ここ連日新聞の一面独占のJAL再建問題。
OBの年金減額同意リミットが迫る中。
様々なファイナンスプランを駆使して運行維持(延命処置)をはかる。
一方ANAが来月デビューの北米線新型シートを発表。
ビジネスクラスはついに完全フルフラットシートに。
そしてビジネスクラス以上の機内食や飲み物はシートのタッチパネルモニターで好きなときにオーダー出来るという。
これは世界初の試み。
JALを一歩先行くサービス。
企業イメージもサービス内容も完全に追い越されてしまった感がある。
ここでちょっと独り言。
JALの燃費の悪い大型ジャンボ機(ボーイング747-400)。

お荷物的にさかんに報道されている。
しかし。
いくら燃費が悪くても、運行実績、距離が最も長く。
世界の旅客機で最も信頼性の高い機材と言われている。
そして、単純な話かっこいい。
他社に比べ、パイロットやCAの余裕ある勤務体系、訓練頻度。
充実した上級クラスの地上、機内サービス。
席が確保しやすいマイレージ特典。
これは人件費(コスト)の無駄という表現の他に、安全性、顧客満足度の向上とも表現出来る。
こういった部分は真っ先に見直しの対象になるであろう。
路線も次々に削減され、完全撤退の国もある。
再建のためにそんな状態になってしまうのは利用者としては寂しい限りだ。
JR西日本のように、利益重視で安全性を軽視する事なく。
今後も我々を世界の色々な国々に連れて行って欲しい。