去る一月ほど前、
ここシンガポールで行われた歴史的な米朝会談
その前日に
両首脳が来星するとの情報があり
僕はかなりの物々しい警備を予想していたのですが
実際に出勤してフライトを終えてみると
空港は特段変わった様子もなく
いつも通り
航空機の出発・到着が粛々と行われていました。
両首脳とも
民間のチャンギ空港でなく
隣の空軍基地であるパヤ・レバー飛行場に降りるんだろうな
と思い、
Flight Radarに目をやると
あれ、
これじゃない？
ピョンヤン→シンガポール
ん？ チャンギに降りるのか？
よく見ていくと
近くを飛んでいる同じエアチャイナ機は目的地が同じにもかかわらず
思い切り東へ振られている
挙句の果てには北にまで振られ
その周辺では
将軍様に道を開けるため
シンガポールに向かわせてもらえない哀れな飛行機たちの群れが
みんなここでグルグル回されて待機
バングラデシュエアラインは
エアフォース・ウンの前方にいたにもかかわらず
将軍様が通過するまでグルグル
ええい どかぬか～！
将軍様は進む
ほぼ真っすぐ進んだの将軍様が通った後は
あちこちで大変なことに…
そろそろ到着
着陸！
でも旅客ターミナルには行かず
エプロンで停止
ご到着と相成りました
おまけ
親鳥の後を追うように
こっちが本当のエアフォース・ウン
でも妹さんのほうが乗ってたらしい
トランプさんはパヤ・レバー基地のほうに降りたみたいです