今日は航空会社のマイレージについて。
最近は家電量販店をはじめとして、ポイント制度を導入している事が多い。
ほんとにポイント社会と言っても過言ではない。
そこで飛行機のマイル。
元々ハイジャック対策で導入されたのがマイル。
頻繁に搭乗する顧客のデータをあらかじめ登録しておこうという趣旨。
クレジットカード機能があれば、金融情報や個人確認も把握できる。
時は流れ今や家電量販店のポイント的に使われている。
ポイントからマイルへ相互交換システムもあり複雑極まりないシステムになっている。

マイルの交換レートなどは企業秘密になっているようだが。
決算書から推定するに。
基本は1マイル2円ということである。
例えば。
あるお店のお買い物ポイント10000ポイントを。
JAL5000マイルに交換するとすれば。
(一般的にマイルに変換するとレートは落ちる)
あるお店はJALに5000×2円。
計10000円の手数料を払い。
あるお店の顧客にマイルを付与するようJALにお願いしているのである。
こうして我々はマイルをゲットできる。
お店は10000ポイントを自分の店の無料買い物券10000円分に変えるのと同じようなもの。
客寄せでマイル交換特典を用意している。
一方航空会社は。
運行経費の大部分が燃料と税金、空港着陸料などで。
固定費の割合が非常に多い。
意外に知られていないが。
旅客機が他国の上空を通過する際は。
領空通過料金を国に払っている。
無料で数人多く搭乗させたところで経費はほとんど変わらない。
つまりマイル制度は航空会社にとってはおいしい制度なのだ。
よって色々な企業やお店とマイル交換制度の契約をしている。
マイルを行使されてタダで搭乗されてもあまり痛くない。
一方他の企業からはマイル付与の変わりに手数料キャッシュが入ってくる。
客はマイル目的で自分の航空会社をひいきにしてくれる。
万々歳。
我々は無料で100万円以上もするファーストクラスに搭乗出来る。
では最もお得にマイルが貯められるのはどこの会社か?
貯め方で効率の良い方法は?
マイルで無料航空券って簡単に取れるの?
とても気になる。
詳細はまた次回。