iPod

 こんばんは、龍司です。

8月4日に、ついに日本上陸したiTunes Music Store。私も多くの曲をダウンロードしましたが、アップルコンピュータは8日、スタートから4日間で100万曲の販売を達成したとの発表をしました。ものすごいスピード成長ですね!3月16日にお話しました「ゴジラ企業 」の話を思い出しました。

ゴジラ企業に関する記事はこちら )インターネットを活用して「見えない大陸」の「新しい世界」において、旧世界では信じられないような大きな成果を出している企業です。


 アップルのスティーブ・ジョブズ氏のコメント: 「iTunes Music Storeは、わずか4日間で日本におけるNo.1のオンラインミュージックストアとなりました。日本の他の音楽配信サービスが1カ月で達成した実績の倍にあたる曲数が、iTunesではわずか4日で販売されたことになります」


 日本で設立された子会社アイチューンズ(株)のエディー・キュー氏は、「今後iTMSでは、コンテンツ数を増やし、提携レコード会社も増やす予定だ。時間が経てば、リアル店舗より大きくなる」と語ったのだそうです。(CNET Japanの記事はこちら


▼リアル店舗とは、例えばタワーレコードのように街に実際に店舗を構えて販売している店舗

tower


 iTunes Music Storeに関して、多くの方がブログの記事に書かれていたのを私も読んでみました。その便利さを楽しみつつも、曲数、アーティスト数がまだまだ揃っていないということを仰っている方もすごく多いですね。今後の課題は、レコード会社との提携をどこまで進められるかでしょうね。その課題さえクリアすれば、リアル店舗をあっという間に抜き去るでしょう。ネットでモノを買った場合、届くまでに時間がかかりますが、音楽の場合はデータでその場でダウンロードできてしまうので、手間もかからないですし、時間も圧倒的に短縮できます。優れたアーティストの曲をダイレクトにユーザー、ファンへと届けられるのです!

 リアル店舗は、ただ単にモノを販売しているというだけでは今までのような収益は保てないでしょうね。では、どんな戦略をとればよいのか?


 単純なモノの販売ではなく、リアル店舗は店舗ならではの「経験」を顧客に与えることが重要になってくるのではないか、と思います。iTMSにこれだけ多くの方が集まったのですから、リアル店舗もネットと対決するのではなく、リアル店舗ならではの「経験」の提供により、相乗効果を出していきたいところですね。

 私は今日、「経験経済 」という本を読んでおりましたが、これからのリアル店舗にとってだけでなく、すべての企業にとって重要な考え方が書かれています。(この本自体は1998年に書かれたもので、これはその和訳です。)

B・J・パインII, J・H・ギルモア
経験経済

追加・・・・potomacrockaさん からコメントをいただいたように、今回のiTunes Music Storeでの驚異的な現象を見ていると、CDが売れなくなっていた原因は「音源」ではないことがはっきりしたと思います。

 ここ数年、CDの販売が減少傾向にあることが頻繁にマスコミから報じられてきましたが、多くの方が好きな音楽で楽しみたいという希望は持っているのであり、アーティストからユーザーへと便利に届けられる強いニューミドルマンがいれば、曲はかなり売れるのです。

 人は何のために生きているのかといえば、楽しむために生きているのですから。

asobe