エターナルサンシャイン

3月19日から日本で公開されている、

アカデミー賞最優秀脚本賞受賞作品。

主人公(ジム・キャリー)は、

失恋により「愛する人との記憶」を消すために

「記憶を削除する会社」に手術を依頼します。

そして消えていく記憶の中。

「主人公の記憶」と「記憶を扱う会社」とを混在状態にして

表現していく脚本はすごいですね。

主人公が消そうとした「記憶」というものが「有限」なものです。

これに対し、「愛する人との記憶」だけではなく

「愛する人への愛」というものは、

タイトルのように「エターナル」(=永遠)のものだったのではないでしょうか。

それは、主人公自身の心そのものだからです。


「エターナル」(永遠)という言葉で私が思い出すのは、

ニーチェの「私は永遠を愛する」という言葉です。

ゴダールの映画「気狂いピエロ」のラストシーンでも引用されていました。


私は、また見つけた。

何を? 永遠を。 

海に溶け込む太陽を。」