皆様、こんばんは!龍司です(^ ^)

 昨年の3月17日、∞最前線通信の記事 で「インターネット広告がラジオ広告を追い抜いた 」というお話をしました。

 これは、「2004年の日本の広告費」の話で、インターネット広告の規模がはじめてラジオ広告を追い抜いた!という記事でした。ラジオ広告といえば、テレビ・新聞・雑誌と並んで「マスコミ4媒体」といわれる大きな媒体ですから、これをインターネット広告が抜いた!!ということで衝撃的だったわけです。


 ところで。。。

昨日、電通 の「2005年の日本の広告費 」が発表されましたね。


 ※電通 のNEWS RELEASEは、こちら

 

 


 この発表によると、インターネット広告費は、前年比155%の高成長!!

(2,808億円)

 

 


 一方、「マスコミ4媒体」の広告費は・・・


テレビ99.9% (2兆411億円)

新聞98.3% (1兆377億円)

雑誌99.4% (3,945億円)

ラジオ99.1% (1,778億円)。。。ということで、すべて前年割れでした。

 


 予想通り、インターネット広告の割合が伸び、、「マスコミ4媒体」は減少。。という結果でしたね。

 


 インターネット広告の規模は一昨年にラジオを抜いたわけですが、近年中に雑誌を抜くでしょう。そして次は新聞を・・・

 


 「マスコミ4媒体」からインターネット広告へと広告費が移行するのは明らかです。

 


 興味深いのは、 「マスコミ4媒体」というものは「一部の権益を持った企業が握っている」という特徴がありましたが、インターネットの場合、一部の企業が媒体を握っているのではなく数多くの事業者が存在するという点です。

(もちろん、その中でもGoogle 等が圧倒的な力を持つのは予想されますが)

 


 今後大きくインターネットに移行する広告費を誰が握るのか・・・

 


 インターネットでは、電波を持っている、全国紙の流通網を持っている・・・ということでの優位性を持つことはできないので、機会は平等に与えられていると言えます。

そこで、実力が問われますよね。

今後、ここでの競争は激化することでしょう!

 

 まさに、Welcome To The Jungle !!


 権益で広告を確保してきた既存の事業者の皆さんは、ジャングルでの競争に突入しなくてはなりません。。。そしてジャングルには多くの競争相手が。。。

 「マスコミ4媒体」がどうなるのか、そしてTomiya社長 がどのような動きに出るのか、注目ですね(^ ^)

 

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補足


▼今後の「インターネット広告とその他の広告の関係」に関して、「インターネット広告革命―クロスメディアが「広告」を変える。 」という本の130ページから非常に興味深いことが書かれてますので紹介します。

(以下、引用)

 「メディアミックス」という考え方が登場し、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、交通広告などのメディアをどのように組み合わせ、「ターゲットリーチを最大化できるか」が基本思想となるメディアプランニングの基礎が作られた。つまりは、できるだけ重複を避けて、主力メディア(テレビであることが多い)の届かないところを他のメディアで補完しようというものだ

 しかし、インターネットという従来のメディアと次元(レイヤー)の違う仕組みとの組み合わせは、今までのメディアプランニングを一変させるものとなる。そもそも、インターネットコミュニケーションメディアでもあり、マーケティングツール(あるいはチャネル)でもある。一方向に広告メッセージを送るという従前のメディアとはまったく異質なものである。これを組み合わせるということは 、同じ次元のものの「足し上げ」ではなくなる。

 複数のメディアを組み合わせて効果的なキャンペーンを展開することを、従来「メディアミックス」と言っていた。これに対し、インターネットを組み合わせるメディアプランをクロスメディアと呼ぶ。足し算の「メディアミックス」に対して、クロスメディア」は掛け算だという考え方だ。

 インタラクティブメディアは、基本的にレイヤーが違う。今後はむしろ、インタラクティブメディアを中心(コア)に置いて、周辺に「マス広告」、「リアルプロモーション」、「トランザクションシステム」、「ブランディング」をインタラクティブ活動にあわせて設計していくというマーケティングモデルが主流になる。」 (以上)