こんばんは!龍司です夜の街

週末 ですね(^^)


本日は、薬販売のお話を。。。


8日に改正薬事法 が成立 しまして、

内容はかなりの規制緩和が骨子となっています。


どこが規制緩和されるのか、というと・・・


薬剤師がいなくても薬を販売できる

という部分です。


大衆薬を副作用の危険性の度合いで「ABC」の3段階に分け、

副作用のリスクが少ないB,Cに関しては

「登録販売者」の資格を取得すれば販売できるようになります。

「登録販売者」の試験に関しては、これから厚生省が決定しますが、

薬剤師の資格比べれば、かなり取得しやすいものになるでしょう。


今までの「薬事法」では、

薬剤師でなければ どんな薬も販売できない、

という内容でしたのでかなり規制が緩和されることになりますよね。


これは、

薬販売にも押し寄せた「フラット化」の波 !!

ともいえそうです。


 「フラット化」 に関して詳細は、

5月27日の記事「フラット化する社会=ピンチ or チャンス?」

参照ください

これからの社会は、従来の富を独占してきた「山」が崩れ、

平らになる(フラット化)という傾向にあるという比喩です。


さて、

この法改正が、なぜ「フラット化」の波 になるかというと・・・


波薬を従来の薬局以外の場所でも

販売するチャンスが大いに広がるからです。


たとえば、

薬剤師不足・・・人手不足に悩まされていたドラッグストア。

drug


容易に従業員を確保できるでしょうし、

さらに人件費も抑えられるでしょう。

(薬剤師への給料はそれなりに高く設定しなくてはなりませんが、

通常の従業員であれば、高く設定しなくても雇えます)


ドラッグストアは、店舗をさらに拡大し、

営業時間も延長、深夜まで営業して薬を販売する傾向が

強まるでしょうね。


この法改正の好影響を予想してか、

マツモトキヨシの株価も、上昇!だそうです(^^



それから、

ドラッグストアだけでなく、コンビニキラキラ

sunkus


最近では、コンビニでも健康志向の商品を置く店舗が増えてますが、

この法改正で、風邪薬なども販売できるようになります。


コンビには、欲しい商品が手軽に手に入るからこそ

コンビニ=便利!なわけですから(笑)

薬も是非、取り扱いたいでしょうね


需要も高いでしょうし、

薬を買いに行ってついでにお菓子も買う、とか

薬の集客が収益拡大にも繋がりそうです。



波このように、

ドラッグストアやコンビニが

「フラット化」の波をチャンスとして利用することが予測される一方、

従来の薬局にとっては、試練となりそうです


今までは、法規制に守られて、

薬を異業種では扱いにくくされていましたが、

今後は異業種でも扱えるようになり、

薬の流通ルートは薬局が独占的に押さえられなくなるからです。


そこで、従来の薬局は、

ドラッグストアやコンビニとは違う何か、付加価値をつけていかなくては

今までのような収益は確保できなくなるでしょう。


改正薬事法は、2009年夏までには施行されますので、

今から付加価値作りの対策を練る必要がありますね。



波一方、この薬事法改正を

消費者の視点で考えてみれば、

薬を買える場所が増えるのですし、

深夜でも買える、等買える時間も増えるわけですから

良い傾向ですよね


目薬ですとか、風邪薬とか

ちょっとした薬は手軽に手に入れたいものですし(^^)


_ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _


追加です。。


昨日、私は待ち時間を活用して

第三の波 」でおなじみのアルビン・トフラー氏の新刊を読んでみました。

タイトルは・・・

富の未来 で、上巻下巻 から成っています。


富の未来 上巻 」    「富の未来 下巻


興味深いのは、

第三の波 」で登場して人々に衝撃を与えた「生産消費者」という概念が

あらためて詳しく説明されている点です。


「生産消費者」=「プロシューマー」に関しては、

私は、昨年の3月21日の記事 でもお話しましたように、

「プロシューマー」とは

「プロデューサー」(生産者)と「コンシューマー」(消費者)の合成語。

これからの時代の消費者は、

単なる消費者ではなく、「生産消費者」的に力を持つことが予測されます。


今日の記事の「薬」に関しても

製薬会社 → 卸業者 → 従来の薬局 → 消費者

という一方的な流れではなく、


製薬会社 ← 様々な販売業者 ← 生産消費者

というふうに

消費者の意見が主体になって

販売会社、製薬会社を活用する・・・

という流れが生まれそうです。


このような時代、

販売業者に求められるのは・・・

「ニューミドルマン」 のスタンスである、とも言えそうですね。


「ニューミドルマン」 に関しては、

昨年の5月14日の記事 を参照ください