ドアクローズし、いよいよ出発。
滑走路までのタキシーウエイでCAが食事のオーダーを取りに来た。
飛行時間の短い国際線ならではのサービス手順だろうか。
シャンパンと夕暮れの成田の景色に集中していて、全くミールチョイスを忘れていた。
いきなり尋ねられ慌てる・・・
『鶏胸肉のソテー・ゴルゴンゾーラチーズ詰め』をオーダー。
離陸して、ベルトサインが消えたらすぐにサーブされた。

妻は、『金目鯛のフライ・甘酢あんかけ』をオーダー。

こちらも美味しそう。
娘は、席は確保したが、離陸に備えて妻が抱っこしている最中に撃沈

シートを全開に倒して即席のベットを作り無事に着地。

お陰で、ゆっくり機内食を楽しめそうだ。
しかし、事前に特別オーダーしたチャイルドミールを娘に食べさせられなかったのが心残りだ。
機内食はワンプレートでサーブされ、とても美味しい。
アメリカのエアラインのエコノミーは正直???って味だけど。
ビジネスとなると全然違う。
日系と比べても遜色ない。
カリフォルニアの白ワインと供に美味しく頂けた。
食事が終わるとシートを倒して、食後の仮眠タイム。
機内の照明も消された。


映画を見る時間はないので、みんな仮眠したり読書したりして、くつろいで過ごしているようだ。
デルタのビジネスシートは最新のシェル型シート(前の席がリクライニングしても倒れて来ない)やフルフラットのタイプではないものの。
実際使ってみると、凄く快適。
写真で見ると正直、最新シートには見劣りするが、実用上は全く問題ない。
競争力は十分と言えるだろう。
アメリカ東海岸までフライトしても快適に過ごせるだろう。
ちなみに、シェル型シートを世界で初めて航空機に実用化したのは、JALである。

シャンパンとワインを飲み過ぎたせいか、すぐにウトウトしてきた。
と、娘が耳を押さえて突然泣き出し、起きてしまった。
気が付かなかったが既にシップは降下を始めていて、気圧の変化で耳が痛くなったようだ。
慌てて起きて、ジュースを飲ませる。
娘のご機嫌を取っているうちに、あっという間に着陸。
やっぱりグアムは近い。
時間帯にもよるけど、子供を寝かせてしまい。
機内の気圧が上がる降下の際だけ気をつければ、他の搭乗客に迷惑をかけずに、なんとかフライト出来そうだ。
ただ子供も、面倒を見て神経を使う親も、このくらいの距離が正直限界であろう。