mac  

こんばんは、龍司です。

突然ですが、みなさんはマクドナルドのハンバーガーを食べてますか?

学生ホットラインさん が7月10日の記事「高級ジャンクフード 」で、

マクドナルドに関して言及されていました。

私自身もマクドナルドに時々行きますし、

日ごろから感じていることがありますので、本日はこのお話を。


新聞記事で読まれた方もいらっしゃるでしょう、

日本マクドナルドホールディングスは、

先月 2005年6月中間決算の業績予想を大幅に下方修正しました

4月から 集客力を高めるために3年ぶりに打ち出した低価格戦略

裏目に出てしまったようですね。

100円マック等の低価格メニューで来店客は増えましたが、

収益は上げられなかったのです。

最近の小学生は賢くなってまして、安いメニューが出れば

それしか注文しないんですよ。

例えば100円のハンバーガーを2個買って

ジュースもポテトも買わない・・・それで店の外に行って

安いジュースを飲みながらハンバーガーを食べてたりします。


2000年にハンバーガーの価格を平日半額にした頃は、

デフレ経済にも乗って集客に成功しました。

しかし、それでお客さんがマクドナルドのファンになり、

その後も店に通い更に別のメニューもプラス注文するようになったかというと、

そうでもないようなんですよ。安い時にだけ店に行くとか。


私が何よりも心配しているのは、

マクドナルドには かつてのワクワク感はなくなってきているということです。

私が尊敬している創業者の藤田田氏は、アメリカの「文化」を売っていました。

ただ単にハンバーガーという「商品」を売っていたわけではないのです。

ところが、日本も急速な発展を遂げて生活はどんどん欧米化した今、

マクドナルドに行って「文化」を感じる人は少ないでしょう。

私のイメージでは吉野家の牛丼の感覚に近いです。

お腹を早くいっぱいにするために単に食べ物を詰め込む場所のような感覚。

(もちろん、吉野家の牛丼はおいしいですし味も楽しめますが。)
 
原田会長兼社長は、記者会見で「来店客数を伸ばして収益を拡大する戦略は

間違っていない」と強調し、

今後は新メニュー投入などを通じて客単価向上を図ろうとしているようですが、

今後のマクドナルドの業績が回復するかは疑問ですね。

価格競争に陥り、顧客を惹きつける文化を持たない企業の収益は

どんどん薄くなっていくでしょう。

昨日もお話しましたが、インターネット革命以降、

顧客は豊富な情報を持っており、企業は「ガラス張り」状態の中で顧客に見られています。

単純に価格で勝負するなら、顧客はとことん安い商品を探し出すでしょう。

私は今のマクドナルドが文化を創れるか否かに今後がかかっているように感じます。


P.S.

昨日、いつも鋭い視点から記事を書かれているDuke Ken Usui氏 から

トラックバックをいただき、インターネット証券で先行してきた松井証券が

「取り扱い手数料」で楽天証券に抜かれたのだそうです。

今後の松井証券がどのような戦略をとったらよいか、

Duke Ken Usui氏 と共に今 考えているところです・・・・


※参考書籍: 日本マクドナルド創業者 藤田田氏の名著⇒

⇒ 「ユダヤの商法


※藤田田氏の文明流水論に関する過去の記事はこちら⇒

⇒「文明流水論 」(3月6日)



※追加。7月15日ライブドアニュースより(以下、引用)

日本マクドナルドは15日、価格やメニューの一部を22日と29日に改定すると発表した。

ハンバーガーとサラダ、飲み物をセットで販売する500円台メニューの大半を

30円ずつ値上げし、新メニューも追加する。

4月に導入した低価格「100円メニュー」の影響で客数が増加したものの

収益が大幅に低下したため、低価格戦略を見直し収益回復を目指す。

(以上)