三連休の初日。
都心でも寒さが厳しく、積雪も観測された。
そんな寒さとは無縁の常夏のハワイに向かうJAL便で乱気流による負傷者がでたようだ。
JAL機ホノルル便で乱気流?乗客ら4人重軽傷
11日午前3時30分頃(日本時間)、成田発ホノルル行きの日本航空74便(ボーイング767—300型機、乗員11人、乗客239人)が、ホノルル空港の西約300キロの上空で機体が激しく揺れ、乗員乗客計4人が骨折などの重軽傷を負った。
国土交通省や日本航空によると、乱気流に巻き込まれた可能性が高いという。同便は約20分後にホノルル空港に着陸した。
JALのボーイング767-300ERは240人乗りなので(ビジネス30、エコノミー210)満席。
連休とはいえ、シーズンオフで100%の搭乗率は立派だ。
今まではジャンボ(ボーイング747-400、450席)が就航していたので、機材の小型化によって搭乗率は飛躍的に向上した。
まあ、それはさておき。
冬のホノルル行きの太平洋上ではこのような予期せぬ乱気流がよく起こる。
数年前のユナイテッド航空便では死者が出たほどだ。
事前に雲や気圧配置を計算しで揺れの少ないルートを飛ぶし。
数分前に付近を通過した他の航空機からの揺れ情報も、無線で入る。
パイロットは目視やレーダーで雲の状況を絶えず監視している。
でも事前に揺れを100%予想する事は不可能だ。
この便は間もなく着陸態勢に入る状況だったのだろう。
(ホノルル空港まで300キロ、約20分の地点より)
客室乗務員は、ベルトサイン点灯に備え最後の確認や片付けをしていたのだろう。
乗客は夜便という事もあるし、トイレやメイクでもしていたのだろう。
やはり、いつ揺れても大丈夫なように飛行中は必ずシートベルトは締めて。
席を立つ時は、身構えておく必要がある。