スカイマーク、エアバスからA380購入へ

スカイマークは8日、航空機製造で世界最大手のエアバスと2階建て超大型旅客機「A380」を導入することで基本合意したと発表した。

来春にも6機の購入契約(うち2機はオプション)を結び、2014年をめどに国際線に導入する計画。これにより長距離大量輸送を通じた低価格を実現し、利便性の向上に努める考えだ。




JALもANAも見送ったエアバスA380の導入。


新機材の導入は極めて経営的なリスクを伴う。


パイロットは勿論、客室乗務員や整備士などもイチから資格を取得しなければならない。


乗員の訓練施設だけでなく、機材の予備部品や、ハンガーという、空港内のいわゆる飛行機の整備場の確保も必要。


世界一の大きさの機体だけに今までの物を使い回す事など不可能。


しかもスカイマークはボーイング737という小型機で統一し、コストを削減してきた。


いわゆる、格安航空会社(L.C.C)モデルの会社だ。


それがいきなり初めてのエアバス機材。


超大型機で国際線にも進出するという。


上記のように機材の値段に加え、さらに膨大なコストがかかる。


果たしてそんな事して大丈夫??


勝算はあるのだろうか??


アメリカのサウスウエスト航空のようなL.C.Cを目指すのか
          or
JALやANAに次ぐ第三のメガキャリアを目指すのか


スカイマークの意図が読めない。


個人的には日系エアライン初のA380を歓迎したい所だが・・・


最近の経営状態が良いだけに。


晴天乱気流に自ら飛び込むような事にならなければ良いが。


どうなるか非常に興味深い。