こんばんは、龍司です。
昨日、TSUTAYA に寄ったら
LEONの秘密と舞台裏 カリスマ編集長が明かす「成功する雑誌の作り方」
という私が大注目している「LEON 」という雑誌の編集長が書いた本が
並んでいたので早速、買ってみました。
TSUTAYA に寄ると、
ついついいろんなものを買ってしまうんですよね(笑
(余談ですが、8月30日、サイバーエージェントの藤田社長が
USENの宇野社長とともに、
CCCの増田社長と会食されていたようですが、
TSUTAYA を絡めた新しいプロジェクト等があるんでしょうかね) 
この会食に関する藤田社長の記事は、こちら

ところで、みなさんは「LEON 」という雑誌をご存知でしょうか?

40才~50才の「オヤジ」といわれる男性向けの

ライフスタイル雑誌なのですが、

「若い女性にモテるにはどうすればよいか」、

という点に焦点を当てていてユニークな雑誌です。

この雑誌のテーマは不倫文化を促進させているように

感じる方もいらっしゃるでしょうけれども、

私は面白い!と感じてます。

「モテるオヤジは、・・・」という表現が話題になり、

人気もある雑誌ですよね。

3月11日にもお話しましたが雑誌「LEON 」が、

なぜこれほど注目されているのかというと、

これまで「40才~50才という層の男性向けの雑誌」は

売れないといわれていた中で、

月10万部を販売し、

しかもこの雑誌の広告収入が非常に高いからです。


私は、まだこの雑誌の購読年齢層には達していないのですが、

将来のために(笑)、時々読んでます。


▼ちなみに、今発売されている10月号の表紙の写真です

leon2

重ねて写っているのは、

LEONの秘密と舞台裏 カリスマ編集長が明かす「成功する雑誌の作り方」 」!


この雑誌を読んでみるとわかるのですが、

商品の紹介の仕方がすごくうまいのです。

単に商品のモノとしての特徴を説明している従来の雑誌と比べて、

「その商品(アイテム)をこんなふうに身に着けると

女性からこういう理由で気に入られ、モテるようになる」というふうに

読者が「体験」を想像しながら入り込んで読めるような

書き方をしているのです。


LEON の読者の欲求に見事に火をつけてます。

これこそ理想的な「体験型マーケティング」!


さらには、こうして惹きつけた読者の方々(40才~50才

という層の富裕層の男性)というのは、

広告主から見ると非常に魅力的なターゲットでもあるわけです。

女性にモテるためにアイテムをそろえようと思うような40才~50才

という層の男性はお金にゆとりもある方が多いでしょうから、

広告主にとって自社の商品を是非売りたい層の方々なのです。


そこで、広告主の企業の方にとって、

こうした魅力的な読者を持つLEON という雑誌は、

非常に魅力的な媒体になるわけです。

高い効果が期待できるので、高い広告料を払ってでも

LEON に広告を掲載するでしょう。


そして、LEON という媒体は高い収益を上げれれる・・・

こうした見事な仕掛けが成功している雑誌ですね。


きっと、LEON を読んでいる方も楽しんでいると思いますし、

広告主、雑誌という媒体、読者それぞれにとって良い、

という理想的な仕組みです。


従来の雑誌への評価は、出版部数の多さ、「数」が

問われていましたが、

LEON の場合は「質」が高評価を生んでいる、

ということも興味深いです。

雑誌に限らず、ネット上のサイト、ブログ等

これからの時代の媒体にとっても

非常に参考になるスタイルだと思います。


そして、LEON のような人をワクワクさせられる「体験型マーケティング

こそが高い収益を上げることに成功し、

お金の流れも活発化させ、経済を活性化させるのだと思います。

もっともっとこうした動きを活発化させたいですね。


なお、「体験型マーケティング」に関しては、

経験価値マーケティング―消費者が「何か」を感じるプラスαの魅力 」(Bernd H. Schmitt)、「経験経済 」(B・J・パインII, J・H・ギルモア)、エモーショナルブランディング―こころに響くブランド戦略 (Marc Gob´e)、 「モノ」を売るな!「体験」を売れ!―エクスペリエンス・マーケティングがあなたの会社を救う! (藤村 正宏)等が参考になると思います。