今回も前回に引き続き 「パイロットになることで開発できる能力」というテーマで書きたいと思います。

 

今回は 「情報収集力」 という能力について。

 

前回の記事にて、フライト前のフライトプランニングに始まり、自分で飛行機を飛ばしA地点からB地点に行くまでに常に求められていることの本質は「自分の頭で考える」ことである、そしてそれは、安全に飛行機を飛ばすために常に 「ベストな選択をする」 ためであるとお伝えしました。

 

この 「ベストな選択」 をフライトプランニング及びフライト中にするために必須になってくることの一つが 「情報収集」 です。

 

パイロットになるとフライトを始める前のプランニングから常に情報収集するということが習慣になります。フライト前に収集する主な情報とは、具体的には気象予報です。一つの空港周辺だけでなく、 クロスカントリーフライト (A空港からB空港に向かうフライトのこと) ともなると、数日前から、長距離のものとなると一週間前からルート上の気象情報を収集し始めます。そして、気象情報を収集することはフライト前のフライトプランニングに留まらず、離陸後から目的地空港に到着するまでの間常に求められます。これらは、フライト前から目的地空港に着陸するまでの間常にベストな選択をするためです。

 

また、パイロットが収集しなければならない情報は気象情報だけではありません。空港で飛行機の準備を始めた段階では、その空港の他機による混雑状況、地上での風向き、それに基づいた利用滑走路、飛ばす機体のメンテナンス状況から始まり、エンジンをかけてからは無線を使って航空管制官から飛行機を滑走路までタキシングするための情報を常に収集しています。そしてフライト中は、無線によって航空管制からルート上の他機の飛行状況の情報を収集することはもちろん、コックピット内の多くの計器をモニターし自機のコンディションを知るための情報を常に収集しています。目的地空港に着陸後も、安全にランプ (飛行機の駐機場) で飛行機を停止させるまでの間常に航空管制からその空港の情報を収集しています。

 

上記のように、パイロットであるためには「常に情報収集する」ことが求められるのです。

ここまで説明すれば明らかではありますが、パイロットになると 「情報収集力」 が開発されます。

 

ですので、情報収集力を開発したい、今より高めたい、と想われている方には、パイロットになる(自家用操縦士免許だけでも)ことに挑戦してみるのは良い手段になると思います。

 

今回もここまで読んでくださり、ありがとうございました^^