案の定今回の都議選は自民党の惨敗で終わった。
国政と都議会は別というけれど。
今回は自民はダメ、麻生じゃダメ。
という雰囲気が。
じゃ民主にしてみようという考えに誰もが流されてしまったのではないか。
マスコミなども色々と揚げ足取りをして世論を誘導している感も否定出来ないが・・・
前回の衆議院選挙、いわゆる郵政選挙の時と雰囲気が似ている。
小泉さんの劇場型選挙。
郵政民営化の是非はよくわからないけど。
たぶん小泉さんの言う事なら正しいのではないか。
そんな空気になりみんな自民党に投票。
当事者の小泉さんは息子にバトンタッチしてとっとと引退宣言。
確かに自民党の最近の政策、内部のゴタゴタは酷いものであった。
ただし民主党が優れているかというと。
そんな事は全然ない。
民主党が政権を取ったら消えた年金がみんな返ってくるとでも言うのか。
高速道路無料化や高校までの授業料無料化。
子供手当の支給に消費税の据え置き。
聞こえは良いが。
はっきり言って無茶無謀な政策。
無駄の削減をしてもそんなお金が日本にある訳ない。
冷静に考えればわかりきっている事だが。
今の日本はそんな無茶無謀な夢物語にしか、すがる事が出来ないのか。
もうちょと現実を見つめた方が良い。
夢はいつかは覚めるものである。
民主党の圧勝の陰に隠れがちだが。
今回の選挙でその点が一番不安に感じる。