ヘイフンテラスからお部屋へ。

エレベーターからすぐの場所。
ペニンシュラ東京は一棟建てのホテル。
(土地・建物の所有は三菱地所、賃貸借契約の直営店経営)
近年の外資系ホテルはオフィスビルの高層階に入居するスタイルが多いなか。
(パークハイアット、マンダリン、リッツカールトン、シャングリ・ラなど)
これは極めて珍しい。
一棟建てだと、お部屋の間取りなどの自由度が高いが、眺望がどうしても犠牲になる。
もっとも低価格なカテゴリーのお部屋だけに今回もそうだった。
これは上記の理由から仕方のない所だ。


と言っても、ボトムグレードのお部屋でもこの広さと豪華さである。
リビングスペースと、ベットスペースがソファーによって完全に仕切られている。
壁とドアのないジュニアスイートと言っても大袈裟ではない。
この秘密は部屋の間取りにある。
一棟建ての特権とも言えよう。
お部屋が横長なのである。
一般的なホテルはドアから入ると縦長の部屋が多い。
ベットに腰掛けてテレビを観て、窓際に小さなソファーとテーブル(デスク)があるというレイアウトだ。
しかし、ペニンシュラはドアを開けて部屋に入ると横長のレイアウト。
実に機能的に出来ていて、居心地が良い。
ソファーに座りながら、テレビが観れるのだ。

エントランスとお部屋は栃ノ木の一枚板の引き戸がある。

天井は杉を編んだ網代天井。
一枚板の引き戸といい、和を強く意識させる。

無料エスプレッソマシーンも完備。

ベットはシモンズ製。
非常に寝心地が良い。
最高と言っても良いだろう。
このようなペニンシュラのお部屋。
今まで仕事やプライベートで国内外の様々な高級ホテルを泊まり歩いてきたが。
派手な夜景や眺望は期待できないものの。
部屋だけで評価すれば(スイートは除く)間違いなく日本一である。