高速道路の無料化
本当にやるつもりなのか??
通行料金が無料になったところで、維持・整備費も無料になる訳ではない。
(先月の静岡の地震で崩落した東名高速を思い出してほしい)
当然多額のお金がかかる。
そのお金はどこからくるのか?
建設に使った費用の借金はどう返済するのか?
『無駄な官僚天下りや公共事業の削減から捻出する』
聞こえは良いが、結局は税金だ。
無駄を省いて、浮いたお金で国家の借金を減らすなら大いに結構。
なぜ浮いたお金を高速道路にかかる費用にまわすのだ?
その浮いたお金は元々は我々が納めた税金。
ただ使い道を変えただけでしょ。
(無駄に使われるよりはマシだが・・・)
つまり。
高速道路無料=その費用は税金で国民全体で負担
という事になる。
車や運転免許を持っていない人も間接的に負担させられることになる。
何度も言うが、税制は公平が原則だ。
これでは全然公平ではない。
物流コストが下がり、車を持っていなくても間接的に恩恵を受けるなどという屁理屈を並べている。
もう呆れて何も言えない・・・
無料なんてとんでもない誤摩化しだ。
それに渋滞悪化の懸念がある。
二酸化炭素排出削減に逆行するという意見も。
こんな政策が国民に受けているのが納得いかない。
高速道路の無料や料金見直しは置いておいて。
以前より主張している重量税の廃止が先ではないか。
車を持っている人全員に恩恵が及ぶ。
(高速道路を使わない過疎地の高齢者にも恩恵がある)
どうも内容や公平性、実現可能性よりインパクト優先という感じが強い政策だ。
でもホントに実行するつもりなのか???