このテーマにおいて、3つ目の能力は、「先を読む力」です。

 

実は、これは前回2回に渡って書いた「情報収集力」 と 「自分の頭で考える力」 が養われる過程で自然と開発されてくる能力です。

 

「パイロットになることで開発できる能力 ②」 の記事にて、安全に飛行機を飛ばすためにパイロットは常に 「ベストな選択をする」 ことが求められる。そして、そのために「情報収集」 し 「自分の頭で考える」 ことが求められる、と説明しました。

 

「情報収集」→ 「自分の頭で考える」「ベストな選択をする」 

 

という一連のプロセスの中で、パイロットは「先を読む」 という思考を必ずしています。

 

 

例えば、フライトプランニング時の「先を読む」では、必要燃料積載量や緊急事態の際に向かうことができる代替空港、代替飛行高度やルートといったことを思考し、ベストなプランニングに繋げていきます。同様に、フライト中は常に周辺の空域状況や気象状況を無線やインターネット(現在)でモニターし、そういった変動する情報を基に「先を読む」ことでベストな選択に繋げています。

 

上記のように、パイロットは「ベストな選択をする」ために必ず「先を読む」という思考プロセスを経ており、結果として「先を読む」能力が開発されるのです。

 

ここで1つ明記しておくことは、パイロットが「先を読む」思考をする際には常に「客観的情報に基づいている」ということです。

 

多くの人々が「先を読む」という思考を日常生活の中で行うとき、それは多く自分の経験に基づいた写し鏡の像、あるいは思い込みとなりやすいのです。しかし、それでは本人が “ベストな選択に役立つ” と感じていても、客観的にはそうでないという場合が多いです。

 

「客観的情報に基づいた思考」「ベストな選択」を選び出す訓練を積むと「先を読む」能力が開発されていきます

 

ですので、「的確な先を読む能力」を開発したいと想われている方には、パイロットになることに挑戦してみるのは良い手段になると思います。

 

今回もここまで読んでくださり、ありがとうございました^^