AP通信によると、21日、
FRB(米連邦準備理事会)のグリーンスパン議長は、
米国内の製造業に打撃を与えているとして、中国元に対し
早期に変動動相場制への移行を希望するコメントを発表しました。
この発表を受けて、マーケットは怒涛の円買いとなりました。
また、グリーンスパン議長の楽観的な景気見通し発言を好感し、
アメリカのダウ工業株30種平均の終値は前日比206.24ドル高の
1万0218.60ドルで、上げ幅は2003年4月2日以来、
約2年ぶりの大きさとなりました。
ところで、元が安すぎるから高くするべきだという要望は、
以前から、かなりあります。
しかし、「元高」にしたとして、中国経済はダメージを受けるといえるでしょうか?
この点について、大前研一氏が興味深い見解を示しています。
⇒「元を切り上げたとしても中国の競争力はあまり変わらないと思います。
私は以前から元高待望論者に対して、その無意味性を訴えてきました。
コモディティを作っているブラジルやオーストラリアなどとは違い、
加工貿易立国です。部品を輸入して作るため輸入量自体も多く、
元高になった際にはそれら輸入コストは下がって
中国に好都合となります。」
中国は部品を輸入している加工貿易立国なんですよね。