ジャカルタ
スカルノハッタ空港へ飛んできました
とてもいい天気でした
先月２９日、
インドネシア地元のLCCであるライオンエア６１０便が
ここスカルノハッタ国際空港を離陸して間もなく消息を絶ち、
すぐに墜落したと判明する悲しい事故がありました
この事故をフライトレーダー等のデータを元に再現したアニメーションがいくつか公開されています
事故機が消息を絶った洋上
そして先日、
ボーイング社より、
操縦マニュアルの改善指示が出されました
どうやら事故の原因は、
マニュアル操縦時における、
水平尾翼のスタビライザートリムの不具合に起因していたようですね
今日も
この事故機が飛び立ったのと同じ滑走路を使って離陸しました
当たり前のことですが、
何かが起こった時、
僕らはお客さんとクルー
そして地上にいる人達の生命と財産を守る最後の砦です
もし同様の事態がエアバス機で起こったら
どうするべきか考えさせられました
スカルノハッタ空港北側の地勢
常に
知識を新しく
技術を磨き
思考を柔らかく保たなければいけません
一番怖いのは
”何か不具合が起こること”
よりも
”不具合が起こらないことに慣れてしまう”
ことだと思います
そういう時に限って
何か起こるもんなんです
常に危機意識を持って先を考えること
書くと簡単だけど
実践し続けるのは
なかなか難しいんです