら、独自路線をとった日本。

 

欧州諸国のロックアウトのあと、欧州から感染者が入ってきて、南米では初期の段階から、ロックアウトしたペルー。様子見ながら、経済優先やりたかったんだけど、感染者がどんどん増えて、致死率が急増して、あわてて部分的ロックアウトをしたチリ。

 

医療設備がペルーより未熟で、人口も少ないけど、じわじわ感染が拡散し続けている、エクアドル、ボリビア。

 

ペルーより人口が多く、国土も広く、対策も中途半端、感染者も少ないけど、じわりじわり増え続けており、ポイントロックアウトをしているコロンビア、アルゼンチン。

 

ブラジルほどではないけど、ロックアウトとらず、確実に感染と死者が増え続けているメキシコ。

 

ですから、検査の仕方とか統計の仕方、国の対策もちがうから、感染者数と死者数だけ、みて、国中がパニックになっているとか、ゾンビのような感染者だらけの「死の国」になっているのは、ブラジルだとか、米国だとかいうとそうでもないわけです。

 

集団免疫に関しては、免疫者が多くいれば、感染拡大防止につながるかといえばそうではないようです。例えば、スウェーデンは、結局、抗体をもっている人は、それほど多くないという結果がでていますから。

 

スウェーデンと日本とペルーを人口と人口密度で比較してみると:スウェーデン 人口1022万人(人口密度K㎡22人)、日本1億2650万人(335人)、ペルー3100万人(21人)です

 

ペルーは人口密度はスウェーデンとほぼ同じで人口は3倍、日本の面積の3.4倍あります。

 

ただ、ペルーは日本よりでかくても、人口の35%以上が首都圏リマに集中しています。

 

生活様式や所得など、ペルーとスウェーデンと比較しなくても、普通に全然ちゃうやないかと、わかりますよね。日本と比較してもですね。

 

リマ周辺のサンファンデルリガンチョ区は人口100万人以上住んでおり、アレキパ市と同じくらいの住民の数がいます。そんな、区がコマス、サンファンデミラフロレス区、ビジャエルサルバドル区、サンマルティンデポレス区などごろごろしているわけです。

 

ビスカラのロックアウトが失敗やったんとちゃうか?と批判がもう出ていますが、欧州や日本、ブラジルと数字だけでは比較でけませんね。

 

ですから、数字だけで、ペルーは世界の5本の指に入る、コロナ大国になってしまいましたが、それほどおびえる必要はないと思います。ただし、それはそれなら、気にせず、いままで通りということではないですよね。

 

悪く言えば、これから 米国のドラマのウオーキングデス みたいにゾンビの中で生活することになるでしょうね。よくいえば、自分なりの慎重な防疫を講じれば、それほど心配することもないわけです。数字でみれば、ペルーはどんどん、コロナ感染者が回復しているのですから。ただ、感染しても、後遺症が残る人もいるそうですから、やっぱり、行動は慎重にということでしょう。

 

まあ、こんなところです。チャンチャン。

 

まわりにウイルスの運び屋がいっぱいいますから、注意するのにこしたことはないですね。

 

WHOが今まで空気感染しないといっていたのに、「空気感染」すると言い出してます。研究者の新たな結果をみて、新たな説をだしているんですね。ええ加減しとってね。

 

おわり