ちょっと、自分だったら長すぎて絶対に読まないと思うぐらい長い日記になってしまった。ヤフーの記事とか、2ページ以上あったら読まないから。日毎に投稿すれば良いのにと思われるかもしれませんが、アクセス数を増やす事は考えてないので、自分の記録としてで、読みやすさも追求して書いていません。今のうちに逃げたほうがいいかもしれません。要注意。


もうパイロットの道のりは、今やめても未練はないところまで辿り着いたから、もういいかなと思っていましたが、やっぱりでかい飛行機には憧れる。大型機だったら何でも良いのであれば、副操縦士としてなら、会社や国を選ばなければ、どこかには引っかかる。


ただ、今の年齢で、機長の仕事を捨ててまで副操縦士に転職するのには、かなりのリスク。一回辞めたたら今の位置には戻れない。副操縦士として戻ってこれたとしても、また下からの順番待ちになる。


大型機を飛ばしてみたいという、自分のわがままに家族全員を巻き込んで良いものか。「大きな飛行機」という事以外に、家族にとっての利点は何もない。前に、大型機のA330のジャンプシートで移動したことがあるけど、A330クラスであれば、プロシージャもA320とほぼ同じなので、操縦席に入っちゃえばあまり違いはないし。


ということで、目指すんだったら一番上ということで、大型機を通り越して、超大型機の二階建てバスだな。


ただ、そこで働くには中東に家族道連れで引っ越さなくてはいけない。


副操縦士としての転職で給料は減るものの、中東は所得税がないので、手取りは今とほぼ変らない。

中東の生活について調べてみると、セレブなのか、セレブ気取りなのか。んんんー、ちょっとうちの感覚とは違うなあ。お友達にはなれなさそうだな。と思っていたら、親しみやすい人も出てきました。はあ、良かった。メッセージで質問しても丁寧に答えてくれました。


自分のブログをメッセージ拒否設定にしてるのは、相談が来て、細かいところまで時間かけて返信しても、なんの反応もない人の多すぎること。あとは、私の旦那の方が凄いですよ感を出すパイロットの妻。他人が決める自分の位置なんか、最下位でも何でもいいんだけど、そういう人はめんどくさい。


ちょっと話がずれました。


引っ越したら最低でも数年は逃げられないので、自分の目でも確かめたい(3年半は勤務しないと、訓練費を徴収される)特に、男性優位のイスラム社会で、奥さんと娘がやっていけるのか。


ちょうど有給も取れてたので、視察に行くことに、、、したものの、娘のパスポートがない。オーストラリアはパスポート更新に1ヶ月ぐらいかかる。そして申請中は古いパスポートは使えない。


3週間ぐらい前に申請したから、月曜に届くかな?月曜に届いたら月曜に行こう。届かなかったら火曜日。火曜日にも届かなかったら、中東の話は無かったことにして、諦めてどこか国内を旅行しよう。


月曜の朝、郵便配達のバイクがきました。。。ポストを素通り。来なかった。「今日は、行かないよー」。じゃあ今日は何しよう?と考えてると、配達の車が来た。


「身分証明書見せてください」


もしかして?


パスポートでした。


みんなで、ヤッターって喜んで、「今日行くよー!」


フライトもホテルもなんの予約もとってなかったので、すぐさまフライトの予約をして、ホテルを適当に選んで、荷支度。


夜になって、いざ出発。機内のアナウンスが新鮮だった。「機長はブルネイ出身、副操縦士はイタリア、フライトアテンダントは20カ国からで20カ国語話せます」


この超大型、窓の外はスポーツできるんじゃないかと思うような広い翼。


ということで、何もわからずに急遽決行した中東旅行。季節もちょうどよい時期で、ちょっと肌寒いくらい。


「飛行機で何か映画みた?」


奥さん「こうやどうふ店かと思って見てたら、タカノ(高野)豆腐店だった」


空港のセキュリティスタッフがカメラに背を向けて仲間とお話。でも、パイロットの友人いわく、裏ではしっかり見てるらしい。


最初の日は疲れてたので、近くのショッピングセンターへ。フードコートで好きなのを選んでランチ。


奥さんがポケ丼のサーモンを食べて、「これちょっと臭いけど大丈夫かな?」


そのサーモンを食べてみると、物凄く臭い。腐ってるかと思うぐらい。「よくこんなの食べたね!?」


違う店で買った、息子のポケ丼も食べてみると、「うわっ、こんなの食べちゃだめ!!」


生食文化がないとしても、これを食わせるのはひどい。オーストラリアでは、ちょっとこれは生では無理かなと言うものでも、ここまでひどくない。


その後、スーパーに行ってみたら、そこのサーモンも臭かった。ここで仕入れたんだな。


ショッピングモールの案内に、肩と膝を隠す服装でと書いてあるのに、膝と肩、さらにお腹を出して歩いてる女性の多い事。


物価はオーストラリアよりもちょっと高い。コーヒーは千円ぐらい。食事はレストランへ行ったら1万円じゃ足りない。1000円コーヒーと言えば、ホテルでバイトしてた時のひどいコーヒーを思い出す。麦茶かと思うぐらい薄いときもあったな。5スターホテルなのに。


また脱線した。中東に戻って、


スーパーで買ったミルク、すっぱい?

どうやら、Full fat milkと書いてあるのに、Labanというのはミルクじゃなくて、飲むヨーグルトらしい。腐ってるかと思った。


帰りのタクシーを拾おうと、タクシー乗り場へ向かって歩いていると、「タクシー?」と行って人が寄ってきて付いていきそうになった。そしたらショッピングセンターのスタッフが、タクシーはあっちだよと違う方へ案内してくれた。寄ってくるタクシーは、プライベートタクシーと言って、高いやつ。普通のタクシーの倍以上取られるところだった。


普通のタクシーを捕まえて、乗って走り出したかと思ったら、メーターが作動しないと言い出した。これは良くある、ぼったくられるパターンだなと警戒していると、「だめだ、働けません」と言い出した。わけがわからない。良く聞いてみると、シフトが終わるとメーターが作動しなくなる仕組みらしい。仕方なくそのタクシーから降ろされて、タクシー乗り場へ戻る。列の先頭に戻してくれて、またすぐに乗れた。


次の日、とりあえず海沿いの高給住宅とホテルエリアを散策。


コルベットが次から次に来て、それをランボルギーニと言う息子。ランボルギーニじゃないよって言ってるのに、でもランボルギーニでいいって言い続ける強情な息子。


夜は既に中東で働いている元同僚の家でディナーご馳走になりました。そこはパイロットの社宅で、大きな部屋の4LDKに加え、住み込みヘルパーの小さな部屋。ヘルパーの部屋も含めて全部屋トイレ付き。


コミュニティの敷地内には、プール、テニスコート、医者、薬局、ジム、スーパーマーケット、なんでも揃ってる。電気代もメンテナンスも会社持ち。スーパーも薬局も無料配達サービスあり。


ここだったら住めるかな?でも会社の人と、職場の外でも会うのってどうなんだろう。友達の子供はイジメにあったことがあるっていってるし、仕事辞めないと逃げられないよなあ。セキュリティもすごくて、夜遅くに子供が外で遊んでいても危険はないけど。


次の日は、砂漠のサファリツアーに参加してみた。


出てきました、砂の山。でもダンプカーが走ってるな。あれ、何?


「ゴミの山だよ」わー、こんな観光客の目に付くところに巨大なゴミ山作っちゃったか。


町中はきれいでも、ちょっと郊外へ出るとゴミが目立つ。


ツアーにこれとこれも付いてますという、込み込み価格なのに、現地へつくと、オプションで付けなかったバギー場へ連れて行かれ、バギーのレンタルを進められる。こんな混み合ってるところで、バギーに乗るのは勇気がいるし、オーストラリアの砂丘でも出来ることなので、いらないよと断ると、フレンドリーだったツアーガイドの態度が急変した。


ランドクルーザーで砂丘を走るツアーだけど、ツアーガイドが怒ってたのか、容赦なくて、奥さんの体が飛び跳ねて肘を打って擦りむいて出血。後ろに乗ってた息子は、荷台のシャベルが飛んできて顔に直撃してアザに。どんだけ荒かったかと言うと、車のナンバーが吹っ飛んで、ぐちゃぐちゃに折れ曲がったぐらい。下の子ふたりは楽しかったようで、またやりたい。



サンドボードは、降りるのは楽しいけど、登って戻ってくるのはかなりしんどい。しかもちょうど頂上付近で砂が舞っているので、口を閉じて鼻で呼吸をしないと全部吸い込む。息を切らして登ってきて、苦しい鼻呼吸。


その後、キャンプと言われる場所でディナー。砂漠のオープンスペースにある、風で飛んでいきそうな屋外レストラン。中へ入ると、「こちらのVIPエリアどうですか」



もちろん、追加料金。テーブルと椅子があるだけ。こっちの席でいいですと行って、地べたに置いたクッションに座る。ただ、やっぱり金持ちエリアとの差別は加える。ディナーが先に用意されたり、ダンサーのコスチュームが派手だったり。



ヘナタトゥー、ツアーに含まれてるから、奥さんと娘が行ってみると、「どこから来たの?どれくらいいるの?」とフレンドリー。デザインを選んで、これでお願いしますと言うと、それは追加料金。「えっ、ツアーに含まれてるって言われたけど」


「含まれてるのは、これだけよ」と一番小さなやつ。


じゃあ、それでいいと言うと、フレンドリーだった態度が急変して、話もしなくなる。


めんどくさいなー。


これ、現地人の態度だと誤解されるかもしれませんが、人口の80%ぐらいが外国人労働者らしいので、国を象徴する国民性ではありません。国民に対してネガティブなイメージを持たないように。


砂漠の夜は寒い。でもご安心を。毛布も含めていろんな物を売りつけに来るから。寒いのにアイスなんていらないよと言っても何度も来る。こっちは貧乏人エリアだから、あっちの金持ちVIPエリアに行ってくれ。


ディナーを取るところは、男女別。中東のダンスを見て、最後のダンスの最中に、「そろそろ出口が混んできたから、もうすぐ出たほうがいい」と言われて車に乗り込み、夜の砂漠をレースのように猛スピードで出口へ向かう。それはちょっと面白かった。砂漠のオープンスペースでも、柵に囲まれているので、出口が混み合う。


さっき機嫌をそこねたガイドには、息子から現金を借りて、チップを渡して機嫌を取り戻すことに成功。


次の日はショッピングセンター。室内スキー場があるみたいだけど、日本でも雪で遊べるし、ここでしかできないことしたいな。


ほぼみんな外国人なので、ホテルのエレベーターの中で、ここの言葉でハローってなんていうの?って聞くと、「わからない」って言われる。


「どちらから来られたんですか?」


「イラン」


「おしん知ってます?」


「もちろん!!アイラブジャパン!!」


それから、この人と会う度に、もう友達のようにフレンドリー。


さすが、おしんパワー。イランでは、おしんの視聴率が80%とか90%とか行ったぐらい、おしんはすごい。イランでトラブルに巻き込まれたら、「おしん、知ってます?」で逃げ切ろう。


ディナーは噴水ショー見れるレストランを予

約。ネットで予約しましたと言ってレストランに着くと、確認メールが来たのに、予約リクエストの確認メールで、予約自体の確認はできてなかったみたい。ややこしい確認メール送ってくるなあ。でも、快くテーブルを用意してくれた。


「でも噴水ショーは7時からよ」


政府運営の観光案内サイトには、6時からって書いてあったのに。


まだ一時間半もあるな。ゆっくりディナー食べよう。


さあ、噴水ショーの時間です。テーブルに座ったままでも見れるのに、みんな立ち上がって視界をさえぎる。表情を決めてセルフィー(自撮り)する人たち。誰かに見せるんだろうけど、誰が見るんだ?


噴水も綺麗だったけど、それよりも人間観察の方が興味深かった。


次の日は、ボートで川の向こう岸まで渡って、マーケットへ。家族全員でこの値段ねと言われた額は観光案内に書いてあった値段の4倍、と言ってもみんなで1000円ぐらい。ちょっとぼったくりだけど、めんどくさいからまあいいか。追加料金で川下りを勧められたけど断った。やらなくてよかった。ボートのディーゼル排気ガスがすごい。



マーケットに着くと、「ニホンジン?」「トウキョウバナナ?」「チョットマテチョットマテ」「ナンデヤネン」疲れるタイプのマーケットだな。トウキョウバナナって、東京みやげのことだろうけど、それを面白いと思って教えた日本人のセンスのなさがちょっとざんねん。


奥さんが、アラビックな可愛いうつわを見ていると、1ドルって言うから、買おうとして店に入ると、これも見て、これもどう?


これだけでいいと言ってるのにしつこすぎて、結局何も買わずに店を出た。


今まで考えもしなかったけど、アラビックヤマトのアラビックはアラブのアラビックか?


ボートで向こう岸へ戻って、今度はスパイスとゴールドのマーケット。子供の手をつかんで、お菓子を渡してくる。ゆっくり見て楽しめるようなマーケットではない。押しに弱い日本人は、言い値で買わされるマーケットだな。ホテルの人にも気をつけるように言われた。まず、言い値の半額から値段交渉するようにと。



みんな出稼ぎの外国人で、国外追放されると家族に送金できなくなるので、犯罪率は低いらしい。ただ、安全だからと気を抜いていると、押し売り商売に簡単に引っかかる。


最終日、もう行くところはないかな。もちろん、お金を使えばいくらでもアクティビティはある。ウォーターパークや動物園、イルカに会えたり、ビーチへ行ったり。楽しいことはいっぱいある。


でも何でも桁違いに高いから、オーストラリアで出来ることをわざわざ倍の値段を払ってまでやらない。


オーストラリアでも、4WDで砂丘もサンドボードもできるし、ラクダにも乗れるし、綺麗なビーチもあるし、イルカとも泳げるし。


ちょっと人混みが疲れちゃったけど、転職を考えてなかったら行かなかったし、なんの計画もたてない、いきあたりばったりの旅行は楽しかった。


でも気になったのは、土が悪いな。乾燥気味の黄色い粘土質。もし引っ越すことになったら、まず最初に庭の土を改良したい。


最後のディナーはホテルでラマダンスペシャル。大した料理は並んでないけど、食べ放題。


ビルマ人の新人スタッフが、自分でやるからいいと言ってるのに、息子にデザートを取ってくれる。ちょっと、それは後でのやつ。まだディナー食べてないのに。ほっといてくれー。ビルマってミャンマーになったけど、出会うミャンマー人はみんな出身バーマ(ビルマ)って言うなあ。どこで「バ」が「ビ」になったんだ?


ディナーを楽しんでいると、突然テーブルに飾ってあった百合の花が、首からぽとっと落ちた。


これは何かのサインか?


ちょっと嫌な感じだったので検索してみた。


役目を終えて落ちて、新しいステージへ突入する時期だというメッセージらしい。気分の良い解釈なので、それで納得。


空港まで送ってくれたドライバー、時速120キロで前の車にピッタリ付けて、どけどけ合図のパッシング。落ち着けー、急ぐ理由はなにひとつない。みんな運転が荒い。


住めるかなあ?住めるけど、生活環境は今より劣るな。男性優位の感じはあまりないけど、自由度が低い感じがした。休みの日に家族で、カフェやランチ行っても5千円〜1万円ぐらいかかっちゃうし、住むとなったら、観光アクティビティはやらないし、観光客でごった返すショッピングセンターには行きたくないし。中東の航空会社に受かっても落ちてもどっちでもハッピーな気持ちになった。


帰りの飛行機で、物凄く気になったことがあった。シートベルトサインがついているのに、乗客が何人か立っていて、フライトアテンダントは何も言わない。


これ、自分が機長だったら心配なやつ。サイン消し忘れもたまにありますが、ベルトサインをつけてるのは、気流の乱れが来るのを予測してるからで、乗客全員がシートベルトを着用して座ってる事を想定して飛んでいる。オーストラリアのフライトアテンダントだったら、すぐに乗客に注意するやつ。


もう、ここまで読んでる人は流石にいないか?


ちょっと早送り。中東航空会社の一次試験は、旅行前にやっていて、次のオンライン面接で落ちました。まあいいかという気持ちで挫折感はないけど、挫折ということにしておきたい。


面接は、嘘は見抜かれると思っているので、正直に答えたら正直になりすぎた。


「もし不合格の場合、次の計画はありますか?」


「今の仕事は、ほぼ毎日家に帰ってこれるし、ベストジョブだと思っているので、不合格なら今の会社でハッピーです」


なんてことを言うんだ! 面接官に喧嘩売ってるのか?

たぶん、「もっと経験を積んで、成長してから再チャレンジしたいと思います」みたいな答えを聞きたかったんだと思う。


心の片隅で、超大型機には憧れるけど、それ以外の利点は何もないなと思っていたのが言葉に出てしまった。


それだけじゃないと思う。「長年機長として飛んでいますが、副操縦士になっても大丈夫ですか」


「はい。機長経験もあるし、副操縦士経験も長いので、機長をどのようにサポートしたら良いか熟知しております」


自分は大丈夫だけど、すぐに居なくなるかもと思われたのか。


最後に、「お子さんは何人ですか?」「何歳ですか?」


学費も3人まで会社負担。ああ、会社の負担額計算してるなと思った。オーストラリアだったら、新婚で、すぐに産休に入るかもとか、会社の負担を考えての差別は、大手企業ではありえない。


まあ、面接官のひとりがずっとあくびしてたので、面接始まる前から結果は決まってたような感じもあったな。どうしてもここに入社したいんです感を出せなかった。


家族は背中を押してくれてたけど、大型機ということ以外に利点がない戦争地帯の近所に、家族を連れて引っ越すのも、どれだけワガママなんだ?と言う気持ちもあった。


今の会社でもいいんだけど、そろそろ歳だし、面白い事をしたいと思い、ウズベキスタンとかカザフスタンとかベトナムとかも転職先として見てるけど、喘息持ちの子がいるので、空気汚染が心配だな。シンガポールも香港も家賃高いし、マレーシアは給料低いし。給料目当てだったらアメリカだけど、冒険しに行くようなところではないしな。


日本でも、パネルD15というテストに受かれば、色弱でも航空身体検査にパスできるみたいなので、常に募集をかけてる、西日本を拠点とする◯ー◯にも問合せてみた。


「D15テストで身体検査通ったら、色弱でも大丈夫ですか?」と聞きたかったんだけど伝わらなかった。


名前も名乗らずに「医療機関ではありませんのでわかりません」ここは自ら行きたいと思って行くような会社じゃないなと思った。


数日後、コンサートというものに生まれて初めて行ってみた。若い頃はお金がなかったので行けず。大人になってからは、オーストラリアのどこに住んでいても近所の大音量ミュージックが聞こえて来るので、音楽が苦手になった。


オーストラリアの歌手、ジェシカ マウボーイ。18歳以下はひとりでは行けないので、娘の同伴者として。



ジェシカは、オーストラリアンアイドルと言う、オーディション番組の準優勝者。


歌は聞いたことなかったけど、さすがベストセラーにもなってるだけあって、うまいな。


客層もちっちゃい子からお年寄りまで。英語圏特有の耳障りなエフワードも聞こえてこない。


エフワードのエフはおなじみの汚い言葉。それを、クールだと思って使う日本人がいるけど、教養のないバカに見えて、かえってかっこ悪いのでやめたほうがいい。


番組に出てきた時は16歳の普通の女の子だったジェシカが、今ではスーパースター。自分次第で何でも可能だよという、お手本だな。番組の優勝者じゃなくて、準優勝だというところもいい。


興味のある人は、ジェシカ マーボイのギブユーラブ聞いてみてください。ギブユーラブのところを英語にして検索したら出てきます。


ちょうどジェシカが番組に出てきた年に長男が生まれてると思うと、ジェシカのパフォーマンスを見ながら、自分も良くここまで来たなと思えた。周りもみんな同じ事やってるので、機長になったからどうという気持ちは何もなかったけど、初めて少しだけ自分を認める事ができた気がした。


でもここで満足したら終わりだ。今回の就活も、準備して動いてるときは少しワクワクした。


中学の野口校長先生から卒業生全員に送られた手紙。


「この道はどこまでも曲がりくねった上り坂なのだろうか」難題と戦うことが人生で、それを克服することに楽しみを求めて生きる。登りきった終点にはなにもない。坂を上っている間が花なのである。

不思議なことに、中学で体操部の大森先生に背中を支えられて宙返りの練習をしている夢を見た。手から着地して、うまくできない。

大森先生から頂いた詩を思い出した。

「麦」出だしの部分を忘れちゃったけど、、、
麦のように、踏まれても踏まれても起きつづけ、最後には立派な穂を実らせてください。

ここから何を目指したらいいのかもどっちへ進めばいいかも分らないけど、漸進し続けなくては。でもそのやる気をどうやって手に入れるか。そこが問題だな。おしんでも見て気合入れるか。


漸進:立ち止まらず、少しづつ進むこと。困難だと分かっていても漸進する。(アニメ「舟を編む」から)