こんばんは。フィリピン南部ミンダナオ島で、元日本兵と見られる男性2人が生存していたとの情報が流れ、驚きましたね。第2次世界大戦中、2人が在籍していた第30師団は、ミンダナオ島で作戦に従事していましたが、2人はこの島で終戦を迎えて、そのまま山岳地帯で60年近くも生活を続けてきたと見られています。
もし この2人が無事、日本に帰国できた時、現在の日本を見たら衝撃的でしょうね。約60年のブランクがあるわけです。同じフィリピンでは、ルバング島で終戦を知らずに潜伏していた元日本軍少尉の小野田さんが1974年、約30年ぶりに帰国した例があります。第2次世界大戦中の1940年代から小野田さんが帰国した1970年代の変化もすさまじいものでしたが、それからさらに30年、2000年代へと日本の社会は急速に変化しました。この変化の期間をまったく経ずに、いきなり現代を見たら想像力の範囲を超えてしまっていることでしょう。
携帯電話でメールを打っている人を見たらどう感じるのでしょうか。
おそらく1940年代の視点で1970年代を見ても驚きはするでしょうけれど「理解」はできると思いますが、 1940年代の視点で2000年代は「理解」できないと思います。1970年代という高度経済成長時代の工業社会は1940年代の延長線上にありますが、2000年代の情報化社会は1940年代の延長上にはないからです。
1940年代→2000年代の間に起きた大きなパラダイムシフトを感じる瞬間!