リップルウッドホールディングスによる新生銀行の買収の頃から、

政治家の方々は外資を"ハゲタカファンド"と呼び始めました。
最近では、ライブドアによるニッポン放送買収騒動においても、

「このようなことが一般化されれば 日本企業は外資のハゲタカファンドの

食い物にされる」などという意見も聞かれます。
経営陣が変わって企業価値を上げて株価も上がるのに、

何か被害者意識があるように感じられるのです。
何を守ろうとしているのでしょうか?
能力の低い経営陣を守ろうとしているのでしょうか。

私は日本を好きですし、ユニークな特徴もたくさんあると思います。
しかし、日本の独特であるとされる文化でさえも、

もとをただせば中国やアメリカ等諸外国から入ってきたものをリミックスしたものなのです。
「日本発」の文化、「日本発」の企業という考え方にあまりにとらわれると、

逆に日本の文化や企業は弱くなってしまうのではないでしょうか。

ボーダレスな資本市場でルールに則って行動している企業からみれば、

日本はひとつの「市場」にすぎない、といえるでしょう。
たとえ自分が日本人であっても、「日本発で」モノを売るという視点にとらわれずに、

日本に」いろいろなモノを売る(文化を流す)というように、

日本をひとつの「市場」(マーケット)としてみてみる。

この「視点」を持つことによって、今以上に日本の経済、文化を活性化させられるのではないでしょうか。