pianoman  

こんにちは! 

最近 話題のピアノマンは、ズブ濡れのタキシード姿で保護された後、

ビートルズの「across the universe」やクラシックの名曲を弾いたそうですが、

文字通り 彼の名前はacross the universeしましたね!(笑

世界中を彼の名前が駆け巡りました。


このピアノマン、最近では“ヤラセ”疑惑も出てますね。⇒ライブドアニュース

私は、これは映画「ラヴェンダーの咲く庭で 」のプロモーションだという説が

最も信憑性が高いと思います。

浜辺に若い男が倒れているのが発見され、その謎の男がヴァイオリンを弾く・・・

というストーリーが似ていますし、

ちょうどこの映画はイギリスから世界へと配給されるところなんですね。

タイミング的にもバッチリです。


私が注目したいのは、このピアノマンがどういう人物かということではなく、

この映画のプロモーション方法です。

売り出したい映画を映画配給会社が

この映画はいいですよ!」といくら熱心に話しても効果は薄いでしょうが、

今回の手法のように(真偽のほどはわかりませんが)

事件」として記事としてニュース報道で取り上げられると

人々の関心は非常に高まります。

きっとこの映画は日本でもヒットするでしょう。


こうした広告の手法は、「擬似広告」と呼ばれています。

博報堂研究開発局から出版された「 ライブマーケティング―「見せる」広告から「まきこむ」広告へ 」という本のなかでも述べられていますが、

この広告のスタイルは今後、ますます重要になるでしょう。

これだけモノがあふれている世の中なので、

高度成長時代のようにテレビでマスに向けてコマーシャルを垂れ流ししていれば売れる、

などという時代ではないのです。


※UKで、このプロモーションの手法というと

やはりSEX PISTOLSのマネージャー マルコム マクラーレンを思い出します。

彼は、演奏もろくにできないミュージシャンを

事件」を次々と作ることによって注目を集めプロモーションしていき、大成功したのです。

いまでもSEX PISTOLSの伝説は語り継がれていますね。 

私の大好きなアーティストのひとつでもあります。 

実際、曲もいいんですよ。


※参考書籍:

ライブマーケティング―「見せる」広告から「まきこむ」広告へ 」(著者: 田中 双葉, 小野 彩)
ポストモダン・マーケティング 」(著者: スティーブン・ブラウン)

セックス・ピストルズ伝説 」(著者: リー ウッド)