今日は暖かく初夏を思わせる天気

とても気持ち良い

昨日の日経の記事。
この不景気にもかかわらず好決算企業について。
ユニクロにニトリはわかるとして。
カッパ寿司??
中学生のときよく家族で行ったカッパ寿司。
懐かしい。
もう10年以上行ってないのでは。
そのカッパ寿司がそんなに業績が良いのか・・・
それなら行ってみよう

ネットで調べたら意外にも自宅近くにあった



13時近くに行ったのにとても混んでいる


60人待ち

なるほど入店前なのに儲かってそうな予感。
でも30分弱ですぐに名前が呼ばれた。
回転寿司だけに。
予想以上に回転率が良いのだろう。
次から次へとお客は来るんだけど。
同じ程度のお客が会計を済ませて出て行く。
店内はお寿司が流れているレーンの周りに。
席がぎっしり配置されている。
あれ?
お寿司を握っている人が見えない。
食べているお客の姿しか見えない。
店員も入り口とレジ付近以外には見当たらない。


席に着くと頭上にタッチパネル式のオーダー装置が。
昔よりはるかに進化している。
流れていないお寿司が食べたい時はこれで注文する仕組み。
よくある回転寿司のパターンとしては。
中央に職人さんがお寿司を握っていて。
その周りにお客が座る方式。
握っている職人さんが見れる楽しみはあるんだけど。
スペースの割に客席数が設置出来ず。
わざわざ職人さんに声かけて注文しなきゃならないから手間がかかる。
注文が出てくるまでの待ち時間も長くなる。
(回転率の低下を招く)
このカッパ寿司方式だと。
①スペースの割に客席を多く設置出来る。
②人件費を大幅に削減出来る。
(裏方に職人さんを集中配置してオーダーを黙々と作れば良い)
注文したお寿司は。
流れているお寿司のレーンの上に。
特急レーンというのがあり。
新幹線の模型の上に乗って各席まで自動で運ばれて来る仕組み。

全自動だ。
確かに効率が良い。
ただ反面。
店員との会話は入店時と会計時のみ。
職人さんとの触れ合いは一切なし。
徹底しているな。
一方味の方は。
とても美味しい

しかも全品一皿105円だけに。
好きなネタをどんどん取ってしまう。
皿の色を気にする必要もないし。
食べた値段を暗算する必要もなし。
(回転率の向上??)
全般的に大満足のカッパ寿司。
儲かる仕組みもなんとなく読めた。
①徹底した回転率の向上。
②人件費、店舗スペースの効率化。
③子供を狙ったいろいろな仕掛け。
④値段の割においしいお寿司。
ファミレス壊滅状態の外食産業で。
儲かるにはやはりそれなりの仕組みがあるんだな。
美味しいお寿司で。
色々と勉強できた。
やっぱりこの時代は。
ありきたりな広告やチラシ。
割引クーポンとか。
ダイレクトメールとか。
一般的な手法だけでは不十分のようだ。