今夜、 - ライブドアの堀江社長の「堀江貴文のカンタン!儲かる会社のつくり方 」
- という本を読み返してみました。
- タイトルの「カンタン」という言葉を私は凄く好きです。
- 「儲かる会社」という価値があり、作るのは非常に大変だという
- イメージのあるものを、
- 「カンタン」に作ってしまうという感覚を考える時、
- 私は1970年代後半のロンドンで発生したパンクムーヴメントを連想します。
それまで「プロとして音楽を作るのはすごく大変だ、
頑張らなくてはいけない、音楽にも詳しくなくてはいけない、
大手レコード会社に気に入られなくてはいけない・・・・・」という
固定観念があったのに対し、
3コードさえわかれば後はギターを手にして演奏するだけ・・
カンタン!に音楽なんてやれるんだという
非常に爽快な感覚を持っていました。
このパンクムーヴメントの感覚と
ライブドアをはじめとした最近のIT企業には共通するセンスを感じます。
最初からお金持ちでなくても、資産など持っていなくても、
優れたアイデアと実行力があれば夢は実現できるんだ!
という非常に前向きな感覚があると思います。
20世紀には主流だった「産業資本主義」の時代には、
お金を稼ぐためには大きな工場や設備を持っていることが必要でした。
そして大きな工場や設備を持つためにはお金が必要でした。
ですので、もともとお金を持っている人、
資産を持っている人はお金を儲けられますが、
持っていない人は「労働者」として働き続けるしかなかったのです。
ところが、「ポスト産業資本主義社会」では、
お金を稼ぐのに必要なのは、大きな工場や設備ではなく、
優れた知識、企画力へと変化しているのです。
ですから、生まれつき資産家でなくても
やりかたしだいでお金を儲けることが可能になったのです。
大企業は多額の予算を当てて大規模なメディア広告を出したり、
新しいテクノロジーを作り出そうとしたりします。
が、このような資金がなくても
多くの方の関心を惹きつけるアイデアとそれを推進する力があれば、
大企業の大規模なマスメディア広告以上の収益を生み出すことは可能なのです。
なにしろ、予算が少なくて済むのですし、
利益を生み出すのは多くの方の関心を惹きつける
意外な製品やサービスだからです。
社会の人々の頭の中にある常識を打ち破った画期的な製品やサービス!
このアイデアと実行こそが
大企業の大規模なマスメディア広告、大規模な製品開発よりも
収益で勝てる要素なのでしょう。
この時代の変化をライブドアの堀江社長やパンクロッカーのように
「カンタン」に利用したいものですね。
※「ポスト産業資本主義社会」に関する参考書籍:
岩井 克人氏の「会社はこれからどうなるのか
」
