本日の、全日空のボーイング747-400の退役をもって。
(通称ダッシュ400、一般名ジャンボ機)

日本の航空会社からジャンボ機が完全退役となった。

photo:01



優雅な姿。

海外旅行はいつもJALのジャンボ機だった。

もともとは軍用機として開発され、ボツになり採用されなかったため。

民間機に転用された経緯がある。

国際線用機材にのみに装備されるウイングレッド。

photo:02



翼端に付いたこんな小さな羽根(くびれ)が、乱流を防ぎ燃費を向上させる。

いわば国際線機材の証というか誇り。

機内からシャンパングラスを片手に。

このウイングレッドと二つのエンジンを眺めるのが、海外旅行の醍醐味だった。

ジャンボ機が主役だった時代とは。

いまは完全に空の世界の常識や勢力図が変わってしまった。

このような、空の世界や、いまだ見ぬ土地への期待を抱かせるような旅客機が登場する事は、今後ないだろう。

ありがとう、ダッシュ400!