こんばんは、龍司です。いや~、流行ってますね バトンもの。ミュージカルバトンの後、「コミックバトン」、それから「ブックバトン」なるものが私のところに回ってきました(笑) (「コミックバトン」は群馬で働くtomiya社長日本一ロックなWEBデザイナーを目指すjetcatさん から、「ブックバトン」はGyaoの記事のときにご紹介させていただきました花子さん から紹介いただきました。)今日で6月も終わりですし、本日は この話題に関してお話します。


 まず、私はコミックや小説は全くといっていいほど読まないんですよ(笑) 何を読んでいるかというと、社会科学の本とか、ミュージシャンの伝記とか、ビジネス書ですね。こういうドキュメンタリーものというか現実の生活で起きている事に関しての本は大好きでよく読んでいます。そこで 本日は「私が影響を受けた本 5冊」という題目で紹介させていただきます。


 本を紹介させていただく前に 群馬で働くtomiya社長 が「本」に関して非常に興味深いことをおっしゃっていますので紹介させていただきます (以下引用)

⇒「本」って素晴らしいですよね。

インターネット中心の世界になっても、本はなくならないと思います。 (by tomiya社長) 


 私も いつもインターネットの素晴らしさについてお話しておりますが、「本」というものは残ると思っているんですよ。どこが好きかというと、パラパラっとテキトーにページを開いて読めるところですね。偶然開いたページに発見があったりして、このラフな感じが楽しいです。

 
キース・リチャーズ 彼こそローリング・ストーンズ 」(著者: バーバラ・シャロン)

 この本は、The Rolling Stonesのギタリスト Keith Richardsの伝記です。私は高校生の頃 ギターを演っており,Keithへの憧れからこの本を読みました。特に60年代から70年代のSex & Drugs & R&Rという言葉で表される過激で常識から逸脱した彼のライフスタイルに関して書かれていて、まさにRolling Stone(転石)!!

 Rolling stone gathers no moss(転石苔つかず)という言葉は日本では悪い性質として語られがちですが、欧米ではカッコいい生き方を象徴している言葉です。Rolling Stoneという自由で楽しいライフスタイルを発見したという点で 私にとって重要な本といえそうです。


告白は踊る 」(著者: 小室 哲哉)

これは小室 哲哉さんのエッセイ集で、「音楽とビジネスの接点となった」という意味で私にとって重要な本です。私が大学生の頃に読みました。この頃まで私は音楽を演って遊びまくっていただけでビジネスのことなど何の関心もなかったのですが、小室さんがアーティスト業と平行してプロデューサー業を行い大きな効果を生み出しているのをみまして「ビジネス」というものに開眼しました。

 小室さんが天才プロデューサーとして騒がれている中で、冷静に社会を分析してヒット曲を生み出す「仕掛け」を考えている姿が感じられる貴重な本です。「nationalityとしての東京」とか「エンターテイメントの本質」とか・・・・この時期の小室さんはすごく冴えているんですよ。


構造と力―記号論を超えて」(著者: 浅田 彰)

この本は、「フランスのポストモダンと呼ばれるジル・ドゥルーズやジャック・デリダと出会うきっかけとなった」という点で私にとって重要な本ですね。ポストモダン哲学への入門書的な本です。
 「一定方向のコースを息せき切って走り続けるパラノ型の資本主義的ライフスタイルよりもあらゆる方向に逃げ散っていくスキゾキッズのほうが面白い」という浅田さんの考え方が 当時大学生の私の中でRolling Stones的で興味深かったんですよ。しかし、この本から発展してジル・ドゥルーズやジャック・デリダのほうがより大きな影響を受けました。

ユダヤの商法 」(著者: 藤田 田)


 この本は日本マクドナルド創業者である故藤田田氏の本で、世の中を「金儲け」の視点でとらえているところが私にとっては衝撃的でした。新しい視点を得たという意味で重要な本です。

 以前、記事に書いた「文明流水論」も藤田さんから学んだものです。


大前研一「新・資本論」―見えない経済大陸へ挑む 」(著者: 大前 研一)

この本は、ビジネスを行い始めてから読みました。大前さんからは、常識にとらわれない発想で物事を考え 高い収益を上げる、またクライアントに高い収益を上げさせることを考える視点を学びました。この本以外にも興味深い本がたくさんありますので、またこれからの記事の中でも みなさんに御紹介します。

 この本の中で「インターネット革命」による世の中の変化とその中でいかに対応するかが書かれていて、「見えない大陸」や「ゴジラ企業」という概念は非常に興味深いです。読むとなんだか元気になってきます。(特に お酒を飲みながら読むと・・・・)


 ということで、5冊紹介させていただきました。本を思い出しながら、自分の人生を振り返ってしまいましたよ(笑)良い機会でした。ありがとうございます。


 さて、バトンをお渡しする方についてですが 今日は夜も遅くなってしまい とても眠いので・・・・・・・・明日 発表します!・・・・と思ったんですが、今日 まずはお一人にお渡ししておきましょう。


今日、1人目 スチュワーデスが夢だった元名古屋城」のkiki78blog さんへ 「バトン」をお渡しします!

突然ですみませんが、どうぞ宜しくお願いします!


追加。2人目学生ホットライン」さん 是非宜しくお願いします。コメントを早速いただき、小説、コミック、ビジネス本すべてお読みになっているとのことで大変頼もしいです!ミュージカルバトンに続き、楽しみにしております!

 

追加。3人目来年からサイバーエージェントで働くbiz-student 」さん。一日3冊ペースで読書なさっているとのことで、どんな本が興味深かったか気になりますね。是非、教えてください。期待しております!


追加。4人目は、とても熱心な和光市市議会議員の松本さん 、是非 宜しくお願いいたします!議員になるきっかけとなった本等、是非 教えてください。!楽しみにしております。

追加 5人目は、幸せフルーツ探検中の31歳からのスイーツ道のamatouさん 、スイーツに関して関心を持つきっかけになった本等の紹介を是非、宜しくお願いいたします!




 

※ちなみに質問事項はQ① 本の所持数 Q②今読んでいる本は? Q③最後に買った本は? Q④ よく読むまたは思い入れのある本は? です。

質問に答えた後、バトンを5名に方に渡す・・・・ということで。ただ、どこまで質問に答えるか、またバトンを渡すかの判断は それぞれの方にお任せします。

 


※追加・・・・5名の方、全員バトンをお受け取りいただきありがとうございました!やはり好きな本や影響を受けた本について考えると その方の人生観とか考え方とかがわかりますよね。とても面白かったです。