今朝の新聞より。

賃貸住宅の常識?となっている更新料。
2年に1度、一ヶ月分の家賃が通常、更新料という名で請求される。
以前は仕方ないと思っていたが・・・
よくよく考えれば納得のいかない部分もある。
『家賃を定期的に見直す為に契約を区切っています』
『もちろん家賃が上がる事もありますが、下がる事もあります』
そのための更新料ですと説明される。
家賃を見直すという趣旨はわかるが。
なぜ見直す為に我々はお金を払う必要があるのだ??
見直すだけなら3ヶ月前には通知するとか。
給料みたいに4月に改訂or据え置きか決定します。
などと賃貸契約に盛り込んでおけば良いだけだ。
家賃見直しの機会に乗じてお金を取ろうなんてちょと乱暴ではないか。
しかも見直しといっても家賃が下がることはまずないし。
今回は違法と認定された日本初の判例。
以前、消費者金融のグレーゾーン金利無効の判例によって。
過払い金利の払い戻し請求が殺到し、各社の経営を圧迫した。
賃貸不動産でも今回のような判例は今後に少なからず影響が出るのでは。
時には常識や慣例を疑ってみる事も必要だ。