こんばんは、龍司です
今夜は、前回の記事の内容に関連したお話を♪
前回の記事で、
Rolling Stonesのアルバムは、
世の中を驚かせるような話題を作って、メディアに紹介されることによって大ヒットし、
しかも、聴いてみると内容も素晴らしい、というお話をしました^^
「Sticky Fingers 」や「Beggars Banquet 」のジャケットも衝撃的でしたけど、
↑「Tattoo You 」のジャケットも強烈なインパクト!(笑
外面的な「驚き」で注目を集め、
内面的な充実で「共感」を呼ぶ、、という理想的なスタイル☆
このスタイルにピッタリなことが、
秋山 隆平さんの「情報大爆発 」という本に書かれているので 紹介します。
※以下、引用
「いかにして注目を惹くか」という、「アテンション マーケティング」のキーワードは、
「キャッチ」です。
キャッチフレーズのキャッチですね。
関心の向いている方向を、変えてもらうマーケティングです。
真っすぐ前を向いて歩いている人の足をとめさせて、
道端にある看板広告を見てもらうような手法ですね。
一方、いかに浸透させるかという、「ペネストレーション マーケティング」のキーワードは、
「マッチ」です。
「君にマッチした服」とか「この場にマッチした会話」といったときに使うマッチですね。
「注目」をして、こちらを向いてくれた人を、もっと前のめりにさせる手法です。
※引用、以上
キャッチとマッチ
驚かせて注目してもらい(キャッチ)、注目してくれた人に共感いただく(マッチ)、、
今の時代、、
この両方が重要なのでしょうね^^
今の時代は、、
モノや情報が過剰なほどに多く、
消費者のアテンション(注目)は、分散化 。。
いくら良い製品を作っても、
誰にも知られなかったら、売れません(笑
やっぱり、
消費者にアテンション(注目)を向けていただくことが重要☆
ただ、いくら驚かせてアテンション(注目)を集めても、
その製品の内容が充実していなかったら、そのアテンション(注目)は長続きしませんので、
製品の内容を充実させて 深く共感していただくことも重要☆
キャッチとマッチ、、企業の製品だけでなく、
身近なところにも感じられる場面は多いと思います。
たとえば、「ブログ」。
プロフィール写真がユニークなので、ちょっと読んでみると、
意外と内容が良い、、という経験は 私もけっこうあります^^
この場合、、ユニークなプロフィール写真で「キャッチ」し、
記事の内容で「マッチ」したっていう感じでしょう(笑
お見事☆
それから、「音楽」。
私は昔、X JAPANを見た時、その奇抜なルックスに驚かされて関心を持ち、
曲を聴いてみると、意外とキレイなピアノのメロディーもあって 深く共感♪、、
という経験もあります^^
ファンの視点から見ると、、
「キャッチ」されてから「マッチ」するまでのギャップも面白かったり^^
発信する側の視点で見れば、
「キャッチ」から「マッチ」までの魅力的な展開を作ることも必要でしょうね^^
それは、驚かされる側にとっても、驚かす側にとっても楽しいですし、
一種のエンターテイメントでもある、と思います。
世の中に こういうエンターテイメントが増えるのが楽しみな今日この頃の私です