マチュピチュ遺物の返還の今後 | 南米ペルー在住、ピルセンの「ペルー雑感」

マチュピチュ遺物の返還の今後

 マチュピチュ遺跡考古遺物返還、返還合意調印はこれからというニュースの後、調印されたらしい。つまり、ガルシア・ベラウンデ外務相は、マチュピチュ遺跡考古遺物返還をエール大学側が合意していることを認めた。しかし今後、返還合意のための正式調印の日付は未定とした。ペルーで展示のための360点は2011年6月までに返還され、すべての遺物(4万点以上)の返還には2年かかる見込み。遺物保管はクスコの国立サンアントニオ・デアバ大学が担当予定とのことだ。

返還される遺物の第1陣は2011年3月に到着し国立博物館(リマ市)で展示されることになるとファン・オシオ文化相がラジオ番組で発言。