昨日19日、ジョン・スノー米財務長が中国政府に
「人民元」の早期改革を求めるためにオーリン・ウェジントン財務長官顧問を
中国特使に任命すると発表しましたね。
人民元が切り上げされるとどうなるのでしょうか?
◆ まず中国人の立場から見ると、
私も4月22日に「グリーンスパン議長
人民元に対し早期に変動相場制への移行を希望」
というタイトルでお話しましたが、
人民元が変動相場制への移行しても
中国はダメージを受けるとはいえないでしょう。
大前研一氏の見解を示しておきます。
⇒「元を切り上げたとしても中国の競争力はあまり変わらない
と思います。私は以前から元高待望論者に対して、
その無意味性を訴えてきました。
コモディティを作っているブラジルやオーストラリアなどとは違い、
加工貿易立国です。部品を輸入して作るため輸入量自体も多く、
元高になった際にはそれら輸入コストは下がって中国に好都合となります。」
ただし、「不動産価格の大暴落」の可能性はあるでしょうね。
つまり、「人民元の切り上げ」を見越して、大量の中国外からの資金が中国の「不動産市場」に流入し「バブル化」するでしょうけれども、人民元を切り上げた場合には、中国国内の不動産に流入した中国国外の資本がいっせいに引き上けられるので、バブルは崩壊し、不動産価格は大暴落・・・・
◆ 日本人の立場から見るとどうでしょうか?
よく話題に上がるのは「人民元切り上げの前に元を購入し、
人民元のお金の価値が上がることになるわけですから、
切り上げ後、日本円に戻せばかなり増える」という見方ですね。
私も人民元は少し持っておりますが、
(単純に、中国に遊びに行った時に元に代えたたものの使いきれずに
残ったお金を日本にそのまま持ち帰ってきたものがほとんどですが)
どうなんでしょう、
この辺でまとめて人民元を購入しておいた方がいいのでしょうか?
もしくは、「人民元でどうやって儲けるか」というタイトルの
メールマガジンを発行したり、本を出版したりして利益をあげるとか・・?
中国への関心が高まっていくこれからの時期、
中国を活用した収益の上げ方への「ガイド」役になること自体が一番儲かったり・・・?
変化が起きた時に有効なのは、
その変化そのものよりも、
その変化によって必要となる別の「資源」を提供することであることが多い、
ということを重視しておきたいです。
※本日の1冊・・・・「 1億稼ぐ! メールマガジン私の方法 」(著者: 石田 健)
