明日はJRのダイヤ改正。
東日本エリアで見ると、目玉はやはり。
横須賀線の武蔵小杉駅の開業。
周辺には超高層マンションが次々と新築され、数万人が一挙に入居。
東急の乗換駅として有名であった武蔵小杉。
昔は企業のグランドや工場などのエリアが再開発によって、一気に高級住宅街へ。
渋谷・品川・横浜へ20分以内でアクセスできる。
しかも、特急成田エクスプレスも停車する。
神奈川では最も注目されているエリアに成長した。
新築マンションも標準的な3LDKだと最多価格帯で7000万円前後!
今後の発展がますます期待される。
一方で、衰退するものも。
上野から長岡経由で北陸・金沢を結ぶ夜行列車。
寝台特急『北陸』
急行『能登』
の廃止。
学生時代にずいぶんとお世話になった。
特に能登号は急行と言う事で、特急よりも料金も安いし。
座席列車だから寝台料金はかからないし。
学生時代の貧乏鉄道マニアの自分に取って、重宝した存在だ。
(その代わり、座席で一晩過ごさなければならない)
時代の流れとともに役割を果たし、静かに引退する夜行列車。
晩年は乗車率30%程度と低迷していたらしい。
旅情や思い出などを理由に、不人気列車を存続する事は営利企業にとって許されない。
廃止も止むなしか。
さすがJRはシビアだ。
しがらみや政治家へのご機嫌取りで不採算路線を運行し続けたJALと大きく違う所だ。
春の恒例行事、ダイヤ改正。
明るい話題だけでなく。
実は同じくらい寂しい話題も多い。