こんばんは、龍司です。

今日から11月ですね。時間の流れは早いものです。

特にこれから年末は時間の流れが加速しますよね(笑

12月は師走ともいいますし。


さて、前回の記事 、

Gyaoの利用時間の増加、そしてこれからはユーザーの時間の奪い合いの時代 」に

多くのコメントをいただきありがとうございました! 

USEN パソコンテレビGyao

御覧になっている方も多いようですね。

gyaoimg


前回の記事の中で、

これからは限られたユーザーの時間をいかに占有するか、

多くの動画配信サイトの競争が激化する時代になるだろう、

という予測をお話しました。


今の時代・・


モノが増える、情報が増える、様々なサービスが登場する・・・

現代人は溢れるほど多くのたモノ、情報、サービスに囲まれています。


番組の視聴者、ユーザーの視点から見れば、

限られた時間を使っていかに有効にそれらを活用するか、

ということを重視するようになるでしょう。


そして、番組、サービス提供する事業者の視点から見れば、

いかに自社のサービスに時間を費やしていただくか、

というテーマを必至に追求するでしょう。


非常に多くの番組、サービス提供する事業者と、

限られたユーザーの時間・・・


ところで、

こうした多くのモノ、情報が溢れた時代を生きる多忙な現代人に対して、

広告はどうなっていくのでしょうか?


番組を見る時間さえ多くの事業者が競い合っている時代に、

広告を見る時間などあるのか、

という疑問も浮かんできますよね(笑


たとえば、地上波のテレビの広告

ハードディスクレコーダーに録画してスキップして見る、

という方が増えています。

仮に録画せずにリアルタイムで番組を見ていても、

番組の途中でいきなり出てくる広告

ユーザー、視聴者にとって良い印象に映るとは限りません。

むしろ、貴重な時間を邪魔されるような印象を持つ視聴者も

多いかもしれませんね(笑


私が尊敬しているマーケター、Seth Godinセス ゴーディン)氏は、

このような広告を「土足マーケティング」と呼んでいます。

土足マーケティング」と呼んでいるのは、

視聴者の貴重な時間、空間に、いきなり土足で入ってくるイメージからでしょう。


▼これに関しては、

特に「パーミションマーケティング―ブランドからパーミションへ

という著書の中で詳しく書かれています。



 

みなさんは、テレビやネット配信の番組の合間に流れる広告

対してどう感じてますか?


地上波のテレビだけでなく、ネットの動画配信サイトでも、

広告」が視聴者に悪い印象を与えてしまう可能性は

高いかもしれませんね。


では、これからの時代は、

どのような広告を展開すればよいのでしょうか?


戦後の高度経済成長時代、

まだまだ生活必需品ですら普及しきっていない時代には、

モノは生活者にとって「ありがたいもの」、「是非欲しいもの」

だったに違いありません。

このようにモノが足りない時代には、

広告を流せば視聴者はテレビや新聞に注目したでしょう。


しかし、現代ではモノは普及し溢れている時代・・・

今、最も難しいのは視聴者の注目を集めることなのだと思います。

 

これからの時代の広告に、

どうしたら「土足マーケティング」を行わずに注目を集め、

視聴者を惹きつけるマーケティングを行うことができるのでしょうか・・・


次回は、このテーマに関して考えてみたいと思います。